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錦織圭は【10月5日大会第3日目】第2回戦まさかの途中棄権。 [錦織圭]

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第1シードの錦織圭はジョアン・ソウザ(ポルトガル)との楽天オークション・シングルス2回戦で、でん部を痛め、4-3からの第8ゲーム途中で棄権しベスト8に進めなかった。
錦織圭がベスト8に進めなかったのは5年ぶり。

[シングルス2回戦]
○ジョアン・ソウザ(ポルトガル) 3-4 途中棄権 ●錦織圭

この日の錦織立ち上がりのは絶好調で、ソウザの強打を緩急をつけたショットで殆どミスなく返球してラリーの主導権に握り、何本もウイナーを奪う好調さを見せました。

第3ゲームでも最後のポイントは、前に出てのソウザのスマッシュショットを芸術的な高いロブで、後ろのコーナーに決めて2度目のブレークを果たし、3-0とリード。

第3ゲームの最後のこの直後に、でん部に突然の痛みが襲いメディカル・タイムアウトを取ってトレーナーのマッサージを受け、錦織はプレーを続けました。

スコアは「3-0でもあったし、プレーは1回戦と比べてよくなっていた。出だしがあれだけいいのも少ない、また、満員のファンが声援する中のリタイアを決断するのは簡単にできなかった。」と錦織は試合後に語っています。

第4ゲームは、思うようには動けないなか、何とかサーブをキープして4-0としましたが、そこから3ゲームを続けて落とし、第8ゲームで15-30となったところで錦織はプレーを止め棄権を決めました。

錦織が記者会見で「大事なジャパンオープンでリタイアという最悪の結果になってしまった。調子がよくて3-0まで行っていたので、まだ悔しいという思いはがそこまでないが、信じられないというか、急にきた痛みなので、受けとめられていない自分がいて、来週どうなるのかという不安があるし、でん部がこんなに痛くなるのは初めてで、検査をして、この先数日の回復具合を見ないと、来週どうなるかは何もいえない」と状態を説明しています。


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