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沖縄の首里城の再建は健全なシナリオが必要 [日中関係]

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沖縄の三跪九叩頭の礼(さんききゅうこうとうのれい)をご存じですか。

清朝の時代に、清朝の皇帝を迎えるときや謁見するとき一度跪(ひざまず)いて、
三回頭をたれ額を地面に打ちつける動作を三回繰り返すことが、臣下の礼でした。

例年10月末に那覇市で開催される「首里城祭」は、昔の琉球王国で270年に亙り
中国の明と清時代の支配下で行われていたもので、中国皇帝の使者(冊封使)をもてなす
「冊風儀式」を踏襲しており、この儀式は、世界でただ琉球のみがおこなっているもの。

この儀式の代表的なものが、琉球王が行う三跪九叩頭の礼です。
首里城の正門の「守礼の門」は、この冊封使を迎えるための建物です。

戦後世代の沖縄県民は、沖縄王朝450年の誇りを、明、清、後に、薩摩、アメリカ統治
を受けて、被害者史観の教育を受けて育ったために、沖縄独立を願う県民も多く、
未だ潜在的に反日反米と、何故か、歴史的中国礼賛の親中感情が醸成されているのです。

「首里城祭」は、沖縄を代表する左翼系の新聞社、琉球新報が中核で行われ、
NHK沖縄は、三跪九叩頭の礼を、中国式最上級の礼拝と述べるなど、琉球王国の
素晴らしさを、1日に何度も報道する強調のありようです。

更にNHKは、2012年11月に天皇陛下が沖縄を訪問され、6000人の県民が参加した
提灯行列の報道を一切行わないという奇怪で無礼を行っています。

また、1月元旦の正月儀式「朝拝御規式」(ちょうはいおきしき)では、中国風の派手な
衣装姿で儀式を行い、首里城では、王府高官の役者達は「北京」に向かい、中国万歳
を合唱し、そして黙礼を行っています。

沖縄諸島の尖閣が中国の侵犯を受けている今、これらの儀式や行動は、今日の常軌を
脱するもの、それをNHK沖縄は、このイベントを1日中報映し、琉球王国の素晴らしさを
宣伝する有様です。

このイベントは、沖縄翁長市長就任以来現在まで継続しています。
翁長知事は、琉球王国を間接支配した中国帰化人の子孫の一人で、2005年1月13日
には、中国の福建省福州市から、名誉市民の称号を受けています。
福建省で、その昔省長を務めていた現在の習近平国家主席と懇意であったと言われます。

このイベントを中国メディアは、琉球王国は、日本に武力で併合された。と中国全土に
報道しています。

このイベント三跪九叩頭の礼を見学した中国人は、「沖縄は、1日も早く日本から解放
しなくては可哀そうと語っていたと言われます。

如何ですか、日本本土で観る沖縄、NHK、沖縄新報などの現状は、全く別物の情報を
認識していると言えるのです。

首里城の再興が、中国の香港や尖閣、辺野古闘争などの火種を抱えていることを、
日本政府は、認識しているのかの疑念があり、先のシナリオをが見えてこないままで
の再建、再興は、大きな課題を持っています。

日本政府が熱を入れて再興するとした「朱里城」は、日本国民の「首里城」としなくては
再建の意味がないのです。


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