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錦織圭全仏オープンの準々決勝ベスト4ならず!! [全仏オープン]

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錦織圭は調子を上げながら、遂に第5戦の準々決勝に挑みます。
相手は、地元フランスの星、ジョーウィルフリード・ツォンガです。

ツォンガ(30)は、このグランドスラムのビッグ4常連の、ジョコビッチ、ナダル、
フェデラー、マレーすべてに勝った経歴の強豪であり、加えて、地元アウェーも
背にした世紀の一戦です。

一戦は、時に15mもの強風のなかで開始されました。
試合前の肩慣らしの練習では、両者の好調さが伝わる動きがありました。

試合はツォンガのサービスゲームで始まり、ツォンガの200kmを超えるサーブで
Gをキープし、錦織サービスの第2Gとなりますが、錦織の2ndサーブらの、ラリーや
リターンエースなどで、ツォンガが勝り第1Gをブレークされ、最初からツォンガの
サービスとラリーも圧される展開で推移し、第4G、第6Gとブレークを許し、第1Sを
1-6で落とします。

第2Sに入ってもその第1G、第5GをリードしながらもGポイントでミスを連発し、
追い付かれてブレークされる展開で、Gを、ツォンガに終始圧されて、このS(セット)も、
2-6で落とし、SC 0-2となり、このままストレート負けの雰囲気が漂います。

第3Gが開始される直前に、神風が吹き、会場のコーナーの上に設置されている大型
電光掲示板が観衆席に落下するアクシデントで、試合は40分ほど中断されます。

この間に、錦織はコーチと共に自分を見直し、第2Sを迎えます。

第3Sを迎えた錦織は、第2Sまで30本弱のミスを連発した錦織とは、全くの別人となり、
1stサーブや、ミスをしなくなり、逆に、ツォンガを追い詰めてるプレーが見られますが、
互いにサービスGをキープして、錦織はサービスの第9G で、Ad(アドバンテージ)を先に
許し、厳しい山場を迎え、7度のAdの末にこのGをキープし、ツォンガのサービスG
第10Gを5-4で迎えます。

このGで錦織は、サービスリーターンを決めるなどで攻勢に出て、ツォンガの武器の
サーブをダブルフォルトとするなど、Gポイントを決めて、この第3 Sを6-4で取ります。

第4Sに入って、第4Gのツォンガのサーブに乱れが生じ、2つのDFで自滅して、このGを
落とし、錦織は、第9G でツォンガに先にAdを取られ、ブレークバックの危機となり
ますが、これをキープして、SC 6-4で取り、SC2-2と並びます。

愈々ファイナルSとなり、これまでの流れから、錦織の勝利は間違いないと思われました。

しかし、ここで突然、前半のSを制した、ツォンガのサーブと強打が復活します。

錦織は、サービスの第4GでAdを許し、そのラリーで錦織にミスが出て、ブレークされ、
逆に圧される形の展開となり、ツォンガのサーブス第9Gまでブレークバックできず、
フアィナルを3-6で敗れ、1-6、4-6、6-4、6-3、3-6の、略4時間の激戦で、錦織のベスト4
の挑戦に終止符が打たれました。

前半の2セットのツォンガの強さ、そして後半2セットの錦織の強さ、そして、フアィナルで
ツォンガの強さが復活し、逆転から逆転に切り替わる互いの闘志の流れは、何か神がかり
的に思える試合でした。


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