ノーベル医学生理学賞に大村智氏が受賞 [ノーベル賞]
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大村智氏(80)北里大特別栄誉教授は、10月5日、ノーベル医学生理学賞受賞が
決定しました。
大村智氏はこの決定を受けて、6日朝に報道陣の取材で、「もともとノーベル賞を
もらうための仕事ではなく、人のためにやってきたことが認めてもらったことが
嬉しい」とその実感を嚙みしめ喜びを語っていました。
15年前に亡くした妻、仏前の文子さんに報告し、毎日「お守り」として、財布に
入れて持ち歩いているその写真を携えて、12月10日の授賞式に臨むと言います。
大村智氏は、山梨県韮崎市神山町の農家に生まれ、5人兄弟の長男。子どものころは、
家畜の世話などの手伝いが忙しかったが、暇の時には兄妹で遊んでばかりで、高校生
になっても、机はいつもほこりをかぶっていたと言います。
弟の泰三さん(75)は、智さんが勉強している姿は見たことがないと言っています。
そんな大村智氏に、父親が「勉強したければ大学に行っていい」と言われ、猛勉強して、
山梨大学に入学したと言います。
今回の受賞は、「寄生虫による感染症とマラリアの新治療法の発見」によるもの
ですが、この研究から、1974年静岡県伊東市の丘陵の土に、寄生虫に有望な物質を
作るカビに似た細菌を見つけ、この菌を米製薬大手の「メルク」に送り、その化学
構造を変えた治療薬が「イベルメクチン」で、この寄生虫病の治療薬「イベルメクチン」
の開発で、アフリカや中南米の抗熱帯地で流行し、その2割が失明する「河川盲目症」
の治療で、年3億人が救われていると言われています。
ノーベル賞委員会は「人類に計り知れない恩恵を齎した」と称えています。
日本のノーベル賞受賞の医学生理学賞は、利根川進・マサチューセッツ工科大教授、
山中伸弥・京都大教授に続いて3人目で、その他は、昨年の、青色発光ダイオードの
発明で受賞した物理学賞の3氏に続き23人目となりました。
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大村智氏(80)北里大特別栄誉教授は、10月5日、ノーベル医学生理学賞受賞が
決定しました。
大村智氏はこの決定を受けて、6日朝に報道陣の取材で、「もともとノーベル賞を
もらうための仕事ではなく、人のためにやってきたことが認めてもらったことが
嬉しい」とその実感を嚙みしめ喜びを語っていました。
15年前に亡くした妻、仏前の文子さんに報告し、毎日「お守り」として、財布に
入れて持ち歩いているその写真を携えて、12月10日の授賞式に臨むと言います。
大村智氏は、山梨県韮崎市神山町の農家に生まれ、5人兄弟の長男。子どものころは、
家畜の世話などの手伝いが忙しかったが、暇の時には兄妹で遊んでばかりで、高校生
になっても、机はいつもほこりをかぶっていたと言います。
弟の泰三さん(75)は、智さんが勉強している姿は見たことがないと言っています。
そんな大村智氏に、父親が「勉強したければ大学に行っていい」と言われ、猛勉強して、
山梨大学に入学したと言います。
今回の受賞は、「寄生虫による感染症とマラリアの新治療法の発見」によるもの
ですが、この研究から、1974年静岡県伊東市の丘陵の土に、寄生虫に有望な物質を
作るカビに似た細菌を見つけ、この菌を米製薬大手の「メルク」に送り、その化学
構造を変えた治療薬が「イベルメクチン」で、この寄生虫病の治療薬「イベルメクチン」
の開発で、アフリカや中南米の抗熱帯地で流行し、その2割が失明する「河川盲目症」
の治療で、年3億人が救われていると言われています。
ノーベル賞委員会は「人類に計り知れない恩恵を齎した」と称えています。
日本のノーベル賞受賞の医学生理学賞は、利根川進・マサチューセッツ工科大教授、
山中伸弥・京都大教授に続いて3人目で、その他は、昨年の、青色発光ダイオードの
発明で受賞した物理学賞の3氏に続き23人目となりました。
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