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五穀豊穣【新嘗祭】の日本と神道 [五穀豊穣]

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世界の農民にとって、土、雨、太陽、風、火、によってその生活を守られてきたもので、
これ無くしては、人間はこの世に存在することはありませんでした。

太古の飛鳥時代より、この5つの自然の要素は、神として崇め、その感謝の心を表す
ものとして、神に五穀豊穣の祈りを捧げる儀式が、【新嘗祭】です。

五穀豊穣とは、人の少量として必須の穀物の米、麦、粟(あわ)、稗(ひえ)、豆、の事で
その主とする穀物や野菜などが、四季を通じて授かることを指します。

今日では勤労感謝の日となりましたので、自然に感謝すると言う「色合い」は薄れ、
これに伴う、神へ即ち自然の営みと、その恵みを感謝する心が、人々から離れて行きました。

仏教では、この神の五神力を、宇宙の五輪構成要素として伝えられ、日本では五輪
の塔図になったものと考えられています。
この五輪塔図が、後の「墓塔」の方に変わり、土は方形の地論、水は円形の水論、
火は三角形の火論、風は半月形の風論、空は団形の空輪を表しています。

墓塔は、自然の御心の神に護られる自然に返す場として形作られ、伝わったものでしょう。

この様に深い信仰的又は、宗教的要素を持つ日が、今日の勤労感謝の日ですので、
古代より自然の力に感謝して、夫婦その他の家族全員が、共に協力して、汗水をたらし、
日々の辛難甘苦に耐えながら、懸命に労働し、そして平和な暮らしを願って過ごして
いた姿を、思い出して、神仏の尊さに感謝しいたいものです。


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