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尊厳死の米女性メナードさんに人の意思を考える [尊厳死]

米国女性のブリタニー・メイナードさん29歳は、末期脳しゅようのため、医師から今年1月に
余命6ヶ月の宣告を受けていましたが、11月1日に自ら尊厳死を選択して他界しました。


メイナードさんは、結婚後間もなく激しい頭痛に襲われ、診察を受けたのですが、医師は、
その脳腫瘍は、侵攻性の癌で苦痛を伴い死に至ると聞かされ、尊厳死が認められている
オレゴン州に移住して、余命を愛する夫とそして家族と過ごしながら、その日に、ソーシャル
メディアに、「さようなら、信愛なる全ての友人たちと愛する家族の皆さん。今日、私は尊厳死
を選びます。この恐ろしい末期の脳腫瘍は、私からたくさんのものを奪って行きました。


私が尊厳死を選ばなければ、更に多くのものが奪われてしまいます。
この世界は美しい場所です。


旅は私にとって最も偉大な教師でした。最も偉大な支援者は、親しい友人や仲間たちです。
こうしてメッセージを書く間も、私のベッドのそばで応援をしてくれています。さようなら、世界。
良いエネルギーを広めてください。次へつなげましょう」と動画を投函し、家族や友人の見守る
中で、医師が処方した薬物を飲み、この世を去りました。


この尊厳死は、世界各国で注目され、その議論が再燃していますが、メイナードさん家族は
キリスト教であるため、宗教上では認められない行為です。


バチカン法王庁のデパウラ会長は、「人物については判断しないが、自殺の意思表明は
非難されるべき。そして、生命の尊厳と自ら命を絶つこととは、別問題である」と非難しています。


それに対して、世界物理学の権威、ホーキング博士は、BBCのインタビューで、「人間は動物を
苦しませることはしない。ではなぜ人間に対して苦しみを強いるのか?」と話し、ただしそれには
、安楽死の選択は、「自ら命を絶つことを考える人に、その権利を与えるべきであり、そのための、
確りとしたセーフがードが必要になる。とも話しています。


また、安楽死については、アナせく死せざるを得ない状態に追い込ませることの内容にすべき
であり、尊厳死をほう助した者を裁きの対象とすべきでないと話しています。


日本も「尊厳死とセーフガード」の、世論の広がりが必須であると考えます。
皆さんは、いかがお考えでしょうか?




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