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歯周病は日本の沈黙危険な国民病 [健康長寿]

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貴方の大切な歯を「歯周病」(歯槽膿漏)で失っています。

人の歯の正常の数は、24本ありますがあなたは今何本残っていますか。

日本人の平均残歯数は、10歳で28本ですが、40歳で27本、80歳では何と12本です。
これをと比較しますと、スエーデンの25本と比較しますと愕然とする惨状の本数です。

歯を失うと言うことは、入れ歯で補う事は出来ますが、臨床的には、痴呆症や脂肪のリスクが高まることが分かっています。

では何故このような差異が生じるのかは、当然歯を失う前から貴方の身体に異変が生じているのです。
日本人が歯を失う最大の原因は「歯周病」によるものです。
「歯周病」とは、歯や歯の間に付着する食べカスなどの中の細菌が歯肉に炎症を起こす疾患です。

この「歯周病」は、日本では成人の20代から60代の80%が罹病していると言われ、これが原因で、口臭、関節炎、骨粗鬆症、呼吸疾患、メタボリック症候群、糖尿病、心臓疾患、脳疾患、誤嚥性肺炎、早産、早い死、のリスクに結びつくことが分かっているのです。

日本の歯科診療所は至る所にあると言うくらい流行っていますが、「歯周病」の正しい「口腔内ケア」を教育するところは稀です。

「口腔内ケア」をする処でもでも、その教育機関ではないので、主として、歯ブラシの使い方や歯ブラシと歯磨き粉の宣伝をするのみで、一般国民は、この「歯周病」の認識は、極めて薄い状態にあります。

ではこの「歯周病」の予防は如何すれば良いのでしょうか。

それは、歯科医に行くのではなく、貴方の歯間の歯垢を取り除く、正しい「口腔内ケア」が大切となります。

それは、「歯周病」予防が出来ている人の専門機関の調査では、男性で10%台、女性で20%台で、如何に正しい「口腔内ケア」がされていないことが分かります。

幸い最近になり、全国2400人の歯科衛生士の方が、歯周病撲滅の「グッバイ・ペリオ・プロジェクト」を設立して、性先端の「口腔ケア」活動に乗り出しています。


「歯垢ケア」の基本は、口腔内の汚れの除去ですが、それは、上あご、頬内側の粘膜、舌、歯についている歯垢、入れ歯の汚れ、口腔内の乾燥が対象となります。

歯磨きには、歯垢ケア用歯ブラシ、痰(たん)ブラシ、舌ブラシ、綿棒、歯間ブラシ、歯周病用歯磨き粉、を用意し、これらの用具で、起床後、就寝前に、「歯磨き」「口腔内磨き」「保湿」の「口腔内ケア」を行うことです。

尚、この認識を持ち、歯科医の歯周病検査や歯科衛生士の口腔内ケアを予約して、その定期的指導を受けることも大切です。


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