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HIV(エイズ)がゲノム遺伝子切断工学で好転 [遺伝子]

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人のDNAは「ゲノム遺伝子」と言われ、遺伝子の最小体(セット)です。

その梯子の様な20000種の塩基配列パターンの一つ一つが人の生命の設計図で
あり、その人の生命を管理し制御しています。

この「神」の領域に、2013年に科学が踏み込み、遺伝子工学による、塩基配列の
夫々を認識する「制限酵素」を用いて、その塩基の梯子を簡便に切断する技術が
開発されました。

「ゲノム遺伝子」を識別認識する「制限酵素」には、一つのパターンで、多くの
塩基配列を認識するものもあれは、一つの塩基配列を、多くの制限酵素の種類で
認識するものもあります。

この「制限酵素」の種類で、目的とする遺伝子を取り除くことで、その機能を
人体から排除できますので、その症状の原因が除去され、好転します。

現在は、臨床的にこの工学技術で、ウイルスやHIV、筋委縮症などの対症療法を
根治療法に、原因遺伝子を切断し取り除く治療に適用しており、結果は回復が
見られています。

ただ、人の生命を作用する技術であるため、その使い方が悪用されることで、
人間人工改造も大いに考えられますので、極めて社会的に微妙な、両刃の技術
領域に触れたことになります。

日本では、理化学研究所の中山教授らが、人体細胞の修正された遺伝子細胞を
IPS細胞で培養して、再び人体に戻す実験が行われています。

人を生かすも殺すも、時代の社会倫理が決めることになりますので、真剣で正常
な倫理固めが必要となっています。


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