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テニスウィンブルドン選手権第3日(2021年6月30日)錦織圭 初戦突破 [ウインブルドン]

錦織圭(世界ランキング53位)は、ウィンブルドン選手権、男子シングルス1回戦で、同67位のアレクセイ・ポピリン(21=オーストラリア)を、6―4、6―4、6―4でストレートで下し、日本人初の4大大会シングルス通算100勝目記録の快挙を達成しました。

錦織圭は、自己の弱点でもあり、また、怪我などもあり、この数年サービスの改造を続けていますが、この試合もファーストサーブの確率は50%止まりで、苦戦の要因となっています。

従いまして、2nd サーブからラリー戦でポイントを取ることとなりますが、相手が上位に行くほどラリー回数が増し、身長体力で勝る海外選手との勝負は、鋭角やダウンザラインの精度が必須で、UFEミスも多くなり、不利となっています。

幸い、1回戦のポピリンは、フットワークがそれ程よくなく、逆に調子を上げている錦織が、ネットとラリーで攻め切る展開で得点し、勝利に結びつけられました。

試合時間は、1時間58分の快勝で、相手のセカンドサーブの時に、精度の高いリターンの攻めと、ネットプレーは24回中19回成功して試合を支配したこと。そして、7度ブレークポイントを握られながらも、勝負どころで耐えて、一度もブレークを許さなかったこと。が、この勝利を握りました。

試合の意識を、「リターンがキーになると思っていたので、攻める意識を持ち」、白星の数ではなく、2回戦以降につながる勝因に目を向けた。

2回戦は、同78位のジョーダン・トンプソン(27=オーストラリア)と対戦です。

錦織は、今回の100勝の節目にも無頓着で、18歳だった08年ウィンブルドン選手権での4大大会本戦デビューから今年で13年目、今回が43回目のグランドスラムで、その通算成績は100勝41敗となります。

この大台到達は、男子で51人目、現役では12人しかいない快挙に、錦織圭は、「特に、何も感じません」と、そして、「今日の試合を見ると経験値の差はあるのかなと感じた」と、自己の評価を話しています。



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錦織圭ウインブルドンでジョコビッチと激突ベスト4ならず [ウインブルドン]

錦織圭はウインブルドン2018で日本男子では23年ぶりの8強入りを果たし、更に4強入りに元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ第12シードと準々決勝で対戦しました。

試合はコイントスでサーブを選んだジョコビッチのサービスゲームから開始され、錦織は第1Sの第4Gでラリーの応酬からブレークされますが、第5Gでジョコビッチがダブルフォルトで、ブレークバックに成功します。

がしかし第8ゲームでジョコビッチにブレークを許し、第9Gで追い上げましたがジョコビッチのサーブで阻まれ、第1Sを、3-6で落とします。

第2Sは、当然錦織が反撃に出ますが、ジョコビッチは第1Sの流れから更にギアーを上げて錦織に挑みます。

錦織は、第1G1回、と第3Gで3回、計4回のブレークポインを凌ぎましたが、ジョコビッチ箱のブレークポイント(BP)を逃した悔しさで、ラケットを地面に投げて感情を乱します。

錦織は第4Gでジョコビッチの集中力の乱れを突いてこのGをブレークし、第2Sを6-3で取り、セットオールとなります。

第3Sに入り、錦織は第3ゲーム後に、手首の痛みが出たのか、ドクターから痛み止めの錠剤をもらって服用し試合を継続しますが、薬効の性か、集中力が切れた状態で守勢となり、このGから後半は、サーブやラリーのミスも多くなり、ジョコビッチを生き返らせるキッカケを与えるてしまい、第3Sを2-6で落とします。

第4Sに入ってもジョコビッチの攻勢は崩れることなく、錦織のサーブとショットの乱れが続き、そのまま押し切られる形で、2-6で敗退しました。

今回の試合は、第3Sから急激に錦織の劣勢となったもので、棄権はしませんでしたが、その内容は、右手首やその他、身体状態に問題が生じたと考えられます。

一方、ジョコビッチのテニスは、サーブ及びラリーに一段の精度で進化し、隙を見せない素晴らしいプレーを見せてくれました。



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錦織圭ウインブルゾン2018魔の4回戦突破の偉業 [ウインブルドン]

