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「1億層活躍社会」とは どの様な社会を目指すのか [格差社会]

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阿部政権は「1億層活躍社会」を掲げ、この目玉政策の具体化の検討に入りましたが、
そのメンバーに、国民会議に民間議員として参加した、菊池桃子さんが起用されました。

菊池桃子さんは、阿部政権が標榜する「1億層活躍社会」を、「排除される人を作らない
社会」の「ソーシャル・インクルージョン」=「社会的包摂」の社会を提案しました。

この「社会的包摂」理念は、欧州社会の理念として定着しているもので、脳梗塞で障害の
長女を持つ菊池さんが行政の仕組みを通して感じる、日本社会の硬直性を改善し、その
受け入れの多様化と包摂に向けての提案となったものです。

戦後の日本は、生活の多様化が進みましたが、それらの多くは多核化に変化して、人の
絆の薄い利己的社会が出来上がっていますが、この様な社会環境下で、障害者などの
身体弱者や経済弱者は、「仲間はすれ」など社会の排除者となる傾向にあります。

これら弱者の生活の重さを分かつ、教育、福祉、訓練、職業、医療などの、行政と地域の
包摂支援が欠かせないものであり、そんな社会を求める、「1億層活躍社会」に対する
切なる一案と言えると思います。

阿部政権が掲げる「1億層活躍社会」は、まず先に、総理が持つその「理念」を国民に
示し、そのキーワードに沿った具体的政策の検討に進むことが、国民にはより分かり易い
取組ができると感じます。
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