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日本の将来を決める自民党総裁選に危惧(4)総裁選の裏側と総理の資質 [選挙]

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菅総理の総裁不出馬で総裁候補4名の立候補となりましたが、その背後は、自民党内派閥の思惑と立候補者の、そして、党員と若手議員の思惑が複雑に絡む総裁選となりました。

菅自公政権は、中国共産党のエージェントの、二階幹事長と公明の山口那津男代表、野党には、小沢一郎に託して、日本政治を属国化を進めてきましたが、菅首相の退任で、この構造に変化が生じ、改めて、日本に対する米中の覇権争いが開始されました。

渦中の菅首相と二階幹事長に、グローバル利権に眼鼻の利く小泉環境大臣が動き、一早く河野太郎の指示に動き、それに河野が、安倍派、麻生派と離反するが、党員人気で対立候補となる石破茂を引き込み、この人気の三者が結束し、河野、小泉、石田の「K・K・I」同盟を作り、河野候補の党関係勢力を最大化しています。

この最中の最終局面で、二階派野田聖子幹事長代行の総裁立候補で、二階派や党員の支持数は更に分散しますが、菅総理なき後の二階幹事長は、更に自民内で、現政権後の権力利権の生き残りを図った形となりました。

他方安倍派は、旧右派の安倍前首相の政治理念と、その政策を修正踏襲する、高市早苗を指示し、麻生派は、派内議員の河野を指示しています。

他方で若手議員は、総裁側の勝ち組と選挙後の自己の利害の狭間にあり、選挙後の選挙当落を睨み、自己の議員生命の維持をどこに求めるかの危機意識から、10日、当選3期以下の若手議員が「党改革」を訴え、派閥横断型の議員連盟「党風一新の会(仮称)」を新たに立ち上げました。

この様な政局混戦の中で、今回の総裁選は、次の観点から、国民の運命を決める選挙となります。

1.日本国の共産主義陣営に属するか自由主義陣営に属するかを決める岐路となる。
2.日本国の国家危機の認識保守主義者か、他国任せ又は無関心脳天平和主義者か、
3.日本国を覇権国の属国とするか、自主自立国とするか。
4.日本国政治を権力利権政府とするか、国民利権の政府とするか。
5.日本国の政権を保守政権にするか、緊縮改革政政権にするか。
6.日本国の政治を国益政治とするか、グローバル亡国政治にするか。
7.右派保守主義か、左派改革者主義か。

ここで、総裁立候補の本質と政策内容、従来の言動で選別しますと

1.国家危機意識者:高市氏。
2.親中媚中者:河野氏、野田氏。
3.属国容認者:河野氏、野田氏。
4.権力利権主義者:河野氏、野田氏。
5.グローバル(新自由主義)緊縮財政改革者:河野氏、野田氏。
6.亡国(国家解体論)政治:河野氏、
7.右派保守派:高市氏、岸田氏。

右派か左派かの本質は、日本国の皇位継承、靖国参拝、憲法改正(防衛軍)、中国国内の超限侵略の防止、国土強靭化推進。北方領土と尖閣諸島問題、増税、プライマリーバランス黒字凍結、防衛予算の拡大、学術会議の正常化、留学生の管理強化、防衛産業の強化、最新科学研究予算の増加、などの論点を確り確認することです。

当然に総裁選挙戦の主張や答弁は、党内や党員、又報道に対し、外部向けの耳触りの良いもの、国民受けするものに、従来の言動を変えるものが多く、国民は、この表面的騙しや単なる人気に惑わされず、候補者の従来より取ってきた内外の言動で判断すべきです。


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