SSブログ

車いすテニス全米オープン女子シングルス上地結衣3年ぶりの優勝 [全米オープンテニス]

スポンサーリンク




9月10日車いすテニス女子シングルスの最終日、第1シードの上地結衣(22)は、前日準決勝で、アニク・ファンクート(オランダ)を6-4、2-6、6-2で下し、3大会連続で決勝に進出し、決勝を、第2シードのディーデ・デフロート(オランダ)と対戦しました。

試合は、上地結衣が、アンフォースドエラーの数をデフロートの半分以下に抑えて、ストローク力はあるが、サーブにやや難点のデフロートに、第1セットに4度のブレークでを先取し、続く第2セットも、その集中力を切らさず3度ブレークに成功し、リードを守りきり、ディーデ・デフロートを、7-5、6-2のストレートで下し、14年以来3年ぶりで全米オープン2度目の優勝を飾りました。

上地は全米の初優勝の14年以降、リオ・パラリンピックで開催されなかった16年を除き、今季の4大大会で、全豪オープン、全仏オープンを制して、本大会で3度目の決勝進出となり、この全米を制して、3つ目のタイトル獲得の偉業を成し遂げました。

上地結衣は、今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)のダブルスでも優勝し、最年少でグランドスラム4連覇を成し遂げた偉大な選手です。

優勝の瞬間、観客席を向いて左腕を突き上げ、声援に感謝し、喜びを表していました。

会見場で自分の試合を振り返り、「前回の14年はガムシャラにプレーして勝つことができた
ので、素直にうれしかったが、今は、自分の課題もよくないところも見えながらの試合ができ、先を見据えることを考えたら、今の方が内容も気持ちも、いい形でプレーできている」ので、久しぶりの全米で優勝できたことは、すごくうれしい」と語り、20年の東京パラリンピックを視野に入れ、新しい車いすを試し、技術を磨きながらのツアー生活を続ける、熱い思いを話していました。

(車いす男子シングルス2015年大会の覇者、国枝慎吾は、リオデジャネイロ・パラリンピック銀メダルのアルフィー・ヒューエット(英国)に、第1回戦で、6-4、4-6、3-6で逆転負けでした)


スポンサーリンク





nice!(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0