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「コレステロール神話」の崩壊 [食の安全]

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それは、「コレステロールの量は食事の種類では変わらない」そして、ここに
来て突如コレステロールは「悪」から「必須」に変わと言うものです。

関心事のコレステロール神話について、人々は、食材のコレステロール値の高い、
卵やするめ、たたみいわし、ピータン、肝、すじこ、動物性油脂などを避けて、
肥満や動脈硬化に留意していますが、これらの種類に、コレステロールの生産は
関係ないとされたのです。

2015年5月に日本動脈硬化学会は、「コレステロールの量は食事では変わらない」
する、現在の健康神話を覆す発表を行い、厚労省も、食事療法を全面的に見直す
ことになりました。

「コレステロール」は、この半世紀、洋食の普及で肥満や動脈硬化など原因の
悪玉とされてきましたが、1990年頃から、「コレステロール」が原因とされ
た血栓が、逆に損傷した血管を修復することが分かり、善玉(HDL)と悪玉(LDL)
の2種説にも変化が出てきました。

これは、21世紀にはいって「コレステロール」の殆んど(70%)が、体内の肝臓
や皮膚などで合成 (体内剛性)されることや、「コレステロール」が減ると、
がんや認知症になる可能性が増す懸念が示唆(しさ)されています。

1986年から1989年まで、福井市で行われた26000人を対象とした調査で、がん
で死亡の高かったのは、「低コレステロール」であると結果が出ています。

米国で大規模な疫学調査 MRFIT での結果は、血中総コレステロールが180–
200mg/dL が最も死亡率が低下することが判明しています。

日本ではこの5月から、コレステロール値を従来の[120~219] mg/dLを、
[180~260] mg/dLの範囲となり、この範囲の[180から260] mg/dLでは、
メタボ治療不要となりました。

健康神話崩壊は、その他にも最近の、TVの「1日2Lの水」「サラダ油などの、
サラサラ血液」「高血圧は130以上」などがあります。

いやはや、庶民の健康神話の混乱はこの後も止まりそうもありません。


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