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香港デモは人権と自由を求めた戦いです [ナショナリズム]

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2014年に起きた1度目の香港デモ(雨傘革命)は、79日間で終わったにも
関わらず、2019年に起きた2度目の香港デモは、何故。124日以上(4ヶ月)
経ってもなお衰えずに継続しているのでしょうか?

雨傘革命のデモ隊が求めたものは「普通選挙の実施」でした。

中国が求める香港行政長官の選挙は、中国愛国者であることが必須で、
中国と対抗する者の出馬は認めませんでした。

加えて、選挙委員の選定も恣意的で、親中派が8割以上を占める状態で、
事実上、香港住民には選挙権がないような状態です。

2014年8月、不満を募らせた香港市民は、中国の建国記念日に当たる10月1日に
香港の中心にあるセントラル(中環)地区で学生たちも加わり、座り込み運動の、
大規模なデモに発展しました。

この香港住民と中国政府が対立する中で、突然中国の味方をした(させた)のが、
イギリス上院(元王室系貴族院)のパウウェル卿で、中国政府を擁護する活動を
始めました。

パウウェル卿は何度も中国の中央テレビCCTVに出場し、「中国政府の行動が
如何に正しいか」を全世界に強調させまし、この宣伝報道が功を奏して、短期間で
デモが終了したと言われます。

このパウウェル卿は、非常に親中派であり、かつてから中国の利権を持って
いた人だったのです。

彼の所属は、香港マカオを拠点とした会社のジャーディン・マセソン・ホール
ディングスです。

この会社は、1832年に設立され、その当時、アヘンなどの利権を中国と共有したと
言われている会社です。

パウウェル卿は、この会社の元会長で、貴族院という立場でありながら中国の
利権やチャイナマネーを優先し、中国の利権とイギリスの利権とつなげる役を
果たして中国共産党の味方をしていたのです。

当時のイギリスの首相のキャメロン氏も親中派であり、特に中国に圧をかけることは
せず、「深く懸念している」という発言で黙認し、結果、2014年の香港デモは、
中国側の勝利という形になってしまいました。

そして5年後の2019年、再び今回の香港デモが発生しました。

今回の香港デモに対して、イギリス政府は、前回とは違った対応をみせ、ジェレミー・
ハント英外相は、英メディアで、中国がこのまま法的な約束を破ったり、中国の勝手な
行動が続くのであれば、英政府は駐英中国大使や外交官を国外追放するなどの制裁を
科する可能性を排除しないと述べ。今回のデモを擁護しました。

イギリスは前回あれほど中国の味方をしていたのに…一体なぜなのか?
そして、ここまで長期のデモでも、自分たちの身を守るための装備や武器など、
一体何処から手に入っているのか。疑問が生じます。

この要因は、ある組織の存在があると言われ、中国はこの組織の怒りに火をつけて
しまい、その結果、その組織が裏で動き、今やこのデモは、香港市民の人権と自由、
民主主義を死守し勝ちとる戦いとなっているのです。

香港市民は、一党独裁共産主義に対する、国際的に、そして日本国民にその応援を
求めているのです。


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