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女子ダブルス日本ペア 穂積、二宮組が 全豪優勝ペアを倒し初の4強入りを果たす [全仏オープン]

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【6月6日全仏オープン第11日】女子ダブルス準々決勝で、穂積絵莉、二宮真琴の日本ペアが、今年の全豪優勝ペアで第1シードの、ティメア・バボシュ(ハンガリー)、クリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)組を、7-6(4),6-3 で破って、初の4強入りを決めました。

日本選手のペアが全仏で準決勝に進むのは、02年の藤原里華、杉山愛組以来16年ぶりとなります。

(なお、ジュニア女子シングルス第10シードの内藤祐希が、第5シードのデンマーク選手Clara Tausonを6-4,6-4で破り、四大大会で初めて8強入りをしました。)

[女子ダブルス準々決勝]

バボシュ、ムラデノビッチは、今年の全豪女子ダブルス優勝ペアで、ともにダブルスで通算17勝を上げる強豪、そして、ムラデノビッチは一昨年の全仏も制しています。

この強豪ペアに、穂積、二宮ペアは互角の勝負で、穂積のグラウンドストロークは強打のムラデノビッチにも打ち負けず、チャンスに打ち込むダウン・ザ・ライン、ショートクロスが鮮やかに決め、二宮はネットで激しく動き、強さのポーチに、相手ボレーへの反応も素晴らしく、度々切り返しがウィナーとして、内容ではまったく引けを取りませんでした。

第1セットは、3-5からブレークバックに成功し6-6となり、タイブレークで4度のデュースを制して7-6で勝利します。

第2セットは、両チーム譲らずで4-3まで進みますが、8ゲームをブレークして5-3とし王手をかけ、マッチポイントは穂積がやや弾道の高いバックハンドをダウン・ザ・ラインに決めて、ストレート勝ちを収めました。

試合後穂積は、「第1セットを接戦の末に勝てたことが大きかった。第2セットの立ち上がり、相手は元気がなかった。私たちはいい流れで、相手はダメージが大きかったと思う」「(第1セットの)相手のセットポイントを覚えていないくらい、最初から最後まで集中してできた。いいときも相手に流れがいっているときも、自分たちのやるべきことを明確にしてできた。それで第1セットが取れて、流れを引き寄せることができた」と振り返っていました。

昨年の穂積は全豪で、二宮はウィンブルドンで、それぞれベスト4に進んだが、ともに決勝進出を逃しているので、穂積は「ここまで来たら、準決勝の壁を突破して決勝の舞台に立ちたい」と言い、二宮は「昨年のウィンブルドンで、次に当たるチャン・ハオチン(中華台北)のペアに負けているので、次こそリベンジしたい。と共に第1シードを破った自信を胸に、初の決勝進出を勝ち取る意欲を見せていました。


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