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日本はどこへ向かうのか?「安倍晋三 この空虚な器」 [政治]

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「安倍晋三 この空虚な器」藤井聡(「新」経世済民新聞メルマガ)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07YMF27NQ/

2012年12月からの第二次安倍内閣は、戦後誰も成しえなかった長期政権を築き上げ
ています。

阿部内閣は、過去の失われた30年の課題、デフレからの脱却と、2%の経済成長を掲げ、
国民にそのリーダーシップを期待されて政権を維持していますが、その期待に反し、
余りにも無能と言える政策を続け、「日本は何処に行くのか」私のブログでも指摘の、
国民の無知化と不安を募る無策政治を推し進め、日本滅亡の危機を招いています。

今回、amazonより、「安倍晋三 この空虚な器」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07YMF27NQ/
で、阿部総理の「器」の評価が講評され、私も共鳴すること大ですので、ご紹介します。

阿部総理の「器」評価の要点
典型的なのが、アベノミクスです。第一の矢(金融政策)はいわゆるリフレ派、
あるいは、マネタリズムの主張。第二の矢(財政政策)は主としてケインズ派の主張。
そして、第三の矢(構造政策)は、竹中平蔵らに象徴される新自由主義路線です。
本来この三つの学派は、相容れないものなのですが、これらの整合性を度外視して、
アベノミクスとして一体的に推進されようとしている。

その結果、構造改革を通してデフレ圧力がかけられながら、デフレ脱却のための
金融緩和が進められ、デフレ脱却のための補正予算で予算拡大が検討されながら、
デフレを加速させる消費増税が繰り返される。

つまり、器であるが故にいろんなものが入るものの、結局、統合されていないので、
何の成果も得られない。これが「空虛な器」であることの実践的、本質的な問題です。

つまり、安倍首相が問題なのは、サヨクが言うように、彼が「戦前回帰を目論む
ナショナリスト」だからではなくて、むしろ「戦後そのもののように空虛、かつ幼稚」
だからです。その「空虛な器」の中に、サヨク以外の全て、例えば安易すぎる対米追従
とか、根拠なき改革主義とか、日本人のナルシシズムとか、保守的な気分とかを注ぎ込み
ながら、なお、それらがもたらす矛盾と危機について徹底的に鈍感でいられること自体が、
彼が支持され続けている理由であり、また、安倍晋三という人間の危うさなのではないかと。

そもそも本誌はこれまで、「政策批判」を行ってきた。「批判」という言葉を使うなら、
ネオリベ批判、消費増税批判、対米従属外交批判、グローバリズム批判、アンチ・ナショナ
リズム批判、アンチ・ポピュリズム批判、等々です。

これらは多かれ少なかれいずれも、現政権の政策を徹底的に批評する内容となっています。


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