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世相と人の輪廻(3)平和とは [日本文化]

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平和とは、一般には「戦争と平和」の両翼の対義語となり、その戦争や内乱などで、「社会が
乱れていない状態」を言われます。
又、「誰でもが常時「幸せ」な生活を送れること」とも言われます。

専門家は、戦争とは「目に見える具体的なもの」ですが、平和と言うのは至って「抽象的な概念
なもの」だと言うことで、その持つ意味は、どちらが世俗のコミュニケーションとして伝わりやすい
かと言う問題に関係していると言います。

それは、戦争など争いは人の頭に瞬時に現象化できますが、平和は抽象的で、その現象化や
言葉にすることが難しいことです。故に、有事における世論は、戦争を平和より優位に位置付け
る状態にあると言えるのです。

ここで、再度「平和」に論点を戻しますと、平和には、「国の平和」と「個人の平和」の二極の観点
があります。

「国の平和」とは、集団の平和であり、社会や家庭などの平和を「外観の平和」を指し、「内観の
平和」の、一個人の平和感と異なります。

ただ共通な言葉での「平和とは」は、その状態が「平穏」であると言うことです。

そして、「平和」は、「幸せ」を包含しますが、それは同一のものではなく、共に変化しながら繰り
返す輪廻のものです。

人など動物は、己の動性感情を持ち、己の知性感情の欲求を含め、共に都度変化することで
争いの種となり、「平和」も「幸せ」も定まらない道理となるのです。

故に人は、「平和」と「幸せ」を生命の輪廻を超えて、恒久に求め続ける事になります。


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