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日本国民は平等に貧しく成ろう [少子高齢化社会]

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建国記念日の中日新聞に掲載された、社会学者東大名誉教授の上野千鶴子氏の投稿です。

その要点は、日本の人口増は、自然増と輸入増とがあり、日本人の自然増は最早期待出来ず、他方の移民増も、日本の単一民族神話での歴史的なオンリー文化から、日本社会は、他民族の移民受け入れは困難であるため、これからの日本の人口衰退は避けられず、日本の今後は、この衰退社会を受け入れ、日本の国の形は、皆が平等に、穏やかに貧しくなる「平和に衰退してゆく社会モデル」として、その対策は、国民の負担率を増やし、再分配機能を強化する、社会民主主義的な国を目指すべきとしています。

これに対して、関西学院大学の社会学教授、金明秀氏は、僕の社会学人生の中で、初めて
上野千鶴子氏を「敵」と認識した。と語っています。

この記事で、双方の学者の両極のイデオロギーが見て取れますが、さて、国民一人一人は、日本の将来を考えて、移民人口をどの程度受け入れられるのでしょうか。

日本の移民人口は、2015年データーでは、200万人強で、世界のそれは28位にあります。
日本の平均年齢は42歳で、世界第1位にあります。
尚、日本の年平均賃金は、世界の20位で、個人別金融資産では4位となっています。

そして、2015年現在の人口1億2750万人が、2110年には、現在の1/3の4286万人に減少すると推定されています。

さて、一口に移民と言いましても、その種類は、高度人材、熟練労働者、留学生、移民家族、人道的受け入れ、投資移民、があり、日本は未だ、一般労働者の移民受入れは、社会コストが掛かることもあり、極めて少ない現状です。

日本政府は、今後50年で人口の10%程度を、その移民政策としています。

如何ですか?

この少子高齢社会で八方ふさがりと言える日本国で、国民は、「日本国民は平等に貧しく成ろう」について、どの様な選択をし、その行動をとることが、日本社会の持続的な活性化の再生が図れるのでしょうか。


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