錦織圭のウインブルゾン4回戦の勝利は、今まで2回挑戦し唯一つ敗れぬベスト8の壁です。

錦織4回戦の相手は、元世界ランク10位のエルネスツ・グルビス29才(138位)ラトビアです。

錦織対戦のグルビスは、昨年は、ひざの持病で下部大会を戦っていましたが、今年は、全仏で2回戦に、そしてウインブルゾンで、予選から本戦の3回戦まで勝ち進み、3回戦では第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を破ってきた、実力とビックサーブの持ち主です。
錦織はグルビスのビックサーブ対策に、右肘から上腕にかけてテーピングを施して臨みます。

第1セットは錦織のサービスで開始され、互いにサービスGをキープし、進展しましたが、第5Gをグルビスにブレークされます。錦織はグルビスの速く強いサーブから2ポイントしか奪えず先取されます。

錦織は第2セットを、その開始前にメディカルタイムアウトをとり、右肘内側のマッサージをし、テーピングを外して臨みます。

第2Sでの錦織は、グルビスのサーブ対策に、深い構えを取るなど工夫をしながら、リターン攻撃を仕掛けますが、ブレイクチャンスを作るまでには至りません。

第2Sはともに譲らずにタイブレークに突入します。
タイブレークは、錦織が7-5で制し、このSを7-6で取り並びます。
このタイブレークで、グルビスは、ラリーショットを逆(右)に打たれて転倒し、左ひざを痛めたようでテーピングをし続行しました。

第3Sに入りましたが、このSも互いに譲らずにタイブレークとなります。
このタイブレークも長丁場でしたが、錦織が12-10で制し、このSを7-6で勝利します。

第4Sに入り、グルビスの動きが止まり、錦織の主導権が生き、第2第4Gをブレークして、このSを6-1で勝ち、念願のベスト8入りを果たしました。

テニス ウィンブルドン選手権第7日 ▽男子シングルス4回戦 
錦織圭3(4―6、7―6、7―6、6―1)エルネスツ・ガルビス(9日、英ロンドン)

錦織の勝因は、第3回戦で対峙したピッサーバーのキリオスを破ったこと、そして、この試合の第2Sのタイブレークでの2ndサーブのリターンを、内に踏み込み、跳びはねながらバックハンドのストレートをたたき込み、ガルビスは体勢を崩し、甘くなった返球をフォアで強打、返ってきたロブをフォアで沈めた、この最初のリターンの1本が突破口となってタイブレークを仕留めたことが、その後のゲームの流れを変えたことです。

錦織は、「守っていてもリターンで苦労していたので、タイブレイクから前に入って打ってみたり、ちょっと攻めようと思った。あのリターンのお陰で攻める自信がついて、自分のしたいテニスを取り戻せたと思う」と語っています。

なお錦織は、クセルビスのサーブ最速は211キロで、3回戦で対戦したキリオス(オーストラリア)の最速は216キロと大差はないが、キリオスよりも速く感じた。特有の打ち方で、ジュースサイドであれだけワイドにフラットで打ってくる選手は少ないし、反対(アドバンテージサイド)のワイドも、シュート回転みたいな違った打ち方だった。むちゃくちゃ苦労した。第2Sまで全く読めなかった」受ける感覚はまるで違った。と感想です。

10度目の出場で、3度目の4回戦で初めての準々決勝に進み、この8強の壁の先には、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)という「大きい壁」が待っています。

4大大会全てでの8強入りは、日本男子では1995年の松岡修造と、伊達公子以来の偉業です。



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大坂なおみ「ウィンブルドン2018」3回戦突破ならず [ウインブルドン]

[女子シングルス3回戦]○アンゲリク・ケルバー(ドイツ) 6-2,6-4 ●大坂なおみ

大坂なおみは、この3回戦で、元世界ランク1位のケルバー(現10位)と激突です。

大坂なおみ(当時44位)は、A・ケルバーとは過去3戦していて、昨年の全米オープンの1回戦でケルバーに6-3.6-1のストレートで初勝利をし、以後は負け、1勝2敗の戦績ですが、調子を上げているなおみに期待です。

第1S開始からケルバー(11シード)30歳は、高い集中力で、打球1球毎に声を出して、大坂に対し、常に早めに仕掛けて主導権を握る戦術に出ました。

この為大阪は、ケルバーに終始主導権を取らる展開で推移し、第2Sも負けて、3回戦をストレートで敗退しました。

この試合の勝敗を分けた主原因は、試合後大阪が話した「初めてのセンターコートを楽しめなかったことが一番残念。何もかもうまくいかなかった」そして「何をしてよいのか分からなかった」と、夢に見たセンターコートに立った自分が舞い上がってしまったとを語っています。

試合のサーブやラリーの内容は、互角の勝負でしたが、敗因は、長い上位ランクを戦ったケルバーのサーブからの先手を取る配球の組み立ての上手さでした。

そしてケルバーは、昨年真坂の1敗となった苦い試合を反省し、最初から自分に気合を入れ、集中を切らさずミスをせずに、挑戦者の気持ちで攻め切ったことにありました。

ケルバーハ「彼女がどんなプレーをするか分かっていたから、最初のポイントから自分のプレーをすること、アグレッシブにいくことが重要だった」と、試合に対し、前もっての戦略を話していました。

大阪は持ち前の潜在能力を、この気迫と技術で押されて反撃の手段を失ったことです。

成長期にある大坂ですが、若さのためか雰囲気にのまれ、ここでまた冷静を失ったままの、単なる対戦姿勢を、大いにケルパーに学ぶ猛省が必要でしょう。



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錦織圭N・キリオスと対戦3回戦を勝利 [ウインブルドン]

錦織圭(世界ランキング27位)ウィンブルドン3回戦が7日、日本時間21時(現地7日の13時)に開始です。

錦織圭(第24シード)の3回戦の対戦相手は、N・キリオス(第15シード)オーストラリアです。

N・キリオス(世界ランキング18位)は、2回戦の世界ランク43位のR・ハーセ(オランダ)を6-3, 6-4, 7-5のストレートで破り、1回戦では42本のサービスエースを、2回戦では19本のサービスエースを決め1時間36分で勝利していますので、好調のようです。

錦織圭との過去の成績は、錦織が3連続勝利をしています。

試合開始は前試合の遅れから、長い待ち時間の後に、午後7時を過ぎてスタートしたため、
試合が日没までに終了するのかなど、両者の集中力の影響が懸念されました。

錦織のこの懸念は試合開始から払拭され、高い集中力で、第1S第2Gのキリオスのサービス
Gをブレーくし、そのままのペースで、わずか16分でこのセットを先取しました。

第2Sは互角展開でタイブレークとなりましたが、錦織がこれを制しで、第2Sも勝利します。

第3Sも、錦織サーブとリターンが好調だったことと、ラリーも優位で展開して、3Sも連取し、ストレートの快勝でした。

○錦織圭 6-1,7-6(3),6-4 ●ニック・キリオス(豪州)

N・キリオスの敗戦は、練習で好調であった体調がこの長い待ち時間で崩れ、第1Sの立ち上がりの躓きに原因があります。

錦織は、第4回戦でこの調子をらに挙げ勝利することを期待しましょう。



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大坂なおみ「ウィンブルドン2018」2回戦突破 [ウインブルドン]

大坂なおみの2回戦は、地元ワイルドカードを2年連続で獲得し、初戦突破で勢いに乗る、K(ケイティ)・ボールター21才(イギリス)ランキング122位との対戦です。

この2週間、前回のバーミンガム大会で痛めた腹筋のケガで練習できない期間を過ごし、心配された大坂が、1回戦を見事に1時間7分のストレートで圧勝して、その不安を払拭させましたが、今回のポルターとは初対戦で、大阪が3回戦に向け、更なる復調を計るに格好の相手となりますので、どの様な戦い方をするか、期待と興味があるところです。

試合は大阪のサーブで第1Sが開始されました。

大坂の1stサーブは、その入りが悪く、ボールターとラリーが多くなりますが、大阪は強打で得点して、早くも第2Gをブレークします。

ボールターも巧者で、サービスもラリーの攻めもよく、第5Gのブレークポイントで、ラリーからダゥンザラインを攻め、大阪のミスを誘い、このGでブレークバックします。

しかし大阪は次の第6Gのブレークポイントを、バックの強く深いリターンを決めてブレークし再びリードします。

その後共にサービスゲームをキープしますが、大阪の第9Gのサービスゲームで。フォアハンドをサイドに決めて、6-3で第1Sを先取しました。

第2Sは、ボールターのサーブで開始し、前半は互角でしたが、中盤から大阪の強力なサーブとフォアハンドが戻り、ボルダーのミスショットが出て、第5Gをブレークし、そのリードを保って、このSを6-4で勝ち、SC 2-0 のストレートで3回戦に進出しました。

今回の勝利は、腹筋のケガで休んだ体の不安が少しづつ抜けて、体が動き始めたことと、無理を制御する冷静さがあったことです。

ただ、今一つ更なる体の切れが欲しいところです。

3回戦の相手は元世界ランク1位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に決まり、大坂なおみの益々の進化に期待します。



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錦織圭「ウィンブルドン」男子シングルス2回戦苦手トニックと対戦 [ウインブルドン]

錦織圭の男子シングルス2回戦は、世界ランキング184位のバーナード・トミック(オーストラリア)と対戦です。

対戦相手のトミックは現在25歳で、ジュニア時代から「将来のオーストラリアを背負う存在」として期待された逸材で、2011年の「ウィンブルドン」ではベスト8に進出するなど、錦織の最高成績を超えるており、2016年1月にはキャリアハイで17位を記録する成績を残していますが、ただムラがあり、昨年は無気力プレーが目立ち、現在では184位と落ちています。

が、このランクにある選手ではなく、その実力は、錦織とトミックの過去の対戦成績を見ても2勝2敗で、しかも、直近の2016年の2戦では、錦織は連敗している要警戒の相手です。

1回戦の錦織は、強い風で集中力を散らして第2セットを落とし、勝利はしたものの、この苦手トニックの試合が、錦織の復調を見る大きな山場と言えます。

試合は、錦織のサーブで開始されて、互いにサービスゲームをキープし互角の流れかと思われましたが、第5Gに入り突然、錦織のサーブとショットに乱れが出て、5Gと7Gを連続して簡単にブレークされて、そのまま第1Sを2-6で先取されます。

第2Sで錦織は、集中を取り戻し、サーブの確率も上がって、トミックのやや弱点のバックに球を集める戦法で、厳しいラリー戦に耐えながら相手のミスを引き出し、第8Gで、待望のブレークを取り、何とかそのまま逃げ切り、第2Sを6-3で取り、タイとします。

第3Sは、トニックのサービスで開始し、錦織のサーブも70%台と、両者サービスゲームをキーブして、後半に入ります。

後半に入り、トミックの強烈な1stサーブの入りが悪くなり、錦織は、これを逃さず第8Gをブレークします。が、ここから錦織の1stが6連続入らず、トミックに狙われて第9Gでブレークバックされて、タイに持ち越し、タイを制してこのSを7-6で勝ち越しました。

第4Sは、錦織のサーブでの開始ですが、1stサーブの入りが戻り、トミックのサーブの入りは50%台に落ちましたが、要所で1stが入り、両者サービスゲームをキープして緊迫の展開となり、この流れが最終の第12Gまで続きますが、ここでトミックのダブルフォルトが出、ディース3回の末、トミックのバックのミスショットで、7-5で決着し、錦織の2時間越えの2回戦を、3-1で勝利し、3年連続の3回戦に進みました。



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大坂なおみウィンブルドン2018の初戦を難なく勝利 [ウインブルドン]

大坂なおみ世界ランク18位は、テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の3日目、女子シングルスの1回戦が行われ、大坂なおみ第18シードと、世界ランク61位のM・ニクルスク(ルーマニア)が対戦し、ニクルスクを6-4, 6-1のストレートで破り、同大会2年連続の初戦突破を果たしました。

