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島袋将が決勝進出。世界ランク上位のイタリアの新鋭に快勝 (JTA) [ATPワールドツアー]

【11月18日 第6日】
ATPチャレンジャーツアー(カテゴリー75)の兵庫ノアチャレンジャーは三木市のブルボンビーンズドームでシングルス準決勝を行い、第5シードの島袋将(有沢製作所)が第3シードのイタリア選手に快勝、決勝に進出した。19日の決勝で、先週の愛媛国際オープンで敗れたクロアチア選手と対戦する。

[シングルス準決勝]
○島袋将(有沢製作所) 6-2,6-2 ●Luca Nardi(イタリア)

■相手のイタリア選手は世界ランク128位で、28日に開幕するネクストジェンATPファイナルズにも出場の可能性がある20歳の新鋭だ。先週の愛媛国際オープンで優勝、好調を維持して4強に勝ち上がっていた。島袋も調子を上げており、接戦が予想されたが、所要時間1時間弱の一方的な試合になった。サービスゲームのポイント獲得率は82%に達し、相手に一度もブレークポイントを握らせなかった。

■バックハンドの激しいラリーが印象に残る。「彼もバックハンドがいいし、いいボールを打たれるが、自分もそれ以上のボールを打てる。バックから崩していける自信があった。相手の武器から壊していく、引かずに真っ向勝負していく、そういうイメージで、いいプレーができた」。低い弾道での打ち合いにはスリルがあったが、島袋にしてみれば確信を持って打ち続けた強打だった。

■課題にも答えを出した。このところ、スペースをねらったショットがミスになり、そこから崩れる試合があったが、「焦る必要はない、いいボールを打ってるのだから、いい質のボールを打ち続けて相手を崩すという考え方に変えた」。決めるべき場面での痛いミスが減り、ゲーム運びが楽になった。ラリーで徐々に優位に立つと、最後は余裕を持ってウイニングショットを突き刺す。「(サーブからの)3球目で崩し、5球目7球目でじわじわと相手を崩していくスタイルが昨日の準々決勝から良かった。イメージ通りの試合運びができて、いい試合だったと思う」と島袋は胸を張った。

■決勝で当たるクロアチア選手には先週の愛媛国際オープンの2回戦で当たり、ストレートで敗れている。「彼も今週、いいプレーをしている。もちろんタフな試合になるが、自分らしいテニスをして、ホームでの開催を生かし、日本のチャレンジャーで初めての優勝を獲得できるように頑張る」と雪辱を誓った。



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JTA TENNIS 木下グループジャパンオープン 男子シングルス準決勝 望月慎太郎 [ATPワールドツアー]

[シングルス準決勝]
21日は、望月vsカラツェフのシングルス準決勝が行われたが、残念。望月はカラツェフに敗れ決勝進出ならず。シングルス決勝は、シェルトンとカラツェフの対戦

【10月21日 第6日】シングルス準決勝が行われ、望月慎太郎(IMG Academy)はアスラン・カラツェフに3-6、4-6で敗れて、18年の錦織圭(ユニクロ)に続く決勝進出はならなかった


○アスラン・カラツェフ 6-3,6-4 ●望月慎太郎(IMG Academy)

結果はストレート負けだったが、望月は期待を裏切らなかった。準々決勝までのように、敏捷な動きで相手のショットに食らいつき、思い切りのいいダウン・ザ・ラインを放った。ネットに詰める速さ、ネットでの決定力は一級品だった。ただ、2度のブレークダウンが勝敗を分けた。第1セットは2-3からブレークを許し、第2セットは2-2からサービスゲームを落とした。一方、カラツェフはファーストサーブ時のポイント獲得率が85%と盤石で、望月は一度もブレークができなかった。

カラツェフは「どちらに転ぶか分からない試合」だったと振り返った。カラツェフが恐れたのは、望月が2回戦と準々決勝で見せた爆発力だ。「もし自分が集中力を失えば、付け込まれる可能性もある」と警戒、要所要所で雄叫びを上げて自分を鼓舞し、緊張感を保って戦った。戦術的には、望月のネットプレーをまじえた攻撃を防ぐために「絶対に短いボールを送らず、ベースラインに貼り付けておくことに集中」したという。6-3、6-4のスコアは、そうした精神面、戦術面での十分な準備の結果だった。

望月も「自分のプレーは良かった。ストローク戦になると結構、チャンスを取れていた。最初から最後まで高いレベルでできた。ポジティブなことしかない」と満点に近い自己採点だった。

「こうやってタフな試合を何試合か乗り切れて、ここまで来られた。今日の試合もベストを尽くした結果なので、全く悔いはない」。主催者推薦で出場、ツアー初勝利を上げると一気に4強まで走った大会を望月は「素晴らしい1週間だった」と振り返った。一番の収穫は精神面だろう。「ここ最近、少し自信を失いかけた試合があったが、まずは自分を認めるというか、自信を持って試合ができていた。自分をコートで表現できた」と、迷いを打ち消す4試合になった。

バックハンドのダウン・ザ・ラインやネットプレーの武器がトップ10のテーラー・フリッツ(米国)ら上位選手に通用したことも自信になったはずだ。カラツェフは「コートで何をやりたいかということをきちんと考えてきているのが印象的だった。そうした状態でプレーしているのはとても素晴らしい」と20歳のプレーを褒めた。

望月の更新されるランキングでは130位前後に躍進する見込みだが、来年1月の全豪に本戦から出場するには、もう少しポイントを積み上げたい。11月上旬から4週連続、国内で開催されるATPチャレンジャーから数大会を選んで出場し、積上げる予定と言う。



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JTA2023 木下グループジャパンオープン 望月は準決勝の快挙 [ATPワールドツアー]

望月がポピリンを下し準決勝へ。
車いすテニスは小田がシングルス、眞田/ウデ組がダブルスで優勝の快挙

【10月20日 第5日】シングルス準々決勝が行われ、望月慎太郎(IMG Academy)は、A.ポピリン(豪州)を破り準決勝に進出した。
○望月慎太郎(IMG Academy) 7-5,2-6,7-5 ●アレクセイ・ポピリン(豪州)

日本選手の準決勝進出は2018年の錦織圭(ユニクロ)以来の快挙。

[シングルス準々決勝]
ビッグサーバーのポピリンに21本のエースを決められ、ファーストサーブ時のポイント獲得率は76%に達した。このサーブを返し、ゲームを奪い、さらにセットを取るのは至難のわざと思われた。ヤマを張ったり「感覚に任せる」リターンはなかなか成功しなかったが、望月は「読みが外れるのは絶対起きることなので、少しでも何か(予測のヒントを)見つけ、少しずつ、後半に読めればいい」と受け止め、「我慢してやっていればチャンスが来ると思い、やり続けた」。

その「やり続ける」我慢が、第1セット第12ゲームと、試合を終わらせた第3セットの最後のゲームに実を結んだのだ。走って粘って、食い下がる。やるべきことを決め、そこに徹底する。華麗なネットプレーとバックハンドのダウン・ザ・ラインで対抗。

サービスゲームでも我慢が続いた。第3セット冒頭のサービスゲーム、さらに5-5からのサーブで計5度のブレークポイントをしのいだ。
望月は、「耐えるしか道はなかった。離されずに付いていって、ああやって、やり続ければ、相手も(終盤は)びびっていたし、やり続けられたのが一番大きかった」と勝因を語っています。

やる続けることは望月のキャリアにも通じる。相手をねじ伏せるだけのパワーはない。望月はこれを大きく変えなかった。今大会でツアーレベルの初勝利から、ツアー初の4強入りと一気に階段を駆け上がったのも、自分を信じてやり続けた結果にほかならない。


[車いすテニス・シングルス決勝]
○小田凱人(東海理化) 6-3,6-3 ●眞田卓(TOPPAN)

昨年引退の国枝慎吾と決勝で闘い、3-6、6-2、6-7と惜敗した16歳の小田は、悔し涙をぬぐい、観客の前で「また来年、さらに強くなってこの舞台に戻ってくることを誓いたい」と宣言して、その言葉通り、17歳になった小田は、強くなっていた。結果、6月の全仏で四大大会初優勝を果たし、その後、世界ランキング1位になった。第1シードで臨んだ今大会で優勝すれば、ストーリーが完結する。

ただ、不安要素があった。9月の全米では1回戦でノーシードのステファン・ウデ(フランス)に完敗。挑戦する立場から受けて立つ側に回ったことで、計り知れない重圧を背負い込んでいた。今大会の準決勝も第1セットは大苦戦、「全米の記憶もよみがえり、嫌な感じで試合が進んでいる」と感じたという。いかに悪い記憶を打ち消すか。小田が自分に言い聞かせたのは「自分のテニスを貫く」ことだった。技術も精神面も今まで通り。「攻めて攻めて攻め切る」。それが今大会に臨む小田の心構えだった。

第2シード眞田との決勝でも小田は攻め切った。サーブで優位に立ち、コートの中に入って高い打点からウィナーを打ち込んだ。武器の一つである若さの勢いと迫力を前面に出してラリーを支配した。ミスが出ても気持ちがネガティブになることはなかった。マッチポイントでフォアハンドのダウン・ザ・ラインを鮮やかに決めると、力強く拳を突き上げた。

日本のファンの前で、目指してきた「車いすテニスっぽくない」プレー、つまり、ATPのトップ選手が見せるような、アグレッシブで躍動感のあるテニスを披露した。苦しんできた1位のプレッシャーも、この試合では「自分の力に換えて試合ができた」という。「ランキング80位、90位の頃は、(上位を)食っていくぞっていう感じだった。1位になっても熱いプレーは大事。その『熱』がなくなったら勝てなくなる」と、忘れかけていたものを再確認する大会になった。

昨年大会で優勝を争った国枝は今回、車いすテニス部門のトーナメントディレクターを務めた。その国枝が目指してきたのが車いすテニスの地位向上だ。小田も思いは同じ。「ここ(ATPツアーと共催のジャパンオープン)に出る意味は他の大会と全然違う。いろんな人に見てもらいたいという思いがすごくある」。決勝の舞台となった木下グループ・アリーナには多くのファンが詰めかけ、競技の面白さと迫力を堪能しただろう。小田をはじめとする車いすの選手たちが今大会で手にした勲章だ。

[車いすテニス・ダブルス決勝]
○ステファン・ウデ(フランス)/眞田卓(TOPPAN)[1] 6-4,6-3 ●齋田悟司(シグマクシス)/鈴木康平(AOI Pro.)[1]

ウデのコメント:「眞田の母国でプレーできてうれしい。日本は車いすテニスに理解がある世界的にユニークな存在だ」

眞田のコメント:「何とかストレートで勝つことができた。しっかりコミュニケーションを取って、最後までアグレッシブにプレーできた」



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大坂なおみがBNPパリバ・オープンでツアー初優勝の快挙 [ATPワールドツアー]

逸材の大坂なおみ(20歳)が、遂に初優勝を飾りました。

大坂なおみが、4大大会に次ぐBNPパリバ・オープン(米国)女子シングルスで
1回戦を元世界1位のマリア・シャラポワ(ロシア)を破る金星から、2回戦でも
試合巧者の元世界2位、アグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)を破り、
準々決勝では、第5シードのパワーヒッター、カロリナ・プリスコバ(チェコ)に
6-2、6-3と打ち勝つ快進撃を続け、準決勝では、今年の全豪で完敗した
第1シードの世界ランク1位、シモナ・ハレプ(ルーマニア)に、6-3、6-0で
快勝し、決勝では、同年齢の第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)と対戦し、
6-3、6-2のストレートで破り、ツアー初の優勝を飾りました。

日本女子のツアー大会シングル優勝は、2015年10月の土居美咲(ミキハウス)以来、
11人目。女子ツアーで四大大会に次ぐ格付けとなるプレミア・マンダトリーの優勝は
日本勢で初の快挙です。

また、日本女子が世界1位のプレーヤーから白星を奪ったのは、1996年の伊達公子
以来の快挙です。

大坂なおみの今回の優勝は、その精神的な素質の粗さを自制できたことで、戦略に
冷静さを保ち、試合開始序盤に連発した強気のミスショットを修正できたこと、
そして、彼女の強みであるサービスが冴えたことでした。

この1年成長した大坂なおみは、これからが注目される事でしょうし、本当に楽しみです。



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ダニエル太郎ジョコビッチを破る [ATPワールドツアー]

ダニエル太郎(世界ランク104位)は、11日ATP1000インディアンウェルズ(アメリカ)で行われた第2試合で、第10シードの、昨シーズンは右腕故障で手術をし休みで、世界ランク1位から現在世界ランク12位の、ジョコビッチと初対戦となりました。

ダニエル太郎は、これまでのATPツアーには何度も出場していますが、顕著な結果は、全米オープン2017で、ラファエル・ナダルを破ったことがありますが、なかなか結果が出ず、ランキング104位に留まり、世界ランク37位の杉田祐一に先を越されています。

尚本大会は、錦織圭は風邪が長引き欠場しています。

試合は、ジョコビッチのサービスから開始され、第一セットは、D・ジョコビッチの90%を超える1stサーブと角度ある攻撃に押され、早くも第4Gをブレークされ一方的な試合になるかと思われましたが、第9Gでブレークバックし、5-5となり、タイブレークで先行し、ジョコビッチのアタックショットにミスがでて、7-6で勝ち、第1セットを先行しました。

第2セットは、ジョコビッチと接戦となりましたが、ダニエルに決めのショットミスが出て、6-4と雪辱され、ファイナルセットとなります。
このセットで、ジョコビッチらしからぬ数本のアンフォーストエラーとダブルフォルトが重なり、ダニエルはピンチを逃れて、4.6Gをブレークして、ダニエルが6-1で勝ち、ジョコビッチに勝利しました。

試合の展開は、ジョコビッチが第1セットの9Gまで、サービス、ショットともに好調に滑り出しましたが、9Gでダニエルが、ジョコビッチのブレークポイントをダウンザラインを放ち並んだところから、試合は縺れ、第2セットから最終セットまで、ジョコビッチのアンフォーストエラーが、ダニエルの31本に対して、61本に増加したこと、それにダニエルのサーブの確率が第1セットの50%割れから、第3セットは60%台に上昇したこと、ラリーの返球を中央に集め、ジョコビッチの角度のある攻撃を抑えたこと、そして、粘り強くジョコビッチのエラーを待ったことが、勝利に繋がりました。



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杉田祐一楽天ジャパンオープンベスト4進出ならず [ATPワールドツアー]

杉田祐一楽天ジャパンオープン【10月6日 第5日】
シングルス準々決勝では、杉田祐一(世界ランク40位)が、アドリアン・マナリノ(フランス=31位)と対戦しましたが、マナリノに敗れ、成都オープン(中国)に続く連続ベスト4進出はなりませんでした。

[シングルス準々決勝]
○アドリアン・マナリノ(フランス) 6-2,6-4 ●杉田祐一

杉田とマナリノの試合は、双方がストロークの巧者で、その攻防は単純ではなく、
ラリーはスリリングな展開で、マナリノは、杉田に攻めさせるという選択をし、
杉田はマナリノのフラット系のバックハンドを警戒して、あえて左利きのフォアに
バックハンドでのクロスの打ち合いを挑んで、杉田はラリーのテンポを早る攻撃に、
マナリノはポジションを大きく上げ下げして間合いを変えて応戦の展開となりました。

第1セットの立ち上がりから、両者のせめぎ合いは、ファイナルセットかと思わせる
激しい攻防となり、1ポイントごとに客席はる声援やどよめきが上がりました。

最初の山場は、杉田の第3ゲームで、2-0とリードしながら、4度のデュースの
末にブレークされたことで、ここからショットの精度が目に見えて落ちて6ゲーム
連取を許し、第1セットはマナリノに2-6で奪われます。

第2セットでも杉田が先にブレークして3-1とリードしますが、3-4と逆転を許し、
ブレークで4-4としてもすぐにブレークバックされ、最後まで主導権を握れず、
4-6で決着です。

ただ試合の所要時間は1時間52分に及ぶ内容で、スコア以上に緊迫した接戦であった
ことを物語っています。

杉田は試合後、そのプレッシャーの影響を明かし「ここまでランキングが上がった中で
の楽天オープンは初めてと、観客の期待もあり、自分自身への期待もあったので、
その闘いは難しくなることは理解していたが、気負いが目立ち、序盤からショッ
トに本来の精度が低下し、ダウンザラインに展開する好機が幾つかあったが、その
仕掛けのショットを失敗した。」と地元でのプレッシャーと精神的なスタミナ切れが
影響した苦しい戦いを振り返っていました。


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成都オープン(中国)で杉田祐一が4強入り。 [ATPワールドツアー]

錦織圭が右手首負傷でツアー欠場の中で、新進気鋭の杉田祐一が注目を集めています。

杉田祐一(43位)は、前アンタルヤオープン(トルコ)大会で優勝し、日本男子では、松岡、錦織、に続く史上3人目のツアー優勝を果たしています。

本大会9月29日の準々決勝は、杉田以外のシード選手が全て敗退するタフな試合の中で、前対戦敗れている同84位のラヨビッチ(セルビア)に、6-2、6-4の僅か68分のストレート勝ちを収め、シード選手として、ただ一人ベスト4に勝ち上がり準決勝に進出です。

この成都オープン(中国)大会は、ツアー2度目の男子シングルス優勝を目指します。

この戦績から、杉田は、世界ランキングを3位上げて、現在40位となりました。

準決勝は、同78位のイストミン(ウズベキスタン)と、同58位のドナルドソン(米国)との勝者と対戦です。

杉本は、これまでの試合を振り返り、リードされても冷静に試合を組み立てることが出来たと語っています。


◇日本選手の世界ランキング 10月2日現在◇

◆男子シングルス
14位(---)  錦織 圭(日清食品)
40位(△3) 杉田祐一(三菱電機)
116位(---)  ダニエル太郎(エイブル)
119位(△2) 西岡良仁(ミキハウス)
143位(▼3) 添田 豪(GODAI)
151位(△1) 伊藤竜馬(北日本物産)
214位(△2) 内山靖崇(北日本物産)
262位(▼3) 高橋悠介(三菱電機)
269位(▼7) 守屋宏紀(北日本物産)




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杉田祐一ATP250アンタルヤ・オープン(決勝7月1日・トルコ)で初優勝 [ATPワールドツアー]

杉田祐一(三菱電機 28)は、ウィンブルドンの前哨戦の、ATP250アンタルヤ・オープン(トルコ)で、優勝しました。

これは、日本男子テニスシングルスで、松岡修造(49)、錦織圭(27)(日清食品)に続く3人目のツアー優勝の偉業です。

杉田は現在、世界ランクは錦織に次ぐ43位で、昨年のウィンブルドン後は、チャレンジャー大会から一段上のツアー公式戦を回り、杉田より上位の「トップ20や、ランキング的にいい選手を破る戦績を挙げてきました。

そして、グランドスラムの今月のウィンブルドンでは、1回戦をストレートで勝ち、第2回戦で、同51位のアドリアン・マナリノ(29=フランス)に、1-6、7-5、6-4、6-7、2-6のフルセットで敗れ、4大大会初の3回戦進出は出来ませんでしたが、グランドスラム四大大会初勝利を挙げました。、

杉田は記者会見で、「大会数を減らせばその分、獲得ポイントが少なくなるが、試合を減らしてトレーニング期間を作り、思い切って休養とトレーニングにあてて、その後の大会で全力を発揮できる状態に持っていくことを心がけてやっている。どこかで爆発できればと思っていたが、今回、芝のシーズンで結果を残すことができた。このサイクルを続けられればランキングを維持できる可能性は十分あると思っている」と、18日、都内の記者会見で話しました。

又自分のランクについては、国内に軸足を置いて強化を図り、日本でやっていても可能性があると証明したい」と強い信念を語っています。

尚、次の全米オープンは、トレーニング期間に充てる考え方のようです。

是非、錦織同様に、ウインブルドンを沸かす選手として活躍することを期待します。



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日本テニス選手国外でこの1週間の活躍 [ATPワールドツアー]

世界テニスランク100位以内の日本テニス選手の、国外でのこの1週間の活躍をお伝えします。

ダニエル太郎がエストリル・オープン(ポルトガル)シングルスでベスト8に進出したが、準々決勝で、第3シードのジレ・ミュラー(ルクセンブルク)に7-5、2-6、3-6と逆転負けして、準決勝進出は果たせなかった。

サンティラン晶は、男子チャレンジャー韓国で、第4シードのイリヤ・マルチェンコ(ウクライナ)に1-6、7-5、6-4と逆転勝ちしてベスト8に進んだが、準々決勝では優勝したトマス・ファビアーノ(イタリア)に2-6、7-5、4-6で敗れる。

内田海智は、ITF男子フューチャーズの米国シングルス決勝で、アルゼンチン選手に4-6、7-6(4)、0-6で敗れて準優勝。

女子ツアーのプラハ・オープン(チェコ)シングルスは、奈良くるみがベスト4で敗退。

村松千裕(グラムスリー)は、ITF女子サーキットのタイ・シングルス決勝で、オーストラリア選手に3-6、7-6(5)、4-6で敗れて準優勝だった。

女子ダブルスでは、第1シードの穂積絵莉/加藤組が、ケイティ・ダン(英国)/ジュリア・グラスコ(イスラエル)組を6-4、6-2で破って大会2連覇、今季初優勝を果たす。

日本選手の世界ランキング(100位以内)

男子シングルス
8位(▼1) 錦織 圭(日清食品)
67位(---)  西岡良仁(ミキハウス)
75位(▼2) 杉田祐一(三菱電機)
98位(△15) ダニエル太郎(エイブル)

女子シングルス
49位(▼2) 大坂なおみ(日清食品)
53位(▼1) 土居美咲(ミキハウス)
71位(△1) 尾崎里紗(江崎グリコ)
80位(△1) 日比野菜緒(LuLuLun)
93位(△4) 奈良くるみ(安藤証券)

女子ダブルス
36位(△1) 穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)
39位(---) 加藤未唯(佐川印刷)
46位(▼1) 青山修子(近藤乳業)
50位(△1) 日比野菜緒(LuLuLun)
61位(---) 二宮真琴(橋本総業ホールディングス)



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テニス日本選手世界ランキング [ATPワールドツアー]

日本テニス協会公認の選手ランキングが公表されました。

2017/3/6付公認で、今回、そのランキングを大きく上げたのは、
男子はメキシコ・オープンでベスト8となり、自己最高位を70位に更新した
西岡良仁(ミキハウス)と、慶応チャレンジ優勝の杉田祐一です。

西岡は、準々決勝では第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)に
6-7(2)、3-6で敗れて、残念にも準決勝に進めませんでした。

女子では、マレーシア・オープンの日比野菜緒(LuLuLun)が準優勝で、
25番アップの81位と、ランキングを急上昇してトップ100に返り咲きました。

◆男子シングルス
5位(---) 錦織 圭(日清食品)
70位(△16) 西岡良仁(ミキハウス)
115位(△19) 杉田祐一(三菱電機)
119位(▼2) ダニエル太郎(エイブル)
140位(△1) 添田 豪(GODAI)
176位(△11) 伊藤竜馬(北日本物産)
189位(▼3) 内山靖崇(北日本物産)
191位(△1) サンティラン晶
201 位(---) 守屋宏紀(北日本物産)
264位(▼3) 吉備雄也(ノア・インドアステージ)

◆男子ダブルス
199位(▼2) 松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)
262位(▼2) 内山靖崇(北日本物産)
269位(▼3) サンティラン晶

◆女子シングルス
47位(---)  土居美咲(ミキハウス)
52位(△1) 大坂なおみ(日清食品)
81位(△25) 日比野菜緒(LuLuLun)
85位(---)  奈良くるみ(安藤証券)
90位(▼2) 尾崎里紗(江崎グリコ)
153位(▼1) 江口実沙(北日本物産)
182位(△1) 加藤未唯(佐川印刷)
183位(▼1) 桑田寛子(島津製作所)
192位(---)  穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)
206位(▼9) 澤柳璃子(ミキハウス)
212位(△4) 青山修子(近藤乳業)
221位(△9) 日比万葉(安藤証券)
224位(△5) 大前綾希子(島津製作所)
251位(▼5) 秋田史帆(北島水産)
258位(▼2) 波形純理(伊予銀行)
261位(▼2) 岡村恭香(ストライプインターナショナル)

◆女子ダブルス
33位(▼1) 穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)
34位(▼1) 加藤未唯(佐川印刷)
52位(△2) 青山修子(近藤乳業)
56位(△8) 二宮真琴(橋本総業ホールディングス)
68位(---)  日比野菜緒(LuLuLun)



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錦織圭 リオオープン2017優勝候補の 初戦敗退 [ATPワールドツアー]

錦織圭は、ATP500のリオオープン2017に、シード1位で出場しましたが、
その初戦で、世界ランク76位のT・ベルッチに、4-6 3-6のストレートで敗れました。

世界ランク第5位、シード第1位の錦織圭が、従来無敗の格下ベルッチに、まさかの惨敗は、何があったのでしょうか?

この日の錦織圭は、今まで見られていた1stサーブの確率の不味さを感じさせないスタートで、ストロークショットに何時もの切れが見られない状態で、自己のサービスゲームを第9ゲームまでキープしていましたが、その第9ゲームで、1stサーブが入らず、錦織のラリーミス3本でブレークされ、第10ゲームも、ベルッチの1stサーブと錦織のネットインのボールを決められて、第1セットを落としました。

この時錦織は、自分のもどかしさの不満を爆発させてラケットを地面に叩きつけ、珍しくラケットを破壊する場面があり、会場のブーイングを呼ぶ、シード第一位の品格を失う態度がありました。

第2セットも、サーブとラリーミスが更にひどくなり、ベルッチに第1.7.9ゲームをブレークされ、錦織は、第4ゲームをブレークバックしただけで、終始ベルッチに先手を許して、第9ゲームで4度のマッチポイントで、勝負のネットボレーがアウトとなり、ストレートで敗退しました。

この試合の錦織圭は、前大会のアルゼンチンの優勝を逃した直後の疲労からか、暑さのためか、また、クレーコートによるものかで、その精彩を欠き、特に、ベルッチのサーブとショットのタイミングに終始合わせず終いのまま、この大会優勝候補の錦織が惨敗した試合でした。



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テニス日本選手のATP世界ランキング2017 [ATPワールドツアー]

ATP世界ランキング1月30日現在の発表です。

全豪オープンテニスで、錦織圭が準々決勝で、ロジャー・フェデラーに
敗れましたが、ランキングの変動はありませんでした。

尚、錦織圭を破り優勝し、4大大会通算18勝を挙げたたロジャー・フェデラーが、
トップ10に返り咲きました。

女子で大きくランクを上げたのが、全豪女子ダブルスでベスト4に進んだ
穂積絵莉、加藤未唯の2人で、穂積は29位、加藤は30位となりました。

◆男子シングルス
5位(---)  錦織 圭(日清食品)
85位(△14) 西岡良仁(ミキハウス)
114位(△10) ダニエル太郎(エイブル)
117位(▼5) 杉田祐一(三菱電機)
138位(△1) 添田 豪(GODAI)
176位(△5) 守屋宏紀(北日本物産)
184位(▼12) 伊藤竜馬(北日本物産)
207位(△4) サンティラン晶
226位(△3) 吉備雄也(ノア・インドアステージ)
230位(△10) 内山靖崇(北日本物産)

◆男子ダブルス
189位(▼3) 松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)
228位(▼2) 内山靖崇(北日本物産)
284位(---)  サンティラン晶

◆女子シングルス
41位(---)  土居美咲(ミキハウス)
56位(▼8) 大坂なおみ(日清食品)
87位(▼10) 奈良くるみ(安藤証券)
94位(▼1) 尾崎里紗(江崎グリコ)
102位(△1) 日比野菜緒(LuLuLun)
150位(▼1) 江口実沙(北日本物産)
188位(▼2) 加藤未唯(佐川印刷)
193位(△2) 桑田寛子(島津製作所)
194位(△20) 穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)
204位(▼1) 澤柳璃子(ミキハウス)
217位(△4) 青山修子(近藤乳業)
218位(△9) 日比万葉(安藤証券)
227位(△5) 大前綾希子(島津製作所)
249位(△2) 波形純理(伊予銀行)
250位(△2) 秋田史帆(北島水産)
261位(▼2) 岡村恭香(ストライプインターナショナル)

◆女子ダブルス
29位(△22) 穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)
30位(△24) 加藤未唯(佐川印刷)
56位(---)  青山修子(近藤乳業)
66位(△1) 二宮真琴(橋本総業ホールディングス)
77位(△10) 日比野菜緒(LuLuLun)



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錦織圭全仏オープン4回戦の悪夢 [ATPワールドツアー]

錦織圭は、前全仏オープンに次いで8強を目指す4回戦は、29日、R(リシャール)・
ガスケ(9)と対戦です。

第1Sは、錦織のサービスゲームで開始されましたが、この第3Gでガスケにまさかの
ブレークを許します。
しかし錦織は次の第4Gでブレークバックし、そして第6Gをブレークして、4-2とリード
します。

第7Gは錦織、30-40となり、30本に及ぶ激しい大ラリーから40-40と並びましたが、
この時降雨となり試合は、1時間4分中断されます。

再開後の錦織はミスを連発し、4Gを連取されてこのSは4-6で逆転負けとなりました。

錦織の突然の不調は、第2Sにも及びこのSも2-6で落とします。

崖っぷちの錦織は、ミスを出しながらもサービスゲームで開始されましたが、をキープ、
ガスケの10GのDFの好機を攻めて、漸くこの第3Sを取ります。

もう1S挽回の錦織に、その第1GでミスとDFが重なりこのGを落とし、追う展開となりま
したが、その後の錦織の調子は上がらず、錦織の第5GもDFとミスでブレークされ最終
まで挽回ならず、2-6のSC 1-3で完敗し、この大会を終了しました。

この試合の錦織のミスショットは1S平均10本を超える不調であったこと、第1Sが雨の
中断で逆転されたこと、前試合が予想に反して3時間を超える接戦であったこと、相変
わらず要所で1stが出ないこと、方やガスケは、前試合を相手の棄権で休養が取れた
こと、などが考えられますが、総じて対戦相手の錦織対策が取られ、錦織の得意の配球
やラリーの流れを止められた大会でした。



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錦織圭のグランドスラム2016全仏オープンテニス第2回戦 [ATPワールドツアー]

錦織圭は今季グランドスラム優勝を目指す戦いとなっていて、その体調管理はもとより、
ストロークの精度と、相手1stサーブのレシーブが特段に安定してきていますので、この
期待が高まっています。

ただ一つの不安材料は、1stサーブの確率が上がってこないことです。

このパリ・ローランギャロスで開催のテニス4大大会の全仏オープン2日目の日本勢は、
男子シングルスで第5シードの錦織圭(ATPランキング6位)がシモーネ・ボレリ(イタリア、
同115位)を6-1,7-5,6-3のストレートでシモーネ・ボレリ(イタリア)ストレートで下し、ダニ
エル太郎(93位)は、同45位のマルティン・クリザン(スロバキア)を、3-6, 4-6, 7-5, 6-4,
3-0 のところで、けがで棄権したため、4大会の初勝利を収め、大坂なおみ(101位)は、
同36位のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4, 7-5のストレートで破り、夫々が第2回戦
に進みました。

さて、錦織圭の全仏オープン第2回戦は、特にこの1年世界ランク40位とその台頭が急上昇の、
24才の新鋭、アンドレイ・クズネッオフ(ロシア)と対戦です。

試合は錦織のサービスゲームで開始されましたが、予想通り、左右コーナーに振り分けながら
厳しいラリー戦が続きます。

この展開の第3Gで早くも錦織がミスショットからブレークされ、このSを追う展開となります。
そしてクズネッオフのサービスゲームの、第6G、第8Gを、リターンエースからブレークし、この
第1Sを6-3で勝利しました。

第2Sに入って錦織の1stの確率が第1Sの63%より更に下がり、特に第4Gで3回のDUCEを乗り
切ると、次の第5Gでクズネッオフが2本のDF(ダブルフォルト)からブレークし、更に、第7Gもクズ
ネッオフのDFとミスショットでブレークし、このまま勝利と思われましたが、次の第8Gでブレーク
バック、勝負の第9Gで、ズネッオフのミスショット2本でブレークし、このSも6-3で勝利します。

このSの1stの確率は59%でしたが、クズネッオフのそれは更に悪い46%でした。

勝負の第3Sで、錦織の1stが若干ですが復活し、調子を掴んで一進一退の好勝負を展開しますが、
その第6Gで錦織のリターンエースから隙を与えずこのGをブレークし、第9Gで逆襲にあいますが、
サーブとウィナー2本を決めて競り勝ちこのSも6-3で取り、結果は3-0のストレートで、第3回戦進出
を決めました。




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錦織圭全仏オープンの初戦シモーネ・ボレリに競り勝ち第2回戦に [ATPワールドツアー]

錦織圭のグランドスラム初制覇に挑む全仏オープン第1戦が、22日開始されましたが、
初戦はシモーネ・ボレリとの対戦です。

過去、シモーネ・ボレリとの対戦は、2戦2勝の戦績ですが、いずれも接戦の勝利でした。

試合は、ボレッリのサーブで開始されましたが、その第1Gをいきなりブレークし、そして、
第3と第5をブレークして、30分と掛からず第1Sを6-1であっさり勝ちました。

第2Sもこの流れで、ボレッリの第2Gをブレークします。が、第5G の錦織のDFとUE(ミス
ショット)がでて、このGをブレークされ4-2となり、5:4とリードしたところで、雨が強くなった
ため2時間半の中断となります。

その再開後の両者は、共にサービスGをキープしますが、錦織の6:5からボレッリの第12G
をブレークして、第2Sも7:5で勝利し、2Sを先取し王手を掛けます。

試合の勝負を決める第3Sとなりましたが、前半3Gの錦織2-1の時点で、又も雨が降り始め、
この試合はサスぺンデッドとなり、24日0時過ぎまで持ち越されることとなりました。

予定の24日0時を過ぎ試合は、前試合の続き、第4Gボレッリのサーブで開始されましたが、
全体的に前試合よりボレッリが調子を上げた感があり、錦織は特に1stサーブの入りが絶不
調と言える状況であり、またミスも多い中でのサービスゲームをキープして、ボレッリの第8G
にウィナー2本を決めてこのGをブレークし、GC 5-3で錦織サーブの第9Gを迎えます。

錦織のマッチGの第9Gでも1stが入らず、先にボレッリにゲームポイントを握られるなど、
3度目のマッチで、1stをセンターに決まり、錦織はSCを 3-0で勝利しましたが、相変わらずの、
1stサーブの低確率が懸念された試合でした。



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