SSブログ

衛星「エンケラドス」に生命が存在か? [宇宙]

スポンサーリンク




エンケラドスとは、土星の衛星の一つで、直径約500kmの氷に覆われた小衛星ですが、
1997年に打上げた土星探査機「カッシーニ」が、エンケラドスの一部から吹き上げる水蒸気を
捉えたことで、日米欧のチームがこの研究を続けていました。

今回、その研究論文が、12日に、英科学誌ネイチャーに搭載されました。

その内容は、「エンケラドス」に生命が生息できる環境が存在すると発表したのです。

「エンケラドス」の水蒸気の噴出物に、高温で溶けた岩石の急冷で生ずる二酸化ケイ素の
微粒子(ナノシリカ)が含まれることを突き止めたのです。

これは、地球の温泉や海底から湧き出す90℃以上の熱水に含まれるもので、生命の生存に
必要な、水、炭素、窒素、の元素と、その溶かす熱エネルギーが存在していることを意味します。

分析研究で裏付けられた結果は、地球以外の星で初めて、「エンケラドス」の厚い氷の下の
地下に熱水を生成する、地球と類似の生物生存の環境があると結論づけたのです。

日本の研究機関は、東大、海洋研究開発機構、国立天文台で、10年以上の長年をかけた
成果です。


スポンサーリンク





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました