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「鏡開き」は神霊を頂く禊(みそぎ)の行事 [祭日]

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「鏡開き」は、朝鮮から青銅の鏡が倭国の天皇家に献上されたものが、日本古来の天照大神を
崇める太陽神信仰の神器として用いられ、それが歳神に捧げる祭礼のお供物として用いられ、
室町時代に正月の10日の行事として定着し、江戸時代に武家に、そして一般庶民にと伝わり、
「鏡餅」は、厄除け神器として家の三方にお供えをし、祀られますが、このお供え餅の形や重ね方、
飾り方は、夫々の地域やその家の催しの形式が定着しています。

なおこの「鏡開き」は「鏡割り」とも言われますが、このご神霊が宿るお供物を家族全員に分け戴く
ために、「鏡餅」を割ることにありますが、ご神霊を刃物で、切る事は、切腹を連想させることで、
手や木槌で砕く慣わしとなり、砕かれた神霊を食することで、夫々の身を清める行事となっている
のです。

しかし今日では、季節の恩恵や豊作の恵みの感謝の念や、それらの有難さが薄れ、この様な
歴史的祭礼行事は単なる仕来たり的催しとなり、追憶の記念日となった感があります。

これらの古(いにしえ)の和の文化は、人間性を爽やかにし充電するのに大切なもので、この時機を
味わい楽しむことを心がけたいものです。


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