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憲法9条1項と2項の、日本の常識は世界の非常識か [日本憲法]

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日本国民は、今日本の歴史的局面にいます。

安倍総理は5月3日、改憲派の集会に寄せたビデオメッセージで、「2020年の改憲」を目指すことを明言し、その内容は、「憲法9条の1項と2項は残した上で、自衛隊の存在を明記する条文を加える」もので、「自衛隊の存在を合憲にしたい」考えからです。

即ち、「憲法9条の1項、2項は、陸海空軍その他の戦力を保持しない。国の交戦権は、これを永久にこれを放棄する。」とあり、「平和憲法を修正するのは、軍国主義化」への国内外の疑念を伴うこととなるため、この「9条1項、2項を残し、自衛隊を明文で書き込む」という考え方です。

この大きな背景に、日本を敵視する中国の、2012年11月に提案した、ロシアと韓国と共に「反日統一共同戦線」を作る戦略で、その骨子は、1)中国、ロシア、韓国で、「反日統一共同戦線」をつくる。2)中ロ韓で、日本の領土とする、北方4島、竹島、尖閣、それに沖縄で、「沖縄」は日本に領有権はない。3)「アメリカ」を「反日統一共同戦線」に引き込む。があります。

さて、今回総理の「憲法改正案」提起で、日本国民の議論が必須となりましたが、その主要な論点は、次のことにありましょう。

1)他国の日本侵犯に対し、国の「自衛」権の武力行使を可能とするか。
即ち、現「自衛隊」の武力組織を「軍隊」と認めるか。

一度戦争が起これば、現場の戦闘員は狂人となり、凶器を使い生存を賭けた戦闘となるので、そこには、人間の理性が介在する余地のなく、勝者が正義者となり、戦闘の被害者は、その勝敗と無関係に被害難民となりますし、難民の生存は自衛手段しかありません。

この「憲法改正」を機に、国民は、「平和の理想」と「狂人の現実」の狭間で、有事(究極)に対して、独立国日本を選択し、日本国民としての主権を守るか、強国の属国の下で、主権の無い難民を選択し生存するか。を考えなくてはなりません。

憲法文の「文言の字面」の空論ではなく、自分の「主権」を守る、独立国日本の、国民の将来に、国民主権と平和生存を見据えた、英知と歴史の「日本憲法」が求められているのです。



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