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U-23リオ最終予選頂上決戦 日本は韓国に逆転勝ち [サッカーアジア杯]

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リオ五輪出場を決めた日本代表の決勝戦は、前五輪のメダルを逃した雪辱戦であり、
韓国も又日本には絶対負けを許さない戦いとなった。

試合開始から、両者の激しい意地を見せ合う展開の中で、前半の20分にFW陳の
アシストでMFクォンが中央から右足グラウンダーで先制点を許し、0-1で前半終了する。

後半、疲れの見えたFWオナイウをMF原川に変えて臨みますが、韓国の勢いは止ま
らず、開始直後の2分、李のアシストで今度も中央からFW陳に左足グラウンダーで
追加点を許してしまいます。

これで勝敗が見えたと思われましたが、手倉森監督は、この日本のムードを変える
べく、15分にMFの大島とFW浅野に変え攻撃力を増強します。

この起用が効を奏し、22分に、MF矢島のアシストでFW浅野がゴール前13mから右足
グランダーを右隅に決め、その直後の23分、山中のアシスト右クロスを、今度はMF矢
島が中央7mからヘディングライナーでゴールにねじ込み、2-2と並びます。

その後韓国FW陳のシュートがありますが、ゴールを阻まれ、勢いの出た日本も、韓国
ゴールに攻め入りますが得点ならずの展開で、33分と34分の韓国のFWの2枚換えの
流れの隙の、36分MF中島のアシストを右中央15mからFW浅野が左足グラウンダーで
左コーナーに得点しました。

その後40分ゴール前のもみ合いで日、韓の感情的場面で、手を出したDF岩波がイエ
ローを貰うハプニングがありましたが、その後も攻めの集中さを切らさず、アデショナル
の終了となり、結果は逆転の3-2で優勝しました。

この試合のボールキープは、韓国がややリードする展開でしたが、PK、シュート数では
日本が優れた内容でした。

ただ、後半点を取られてからの韓国は、その展開に焦りと疲れが出て、集中性を欠き、
日本に逆転されたと感じます。

何れにせよ、後半の3点は、勝ちに意識した素晴らしいチームプレーでした。


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