SSブログ

子供の蹴ったサッカーボールでバイクの男性が死亡!!親の責任は [損害賠償]

スポンサーリンク




放課後の校庭で男性(23)子どもが、サッカー遊びでゴールネットにけったボールが、校庭の塀を
越えて道路に飛び出し、それを避けようとしたバイクの男性が転倒して死亡した事故で、その男性
の責任を、親はどこまで負うべきなのかが問われていましたが、最高裁は9日、これまでほぼ全面
的に認めてきた親の責任を限定する初めての判断を示しました。

この判断は、認知症の高齢者が原因となる徘徊や踏切事故などにも当てはまる可能性があり、
一緒に暮らす家族が何に注意すればいいのか、判断材料の一つになると考えられます。

今回の校庭でのサッカーでのケースを、子どもが喧嘩で怪我をさせたり、危険なスピードで自転車を運転して衝突したりするケースと、同列に考えてよいものかが問われていたものです。

同事件代理人の大石弁護士は、「従来、子供の事故を親が賠償責任を免れることのハードルは高く、上告しても勝訴するのは難しいという考えもあったが、一般社会の目線で見たときに、今回の事例で親の責任が問われてよいのかという思いがあり、親に対する過大責任最高裁の判断を仰ごうと思った」と言います。

今回の最高裁の判断を「これまでの判決は、子どもの加害行為に対し、いろいろな性質のものがあり、すべて一律的に親の責任としてに過大な負担を負わせていた従来の判決を裁量し、それに応じた親の責任に限定する考え方を最高裁が示してくれた」もので「画期的だ」と評価しています。

今後、子供の加害行為に対する賠償責任は、その形態と内容によって判決されるものになる窓口を開けたと言えるのではないでしょうか。


スポンサーリンク





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました