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ダライ・ラマとの「転生」断絶は仏教の存在を指定する [宗教]

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チベット仏教の最高指導者で、亡命中のダライ・ラマ14世(79)は、チベット仏教の根幹となる、
「観世音菩薩」の転生後継者選びの制度を廃止するとの見解を、独紙ウエルトに示しました。


これに対し中国政府は、「チベット仏教の正しい歴史を破壊するもの」と、反発しています。
が、チベット仏教の正しい歴史を破壊したのは中国共産党です。


仏教の輪廻は、仏教そのものの真理でありますので、この根幹を歪めることは、転生の
否定を意味し、チベット仏教の崩壊に繋がるのです。


ダライ・ラマ14世チベットを追われて、現在、インド北部のジャム・カシミール州ラダック地
区に住む、既に高齢となった「ダライ・ラマ」の後継者選びに、中国政府は、政府主導で、
その後継者に親中派の、高位者のパンチェン・ラマを決めたい意向です。


ダライ・ラマ卿は、ミヤンマーやスリランカなどの東南アジアで生じている、仏教徒の相次ぐ
イスラム教徒への暴力を停止するよう呼びかけている。


チベット仏教が、宗教的後継者選びの伝統制度を、中国の政治的政策に利用されることの、
政治権力が宗教に対する弾圧は、日本も含め何れの国でもその歴史が延々と繰り返されて
います。


チベット仏教におけるダライ・ラマ卿は、「観世音菩薩」、慈悲の生き仏であり、チベット国民に
とって、絶対的な精神の支柱であります。


仏教を解せぬものが、上辺の政治的党利党略に利用する思考は、その次元に天と地の差の
違いがあるもので、そのこと自体が、仏教を破壊する行為なのです。


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