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期限切れ鶏肉の長期輸入騒動 [食品]

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23日、この1年間、中国の米国食品加工会社上海福喜食品からの輸入加工品に、
計5956トンにも及ぶ期限切れ鶏肉が混入された事件が生じて、その納入先が、
マクドナルドと、ファミリーマートであることが報道されました。


通常的では、中国の多くの食品加工会社は、その生産ラインを国内と国外向けに
分けて製造をしていると言われ、中国の輸出検査が厳しくなっている中での、
この混合は疑問視され、中国当局に調査を求めている。


日本マクドナルドは、該当のチキンマックナゲットを販売する500店舗でその
販売の中止、他店からの製品を22日から補給し、又ファミリーマートは、
ガーリックナゲットとポップコーンチキンの販売を22日から中止しています。


上海福喜食品の親会社OSIは、米国に1909年創業の非上場会社で、世界17ヶ国に
60店舗を持つ米食肉加工の大手で、中国には、10社の関連子会社を有しています。


この事件は、これら米国系の大手会社の管理体制と、日本国の輸入検査体制の
ぜい弱さを示したものであり、残念で慙愧(ざんき)に堪えないものです。


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