ニクルスクはフォアハンドのスライスを多用する選手ですが、このニクルスに対し、大阪は、持ち前の豪快なサーブとフォアハンドのウィナーを決めて、第1セット、第2セットを1ゲームしか与えずに、僅か1時間の勝負で快勝しました。

大阪は、先の「バーミンガム・クラシック」に出場し、1回戦でケイティ・ブルター(イギリス)に6-1、6-2で勝利。2回戦に進出していたものの、ダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)との試合中に、大坂が腰部の怪我で棄権して、先が危ぶまれましたが、最近の大阪は、自分の体の調子を知り始め、けがなどの回復を最短に考えたメリハリをつけた身体管理をしています。

このため、精神的にも肉体的にも、昨年と比べ、世界ランキングも昨年の48位から同18位へと急速な成長がみられています。

大坂(20歳)は、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で、四大大会初のベスト16進出し、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では3回戦まで勝ち上がる成績を残しています。

本大会の2回戦では、K・ボールター(英国)とV・セペダ=ロイ(パラグアイ)の勝者と対戦です。



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車いす女子ダブルスで上地、ホワイリー組が4連覇の偉業で最終戦を飾る。 [ウインブルドン]

7月16日ウインブルドン最終日、車いすテニスの部は女子ダブルス決勝が行なわれ、ノーシードの上地結衣、ジョーダン・ホワイリー(英国)組が、第2シードのオランダペアを、2-6、6-3、6-0の逆転で破り4連覇を飾りました。

上地、ホワイリー組は、親友ホワイリーの故障でペアを組むのは丁度1年振りで、この大会に臨むに当たり、共に連絡を取り合ってきたと言います。

上地は、シングルで優勝を逃したその流れの緊張からか、今一つの動きが悪く、第1Sを失いましたが、第2Sから互いの信頼にスウィッチが入り、第2Gから第3Sまでを、一気に9Gを連取で逆転優勝を勝ち取りました。




上地は、試合後、「私たちは親友だし、何度もペアを組んでいる。二人で頑張ってきた。だから、口に出さなくてもスマイルだけで、目配せするだけで分かり合える」。「これが3年間、一緒に組んで二人で考えてきたところなのかなと思えた」そして、「この相手に負けるわけにはいかない、という共通の思いが支えた」。「このウィンブルドンでもう1回、彼女と一緒に戦えた。第2セットからは、どんな形であれ勝ちたいと思ったので、それがプレーに出せた」。と話しています。

上地は、前日のシングルス準決勝のもやもやを、ホワイリーとの信頼が打ち消し、第2Sから一気に集中力が高まり、会心の動きで、ウィンブルドンの最終日を締め括りました。

上地、ホワイリー組の4連覇の偉業を称え、喜びと感謝を捧げます。
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上地結衣テニスウインブルドン女子シングルス2017準決勝で敗れる [ウインブルドン]

上地結衣は14日(11日)、車いすテニス・ウインブルドン女子シングルス準決勝で、サビーネ・エラーブロック(ドイツ)と対戦し、エラーブロックに、7-6(4),1-6,7-6(4)となり、準決勝で敗退しました。

第1Sは、5-1のリードから、第3Sは、4-1のリードから逆転され、タイブレークも取れず、SC:1-2の敗退です。

今回の敗因の第一は、持ち前の左の強打を、エラーブロックの巧みなスライスとドロップショットで封印されたことで、上地のリズムが乱れ、集中力が低下して、上地本来のゲーム組み立てが出来なかったことです。

加えて、今回から改良の車いすを使ったことが、心技一体のテニスに狂いを生じる結果となったのではと思われます。

上地結衣は、グランドスラム女子シングルス4回制覇、ダブルス11回制覇と言う絶対王者で、彼女の世界ランキングは、弱冠21歳で、2014年はシングル、ダブルスともに世界ランク1位を取り、現在、シングルス3位、ダブルス2位の凄さです。

