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2018全仏オープン車いすシングルス部で、 国枝が3年ぶり7度目 上地は2年連続3度目のアベック優勝を果たす [全仏オープン]

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【6月9日 第14日】全仏オープン車いすテニスで男子シングルスの国枝慎吾と、女子シングルス第1シードの上地結衣が、そろっての優勝です。

国枝慎吾は3年ぶり7度目の優勝です。、

[車いすテニス男子シングルス決勝]
〇 国枝慎吾 7-6(5),6-0 ● グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)

国枝は、第1セットを5-2とリードしながら、本来の積極的攻めが、「打ち過ぎ、攻め急ぎ」でミスを連発して、5-5と相手に追いつかれましたが、相手に行きそうな流れを凌ぎ、
6-5でのサービスゲームで5度のブレークポイントを凌ぎ、タイブレークで8度のデュースを制して勝利しました。

国枝は、「しっかりファイトして良く持ち堪えて、タイブレークを取り切ったところで流れが来た。あれが全てだった」と満足気でした。

第2セットは前試合の流れで終始、国枝ペースで、第1セットの82分の戦いとは対照的に、僅か24分で決着して、優勝を飾りました。

国枝は、この優勝で世界ランキング1位復帰も確定しましたし、2016年2月に右肘不調で、1位の座から陥落して2年4カ月ぶりの返り咲きです。

日本が誇る国枝慎吾は、グランドスラム車いす部門で、男子世界歴代最多の計42回(シングルス22回・ダブルス20回)優勝記録を保持者であり、シングルスでは年間グランドスラム(3冠)を計5回達成し、ダブルスではキャリアグランドスラムと4大会連続優勝を果たしている車いす部門の王者です。

上地結衣は、2年連続3度目の優勝の栄冠を逆転で見事勝ち取りました。

[車いすテニス女子シングルス決勝]
○上地結衣 2-6,6-0,6-2 ●ディーデ・デフロート(オランダ)

上地結衣の第1セットは、宿敵デフロートのペースで展開し、上地は、デフロートのボールに勢いがあり、また想定していた以上にボールが跳ねたりで、自分のタイミングで打てずにこのセットを取られました。

第2セットの上地は、このままではデフロートに勝てないと、ミスが増えるリスクを覚悟の上で、近めのボールを、回転系ではなく、より低い弾道で散らし、かつ、しっかりと振り抜く戦術を決断して臨み、これが以後のセットに功を奏して鮮やかな逆転劇となりました。

上地は、全仏2連覇となったが、「連覇にはこだわらず、それより、1月の全豪の決勝で敗れるなど、ここ何回か彼女に負けていたので、相手の連勝を止めらることを目的としていたので、今回雪辱出来た事が嬉しいと語っていました。

国枝慎吾、上地結衣、ともに素晴らしい戦いでした。


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