豊洲市場の地下空間の謎

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小池都知事就任から、豊洲市場の盛り土問題が巷の話題をにぎわしていますが、

東京都職員幹部の決定で、豊洲市場の盛り土をせずに市場の建築が進められた経緯の一部が明らかになり、当時関係の元部課長等、当該会議出席の責任者が絞り込まれました。

この関係の第一次調査報告では、都が市場敷地の盛り土を決定していましたが、

第二次報告では、新市場整備部長が主催した11年8月の部課長会議で、盛り土をしないことを出席者は確認し、了承していたものを、敷地の全面盛り土を提言していた専門家会議と技術会議、そして、都議会議員には、豊洲市場の敷地は全面盛り土計画のままで報告され、都の計画決定に反して、現在に至ったようです。

小池都知事は、この経緯で違反行為が明確となった現在、当該関係の都幹部に対して、懲戒処分などの対応を取ることとしました。

この事件は、掴み処のなかったとの都行政事件にメスを入れたものですが、何故、建物が完成するまでの長い間、建築計画に対する中間や完了時の確認検査や調査をしなかった為なのか、都庁の内部告発も、都議会議員の中からも、この疑問や指摘がなかったのか、極めて疑問とするところです。


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タグ：豊洲市場盛り土 東京都議会 豊洲市場 築地市場 新市場整備部長