毎回、優勝を期待するファンの想いは、無理と言うことですね。

尚、[車いす女子ダブルス決勝]は、7月16日は。

上地結衣/ジョーダン・ホワイリー(英国) vs マリヨレン・バウス(オランダ)/ディーデ・デフロート(オランダ)[2]と対戦し、第1Sは2―6、第2Sは6―3、第3セットは6-0のSC:2-1で優勝し、4連覇の偉業を達成しました。



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国枝慎吾車いす絶対王者準決勝で散る [ウインブルドン]

国枝はウインブルドン2017男子シングルスに3連覇を賭けて臨みましたが、準決勝でステファン・オルソン(スウェーデン)と対戦し、6-4,6-2のストレートで敗退した。

第1Sは4-3から6-4の逆転負け。
第2Sは、0-4と離され6-2で負け。

敗因は、昨年痛めた右ひじもあるが、新しく取り組んでいるバックハンドのトップスピンが打てず、自分のペースが組み立てられないため、国枝の強みの、予測からの俊敏なチェアワークが狂い、攻撃的フォアハンドの展開のリズムムに持ち込めないことにある。

国枝は、このバックハンドの改良を3~4ヶ月と予定して臨んだが、思いの改良が未完で、「技術面で引っかかるところもあるし、こだわりすぎているところもある。そのへんがゲームを取りきれない要因になっている」と話している。

前試合までその不安を抱えたままで勝ち上がってきたが、力の拮抗した相手のこの試合で、その不安が的中した感じです。

国枝は、車いすテニスで既に10年連続の世界ランキング1位を保持している、日本が誇る絶対王者ですが、今回の右ひじ故障の完全回復と、バックのトップスピンを完成させて、再度、ウィンブルドン王者に戻ってきてほしい手願います。



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上地結衣ウインブルドンダブルス優勝し3連覇の偉業を達成 [ウインブルドン]

ウインブルドンで、男子シングルスのマリーが優勝、女子シングルスでは、
セリーなーが優勝するなど、世界のトップ選手の輝かしい成果の中で、
車いす女子ダブルス決勝で、上地結衣、ジョーダン・ホワイリー組が、4大大会
3連覇達成の偉業を達成しました。

7月10日、第14日、車いすテニス女子ダブルス決勝で、第1シードの上地結衣、
ジョーダン・ホワイリー(英国)組対、第2シードのオランダペアのイエスカ・
グリフィユン(オランダ)/アニク・ファンクートの決勝で、上地・ホワイリー
組が、6-2、6-2で破り、本大会3連覇の偉業を果たしました。
上地は今年の全豪から四大大会のダブルスで3連勝となりました。

上地とホワイリーにとっての3連覇が懸かる一戦は、プレッシャーのある戦い
でしたが、上地は開始後は、サウスポーからの強打に加え、ロブ、ドロップショット
などの多彩な攻撃とマッチポイントを決めたネットプレーなど、冷静かつ集中した、
円熟の自在さが戻り、第1セットをものにし、第2セットでは、スタート時の0-2
から、6ゲーム連取で逆転し、ストレート勝ちを収めました。

記者会見で上地は「まだ、3連覇できたと信じられない。自分でもびっくりしている」
とはなしています。

上地は、今大会は初めて男女のシングルスを実施した大会であり、本大会の制覇を
賭けた試合でしたが、今一つ動きが悪く守りに回り、初戦の準々決勝で敗れて、
初代女王の座は逃しましたが、このダブルスで雪辱しました。

パートナーのジョーダンとは、遠征でホテルの部屋をシェアする間柄で、ジョーダンは
「結衣はいつも楽しそうにしている」と言えば、上地も「彼女はいつも私を気に懸けて
くれる。そういうところが日本人らしいとも感じる」と、互いに息の合ったパートナー
であることが、試合にも良い結果となっていると言えます。 



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錦織圭ウインブルドン第4回戦棄権無念の真相 [ウインブルドン]

錦織圭のウインブルドン、マリン・チリッチ(クロアチア)第4回戦、第2セット1-5での棄権は、矢張り前哨戦のハレ(ドイツ)で痛めた脇腹の負傷でした。

前哨戦のハレからウィンブルドン大会までは約10日前後の日時がありましたが、この間の回復は小康状態のままの身体で3回戦までの激戦をこなし、この第3回戦までの疲労蓄積が限界を迎え、この後半は痛みとの戦いだったと言います。しかし、それまでの戦いは故障の姿を見せませんでした。

