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17歳の少女に母と祖母殺害の過酷な虐待があった [家庭内暴力]

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北海道南幌町で昨年10月30日の未明から翌1日の間の深夜に、高校2年生の少女(三女)が、
1階と2階で就寝中の母(47)と祖母(71)を包丁で殺害するという事件が起きました。

その後家裁の調べで、その三女が祖母から、10年に亘り「しつけ」と称して、殴る、ける、火の
付いた煙草を押し付けられる、冬に庭に立たせて水を掛けられる、竹刀で叩く、ゴミに捨てた
ご飯を食べされる、大雪で荒れる日の、祖母と母の車での買い物を、帰ってきたときの車庫の
扉を開けるため、外套を着ずに外で待てと命令する、5時起きの雪かきや外の掃除等々の
「壮絶な虐待」を受けていたことが家裁の調査で判明しました。
祖母べったりの母親にも、育児放棄と虐待があったと言います。

家族は、5人家族でしたが、父親は18年前に、義母(祖母)の仕打ちで別れたと言われています
が次女とともに離れていて、一家は祖母と母、長女とその三女の4人暮しであったと言います。

また、祖母は、三女を身ごもった時に近所には、「子供はせいぜい2人までで、今時3人なんて
恥ずかしい、本当に嫌だね」と言っていたそうです。

学校での少女は、指折りの成績優秀で、次の生徒会長に就任の予定であったと言われます。

この祖母と母の精神異常と言える過酷な虐待が、誰も助けてくれない家庭内孤立と地域的
孤立が、この少女殺害の、痛ましい少女犯罪に結び付いたと言えます。


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