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毒ガス性室内空気に注意 [環境問題]

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雲ひとつない清々しい晴天は知らずの内に元気が出てきます。

しかし最近では、中国からの大気汚染物質PM2.5は、誰もが毒ガスとして認識するところ
となりました。

人は通常では、それらの空気呼吸で身体が営まれている事を無意識な事が多くありますが、
空気はなくてはならない大切なものであることを知っています。

通常大人の1日の呼吸量は、15000ℓ程度で、その酸素量は300ℓ以上と言われていますが、
しかしこの呼吸の殆どは室内呼吸であり、その量は80%と言われます。

この為、屋内の空気が身体に与える影響は非常に大きい事を氣づきます。

少し前の1990年頃から、家屋の新建材による「シックハウス症候群」が話題となり、疲労、
苛立ち、めまいや吐き気、頭痛、腹痛などの体調不良が問題となりました。

これは、新建材に含まれる約200種の「揮発性有機化合物(VOC)」が人体に有害と分かり、
その代表格は、沸点が50℃未満の建材接着剤の、ホルムアルデヒドの毒性でした。

この事で、2003,年に建築基準法が改正されて、24時間の室内喚起設備の設置が義務付け
されましたが、これら毒性素材に対する規制はされず、対処療法的な法改定となっています。

この関係では、「シックビル」や「シックスクール」などの建材や塗料などのほかに、乗り物の
備品や装備, 敷物に、「塩ビプラスチック」が多用され、それらの室内内装材の有害物質は
270種を数える「シックカー」となり、この症候群が広範囲の製品で広がっています。

ただ残念なことに、これら汚れた毒ガス空気は身体感知ができず、身体に蓄積されて、
ある時突然にその牙をむけてきます。

環境ジャーナリストの中村博氏は、各界の対象での環境調査を10年以上、1600件以上を
行っている人物で、現在日本が汚染大気に晒されている実態に、改めて「室内空気」「室内
空気危険度」の認識とその注意が大切であるかを再認識すべきと、その著書で警告をして
います。


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