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湯川遥菜さん殺害の痛ましい報道 [イスラム国]

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過激派テロ集団が集合するイスラム国に拉致された湯川遥菜が殺害されたというニュースが
24日の夜インターネットで公開され、25日未明に日本政府は、「許せぬ暴挙である」、「直ちに
後藤氏の釈放を要求する」と声明を出しました。

湯川さんを探しに向かったフリージャーナリストの後藤健二さんが共に拉致され、72時間を期限
とする2憶ドルの身代金要求が、インターネットに流れ、今回は、後藤さんの写真とともに、湯川
さん殺害と、後藤さんの解放は、ヨルダン政府に捉えられた、死刑判決のサジータ女因釈放が
その交換条件であると、インターネット上に声明が出されました。

紛争や戦闘は、人は常軌を超えた非人間の狂人となり、人間の心や言葉は通じない世界なの
で、このような痛ましい事柄は止むことなく続くことになります。

過激派イスラム国の原点は、第一次大戦後の敗戦国に引かれた、戦勝国の英・仏・ロが秘密
裏に定めた中東の国境線で分断されたイスラムの人達の、反欧米戦闘組織と、それに同調す
る外国の戦闘員が、イスラム国の復帰を掛ける過激派大義の国取り戦争です。

イスラム国周辺の諸国に対する日本の援助は、敵国の欧米側の一員国となったわけで、日本
は「テロの標的国である」と認識する必要がとなりました。

ただ危険なことは、過激組織イスラム国と、イスラム教を誤解しないことです。
「罪は憎み、人を憎まぬ、罪を犯さぬ国民であり国でありたいものです。


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