SSブログ

ステージIV癌余命患者 無治療で寛解の謎 [末期がん]

スポンサーリンク




先日末期がんで余命の短い患者の臨終の在り方について、在宅臨床医療の「患者に優しい
死のアプロ―チ」として緩和ケア」のニュースがありましたが、今回の記事も、阪神大震災を
境に在宅診療に当たるために、兵庫県尼崎市で、長尾クリニックを開業して、診療を進めて
いる長尾院長の話です。

長尾院長は、東京医大・高齢総合診療科の客員教授で、その著書に「満足して大往生できる
101のコツ」など多数を出版しています。

ある70歳でステージIVの肺がん(腺がん)の患者さんが、病院で進める抗がん剤治療をご自分の
意思で拒否し在宅診療を選択して、長尾クリニックの往診を受けている3ヶ月間の臨床経過の
話ですが、病院では、「抗がん剤を服用しないとすぐ死にます」と、脅しの話ししかしてくれない
ので、長尾クリニックに相談に行ったそうです。

長尾医師は、その話を聞いて、自己決定を支持し、将来の緩和ケアや在宅医療を引き受けた
ところ、その患者さんは、通院治療を止め長尾医師に全てを任せることを依頼し、大変喜ばれた
と言います。

その後、2週間毎に通院されているそうですが、食欲も旺盛で、痛みもなく、腫瘍マーカー値も
この3ヶ月で1/10まで低下しているそうです。

この治療にただ一つ、漢方薬の「補中益気湯」を免疫療法に用いていると言います。

その患者さんは、病院の通院が無くなったことで、自分の農園をはじめ、野菜作りを始め楽しみ
ながら生活しているそうです。

長尾医師は、抗がん剤からの精神的恐怖が激減(サイコオンコロジ―)して、免疫能力が向上
したのではないか。と推測しています。

臨床現場では、「医学的に証明できないことが多くあることを知るべき」と話しています。

スポンサーリンク





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました