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不妊治療夫婦に対する大阪市立総合医療センターの暴挙 [不妊治療]

大阪府池田市にお住まいの北村さんは、骨髄異形成症候群と言われる血液の病気で、
抗がん剤治療と量と放射線治療の副作用のために、精子を生産する細胞の損傷が
考えられ、北村さんの精子を凍結保存としました。


その精子を凍結保存は、不妊腸を手掛けていました、大阪市率総合医療センターに
委託していましたが、その9年後に、妻の強い不妊治療の決意に説得されて、12年の
12月に同病院産科を訪ねて、その旨を伝えたところ、専門医師が別の病院に移動し
たため、その精子の移管を不妊治療の出来る別の病院に、13年3月までに移管する
ように要請されました。


13年1月に結婚式を済ませ、正規の移管先のクリニックを見つけて、同4月に、
北村さんは、精子移管手続きのため問い合わせたところ、管理が不能となり、
医学的担保ができない。と回答があったと言います。この依頼書面の記録は残って
いましたが、移管に関する同意書や説明書、中止了承書類も作成されずに保管中止と
なったもので、当時、次の移管先を見つけるまではと、産婦人科部長と、口頭で
了承を得た話であったものが、急転した事件となりました。


病院側は、移管に対して返事が無かったことを理由に、同意書の書面不備も、謝罪も
ない状態で、子供を命と結婚と移管を進めてきた、ご夫妻と、特に不妊治療をする
ために拘って来た奥さんにとっては、この病院の保存中止の仕打ちは、信じがたい
事件で、その衝撃は、奥さんが望んだ生涯の光が破壊されて、泣き崩れてしまった
と言います。


この件に関する日本生殖医学会からの06年ガイドラインでは、「保存期間は本人が
生存している期間」とし、定期的な継続意思の確認や保存費用の有償化を奨励しています。


不妊治療は、その人の人生を作用する大きな問題であり、この大阪市立医療センター
の人の生命に対する諸暴挙は、社会的に到底、無視されるべき問題ではありません。



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「私は誰の子」代理出産ビジネス時代に突入か!! [不妊治療]

この半世紀で少子化時代を迎えていますが、この背景には多様な要因が関与して
いて、女性も政府も子供数の増加に関し、意識してその改善に努力している処ですが、

その改善方策の一つに、不妊治療での生殖補助医療があります。

この不妊治療には、体内受精や体外受精治療で妊娠をさせる方法あり、この何れも、
子供のできない夫婦にとっては副音となる治療法です。

しかし日本の生殖補助医療の施行は、法的と倫理的な面から、例えば精子の提供者
側に対しても又は代理妻(妊娠側)に対しても、この医療に金銭を伴わない代理出産の
法規制があり、そのために無報酬受託を了承する相手の選択などの規制に適合する
よう、事前にその委託と受託側の双方に対して、その後の親権や相続、金銭などの
法的問題を起さぬ調整がなされて、この治療が行われています。

ただし問題は、この様な日本の厳しい法的出産環境を逃れて、海外での代理出産委託
が増加している事で、昨今のニュースで紹介されて居ます、海外の法的規制の甘さや
無規制国を利用した、国外での料金を支払って代理出産ビジネスで行う、子供を持つ
ケースが増加して来ていることです。

この拡大は昨今、その国籍、親権、料金、障害の出産児受け取り拒否トラブルや、精子や
卵子、受精卵の遺伝子検査による選択分娩、などの法的、倫理的障害も増加しており、
海外の代理出産に対する国内の法的整備が急務となってきています。

即ち、海外出産の多くは、精子や卵子を外国人に依存するため、その遺伝子の品質に
不安があることや、生まれた子の引き取り手がいなくなることや将来自分のルーツに
疑問が生じた場合の、「私は誰の子」「私の親はだれ」「国籍はどこ」などの対処が生ずる
こと大なのです。

これらの背景から、日本政府は、代理出産に対する現国内規制を緩和して、国内での
安全で安心の代理出産をしやすくするための法の環境整備の検討を開始しています。

従いまして、近い将来これらの不妊治療契約内容、その交渉経緯などの履歴記録とその
保存方法などの法的整備がされると思われます。

そして更に、不妊夫婦の子供の問題とは別に、未婚の男女がその必要から、お金で
代理出産をさせ、自分の子供とする問題も発生すると推定すされます。
即ち、出産をお金で売買する出産ビジネスの可能性があるのです。

故に日本でも早急に、この生殖補助医療の法的環境整備が求められているのです。(続く)



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