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イギリスのEU離脱の影響 [EU]

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EUの盟主でもあるイギリスのEU離脱を問う国民投票は、離脱派52%で離脱派が勝利し、EU残留を先導していたキャメロン首相が辞意を表明する事態となりました。

このイギリスのEU離脱は、即、経済市場は大荒れとなり、主要国の経済指標は急落して、イギリス通貨のポンドドルでは1700pips以上、NY株の$610の下落、円も102円と高騰など、大きな指標価格の変動が見られました。

これは、過去のリーマンショック以来の大きな下落です。
経済市場は、当然にこのリスクも織り込み済みと言われていましたが、それを超えたものとなったのです。

このイギリスのEU離脱は、即、G8の首脳が、その経済の混乱回避に向けて連携の確認をしていますが、どの程度の速さで一致した行動がとれるか問われます。

イギリス国民ののEU離脱の判断は、過去大英帝国から世界をリードしたDNAの復活による、自主独立による自国の経済政策での願望の高揚であり、その陰には、難民に対する民族的アレルギーが蓄積されたこととが考えられます。

「21世紀は分裂の世界」は、自国のアイデンティティの高揚によるもので、グローバル世界で薄められた民族自意識の蘇りです。

昨今の、スコットランド、スペインやギリシャ、ウクライナや、イスラムステートなど、過去に見られる独立運動に、そして、米国のトランプ氏、日本でも沖縄に見られる、自利(国益)の思想などの動きが随所にみられる時代となり、このEU離脱が、更なる世界分化のドミノリスクの加速が懸念されるのです。

世界金融の拠点であるロンドンで、金融や貿易戦略を進めていた企業などは、今後のEU圏での関税などそのルール作りが必須であり、日本の大手企業も、その戦略の練り直しが急務となりました。

世界に影響する今回のイギリスEU離脱は、私たちにも大きな影響があることであり、この推移に注目することとなります。



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