SSブログ

食物アレルギーと腸内細菌プロバイオティクス治療 [乳酸菌]

スポンサーリンク





昨今の、食、医療など“健康”にまつわる情報は日々更新され、国民の関心が集まる中で、
食物アレルギーがあります。


厚生労働省によると、日本人の全人口の1~2%(乳児に限定すると10%)に、児童生徒は
45万人(4.5%)に何らかの食物アレルギーがあり、これら年少児童の発症増加は、要注意
課題であるとしています。


特にアレルギーの発生件数の多い「卵、乳、小麦、えび、かに」、や、症状の重くなる「そば、
ピーナッツ」を含む計7品目は、その食物アレルギーに、有効な治療法がないため、食品衛生法
により食品の表示義務が課され、個別の選択で、その原因となる食品を避け(除去する)、
治療や予防に繋がることを推奨しています。


さて、現在米国ボストン在住の大西睦子氏が、ハーバード大学における食事や遺伝子と
病気に関する基礎研究の経験、論文や米国での状況などをグローバルな視点で解説して
いますが、その中で、米国シカゴ大学研究チームが、非常に興味深い発見をしたことが
米国科学アカデミー紀要に報告されています。


それによりますと、個の食物アレルギーは、腸内細菌が影響していると言うことです。


この研究では、「抗生物質の乱用、高脂肪食、帝王切開での出産、一般病原体の除去、
人工乳等の刺激が、食物アレルギーの原因となるとし、抗生物質で免疫反応を起す
ことに対して、体内に常駐する「クロトリジウム菌」を注入すると、食物アレルゲン(抗原)が、
血液に入ることを防止して、この反応を減少させることを発見したのです。


この発見で、身体に要影響を及ぼす微生物の乳酸菌(プロバイオティクス)が治療薬して
利用する、プロバイオティクス治療の開発が進められると述べています。


スポンサーリンク





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました