郵便局幹部の「公序良俗」の失墜

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東京都内の２カ所の郵便局の各幹部が、「料金別納」郵便支払いで使用済と
すべき切手を、その権限を悪用して、それぞれ大量の切手を着服し、金券ショップ
で計約５億４千万円に換金した話で、昨今の日本人の心、公務に関する「公序良俗」
秩序と道徳意識の衰退を感じます。

郵便局が私企業に移行し、従来の公務員としての公序の自覚が、私企業に
移行したことで、私企業の社会的地位の急上昇した中、社員教育も追いつかず、
その社風のほころびが公に散見された中で、またも、この事件です。

資本主義社会で、生産や作業効率を優先する私企業の社風で、国民の各種の
守秘義務を扱う公務で、公の秩序と道徳意識の、長い間培われた公務員公僕の
DNAが、私企業の社風に根付いていないと言えます。

この20年、国の施策もグローパル資本主義の波入に移し、国民の幸せづくりから
改革の名言を利用して、間違えの財政政策を施行して、国民の財産を公から私へ
と移行して、日本国民のライフラインを危険な環境に陥れています。

今回の郵便局の計約国民の財産５億４千万円の損出は、「公序良俗」を使命と
する巨大私企業の社会的信用の更なる大喪失となりました。


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タグ：グローパル資本主義 幹部金券着服 別納郵便 郵便局 公序良俗