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アフガニスタンに残された日本人と日本に協力したスタッフからの悲痛な叫び [国際紛争]

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アフガニスタンから8月末のアメリカ軍の撤退で、タリバン側の勝利となり、アフガニスタン政権は、タリバンの支配下となりましたが、その際の残留邦人に対する日本政府の対応の不味さと遅さ、愚かさ、そして日本大使館の職責放棄での逃げ足の速さは、共に非情で無神経の考えられない行政行為であり、世界の恥さらしであり、笑いものです。

米軍のアフガンからの撤退は、8月24日から開始されており、その期限の9月末は変更が無いと報道されていました。これを受けて、アフガンに派遣諸国の軍隊と在住国民とその他の関係者の撤退は開始されていましたが、日本の在留邦人や関係者の撤退についての措置が、政府や現地の大使館からはされず、それら放置のまま、大使館と家族は8月15日には、既にトルコに引き上げており、日本の救援自衛隊の出動命令が出た23日には現地に居なく、27日自衛隊機が現地に到着しても、日本人1人と米国から要請を受けたアフガン人14人を国外に退避させただけです。

その後に知るところでは、日本政府が国外退避の対象としたのは、在アフガン大使館やJICAの現職スタッフとその家族計約500人といわれます。しかし、大使館員は早々に撤退したのに、JICAの現職スタッフとその家族計約500人を現地に残したままとなっているのは、如何いう事でしょうか。

即ち、米軍の撤退開始から自衛隊機の到着までの間に、日本政府および大使館に、その他の撤退者に関して、どの様な救出行動があったかは、政府もメディアも一切国民に報道が無く、現地法人や関係者も放置されたままであったと言えます。

案の定、国際協力機構(JICA)の林氏に、インターネット交流サイト(SNS)で現地事務所スタッフを長年務め、昨年契約打ち切りとなったアフガン人男性から、その男性は首都カブール陥落後、居場所を固定しないように親戚や友人宅を転々としている。と連絡があり、「日本政府は共に働いたわれわれを避難させてくれると思った。まだ希望は持っている。どうか助けてほしい」と、訴えがあり、更に、それ以外にもJICAの元スタッフとその家族350人程が日本に救出を求めている。とあります。

現在既にタリバン兵の戸別巡回が展開されて、JICA関係者スタッフの居場所を近隣住民が問ただされており、「彼らは最初のうちは家具や車をせびってくるが、そのうち奥さんや子どもを要求してくるかもしれない」と林氏は心配している。タリバンが国際社会に見せる「穏健路線」は、末端兵士には浸透していない様子だ。

加藤勝信官房長官は6日の記者会見で、今になって「多くの現地職員が国内に残っており、出国を希望する方は関係国と連携しつつ支援していく」と強調しましたが、既に大使館員や自衛隊機が去った今、危機管理もできない弱腰政府が、残留邦人を緊急に救出できるかは甚だ疑問だ。

私達国民は、この様な同胞の危機に対して、その命と生活の安泰を願うとともに、口先だけの平和を唱える平和ボケの現自公政権を退陣させ、自衛隊による残留邦人と、現地で日本のために協力頂いた外国人スタッフの救出ができる、確かな日本国家を早急に作り上げなければなりません。



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