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日本は何処へ往くのか 安倍政治は何が大事なのか。 [台湾]

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台湾民主化の父、李登輝元総統の喪に対して、安倍政権、菅官房長官は、早々に
「李登輝元総統の葬儀への政府関係者の派遣の予定はない」と明言し、中国共産党
政権を優先忖度する、明らかな政治選択姿勢を示しました。

台湾は戦前まで日本国として統治した国であり、台湾の人々は、日本の公明で公正
な統治に信頼して、日本国民となった人々であり、その代表的一人が李登輝氏で、
戦後もその姿勢を貫き、中国の敵視から、圧政と脅しの中で、台湾の独立と民主主義
にその生命を賭して守り抜いた偉人です。

李登輝総統と台湾国民は、中国の圧政下にあっても、日本への義と礼を忘れない、
親日国であり、災害時にもいち早く支援を受けたことは、日本の多くの国民の知る
ところです。

李登輝氏は、死ぬまで日本の将来を案じ、安倍首相にもエールを送り続けられました。

その李登輝氏の葬儀に、コロナ禍の問題があるにせよ、政府関係者の1人も覇権を
しないことは、台湾政府ならびに国民に、義と礼を失する行為です。

中国が、ウルグアイ国民の抹殺を図り、香港の自由侵害を決する時、そして、米国が
台湾防衛支援を決め、中国と対決の冷戦状況に入った今、台湾は、中国独裁政権侵略
阻止の橋頭保であり、日本の安全保障になくてはならないパートナーです。

まして、米国と安保条約国の日本が何故、中国と対峙する親友台湾を裏切る行為をする
のでしょうか。

日本の安全保障と、日本の将来をまたもあなた任せの方策で、とてもメリハリのある
外交能力を感じることができません。

信義を忘れた、どっちつかずの経済顔色外交のツケは、必ず日本を滅亡させることに
なります。


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