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牛乳の摂取と健康の非常識? [食品]

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日本人のカルシウム不足が叫ばれて牛乳の摂取が推奨されてから、可なりの年月が
経過しますが、その間一部の学者や業界の間で、加工牛乳の健康への影響の功罪が
論じられてきました。


これについて、スウェーデンチームの、英医学誌「ブリティッシュ・メディカルジャーナル」で
29日発表した、39~74歳の女性61,000人を対象とした20年に亘る観察データと、11年
間の男性45~79歳までの45,000人を対象とした観察データの、ライフスタイル、喫煙、食事、
体重、運動頻度、教育、婚姻歴、をもとに、「寿命と骨折」の調査を実施した論文結果が
発表されました。


そレによりますと、この期間で、うち死亡が25,000、骨折が22,000人となり、牛乳摂取量の
多い人は、少ない人に比べ、その寿命は短く、骨折は増えると言う、現在の常識に反する
非常識の結果となっています。


論文内容は、女性の10年間で、牛乳1日3杯飲む人の死亡数は180人に対し、それ以下の
人の死亡数は、126人、内1杯以下の人の死亡数は110人であったと言います。


他方男性のそれは、1,000人中207人、平均で189人、摂取の少ない人の人数は182人と
なっていて、その差は、女性の場合より少ないと言えます。


又、女性の股関節部骨折については、摂取量の多い人は、1,000中42人、平均で35人、
日1杯未満は31人で、少ない人に比して骨折率も、死亡率は高いと判断しています。


他方の男性の骨折の割合では、殆ど差が無いと述べています。


この原因につきましては、牛乳に含まれる、糖類の「D-ガラクトース」の老化促進を上げ
ています。


これに対する特筆は、今回の研究で、チーズとヨーグルトなどの発酵食品の摂取量の
多い人は、死亡数も骨折率も低下するとしていることです。


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