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日本は何処へ往く「ブースター接種」の効果とリスク [ワクチン]

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コロナ禍での日本政府のワクチン対策は、必死に行われていますが、この2年間一進一退の状況で推移し、政府も国民も疲弊風土となっています。

現在国民のワクチン接種は、5回目を迎えていますが、この接種形態をブースター接種と呼びます。

ブースター接種の目的は「ワクチンの効果を高め、その効果を持続させるための追加接種」のことです。

即ち、ブースターとは、「増幅器」のことで、ブースター接種は「本来ある免疫機能をさらに向上させる」といった意味合いがあります。

新型コロナワクチンの場合は、ファイザー社製・モデルナ社製ともに「2回接種」が基本だったので、多くは「3回目接種」のことを指します。

「3回目接種」の新型コロナワクチン追加接種が必要になった理由は以下の通りです。
①ワクチンの感染予防効果が3ヶ月程度で、その効果が急速に減少する。
②新型コロナに対するワクチン接種の長期効果については現在でも十分に検証されていない。現在漸くその内外の追跡データから「ワクチン接種後の効果は緩やかに低下する」ことがわかってきました。

例えば、米国でファイザー社のワクチン接種が行われた約340万人の研究では、接種後1か月~5か月にかけて感染予防効果は全年齢で88%(86-89%)から47%(43-51%)に低下しています。年齢別にみても

16-44歳:89%[→]39%
45-64歳:87%[→]50%。
65歳以上:80%[→]43%
とほぼ半減の低下が見られます。

他に、これらのワクチン接種分析で明確になったことは、重症患者の95%.入院患者の85~90%の人が、ワクチン接種2回済みと言うことです

ワクチン接種率100%と言われるイスラエルの1月17日発表の研究結果は、ワクチン4回接種の人たちにも予想より多くのオミクロン株感染が発生し、その予防抑制効果は限定的と判断され中断しています。

欧州医薬品庁(EMA)は、ブースタ接種は、免疫システムに過剰な負担をかけ免疫機能を停止する危険性があると警告しています。

しかしその後に日本では、東京医師会会長は、尾﨑治夫氏は、3回目のワクチン接種が開始されたばかりの段階で、3回目のワクチン接種を終えると、其の抑制効果は、70%、入院しない重症化予防効果は90%に向上すると、ワクチンのリスクは隠され、その目先のメリットのみが公表されました。

確かに、ワクチン接種3回のブースター接種効果は、データー上得られていますが、4回以上のデーターは未知であり、世界がワクチン効果に困惑する中、日本のこの発言は、目先の実証データからの無責任な公式発言であり、且つ、日本厚生省は何故この様な発言を容認するのでしょう

これは国民の命を守るべき機関の、国民を愚民視した言動で、許しがたい行為です。

尚、日本の21年の超過死亡数は前年の1~9月までに、6万人の増となって、戦後最大となりました。
これは、欧米でも同様に急激な増加傾向が見られ、OneAmerica社(保険会社)の発表では、パンデミック前と比して若壮年層の新型コロナ以外の死亡数が40%増となっていると報道されていています。

この理由については、どの国も発表はされていません。

ただ一部に、Frontier in Medecine の月刊誌で、mRNAワクチンのブースター接種後の血管系癌が急増している可能性があると報じています。し、アメリカ赤十字社は、昨年9月に、ワクチン接種者の献血は、重大なリスクがあると結論付け、そのために受け入れられないとしています。

これらから、ブースター接種の効果のメリットと、副作用のデメリットに、今尚慎重な留意が必要となります。



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