そして翌日の4回戦は最初から痛みがあったが、錦織圭が14年全米の決勝で敗れたチリッチとのリベンジ戦であり、自分の「可能性を信じて」コートに立ち「筋肉が切れるくらいまではやろうと思っていた」と苦しい胸の内を明かしましたが、試合中その痛みは増すばかりで、到底チリッチと戦える状態ではなく、チャン・コーチら陣営からの説得を受け入れ、棄権を決断したと言います。

記者団には、「2年連続リタイアするのは情けない」、「今大会は、人生のなかで一番、ケガの痛みと闘い、頑張った感がある」と、自分を出し切った思いを語り、来月はリオ五輪があり、引き続き全米も開幕するので、「とりあえずしっかり休んで治療に専念するしかない。そこに向けてしっかり準備したい」と締めくくっています。



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錦織圭・土居美咲 ウィンブルドン2016 4回戦で散る [ウインブルドン]

錦織、土居と、日本勢の男女がベスト16に揃って出場したのは、松岡、伊達以来の21年振りと言うことです。

土居美咲、世界ランク49位(日本)女子シングルス・4回戦の対戦相手は、アンゲリック・ケルバー世界ランク4位(ドイツ)で、過去の戦績は0勝4敗で、ケルバーの安定さが光ります。

しかし、直近の全豪オープンでは、6-7.7-6.6-3のフルセットの僅差の敗退は、今回の試合も接戦となることが予想されます。

試合は土居美咲のサービスゲームで開始されましたが、初のベスト16の力みからか、土居のアンフォースとエラーが肝心なところで連発します。

第1Sは、第3と第9Gでブレークされ、3-6で先制され、第2Sも1.3.5.7とブレークされ1-6で敗れ一方的なゲーム展開となり、その背景にはアンフォースとエラーが15本と言う多さで、残念ながら敗退しました。

土居は再三のGポインを握りながら、攻めを意識し過ぎて、攻めのみの単調なラリーの中で、決め球の1球がミスショットとなる、自滅の試合展開でした。
ウインブルドンなど4大大会を戦う経験の不足が出たと言える戦いでした。

錦織圭の4回戦は、マリン・リッチ(クロアチア)世界ランク13位との対戦で、過去の戦績は7勝3敗と勝ち越している相手ですが、2014年のUSオープンの優勝戦で錦織を破り、その後も2度の決勝に進んでいますので、予断を許さない対戦となります。

試合開始の錦織は、リッチに最初から1stサービスエースを連続で決められて、錦織の145kmの遅いサーブを叩かれ、あっという間に第1Sを1-6で取られます。

第2Sも第1S同様の精彩のない試合展開となり、SC 1-5となったところで、コーチがストップを出し、ここで試合を棄権しました。

錦織の脇腹を痛めたことは分かっていましたが、其れほどに悪かったのであれば、最初から棄権をすべきであったと思うほどの低調な試合で、観客と対戦相手に対して失礼な、錦織らしからぬ後味の悪い試合となりました。

何れにせよ、ここで日本勢の全てが姿を消しました。

後はリオ五輪を期待することにしましょう。



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錦織圭・土居美咲ベスト16 ウインブルドン2016第6日4回戦に [ウインブルドン]

錦織圭の第3回戦は、世界ランキング42位のアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)を7-5,6-3,7-5のストレートで、2年ぶりの4回戦に進出しました。

前回の試合で激しいラリー戦を競り勝った錦織に脇腹の痛みが連日の試合の第4回戦で感じ始め、前回の試合と比べてスピンボールを多用するなど冷静な試合運びの戦略で挑む展開となりました。

第1Sの第7Gでブレークされましたが、第8G でブレークバックし、第1Sを7-5で先制し、第2Sも中盤でブレークを先行して6-3で、2Sを先行しましたが、ここで雨の為2時間の中断となります。

中断後の第3Sは、よもやと思われる0-3の立ち上がりとなりましが、ここで又も降雨となり、再開後に集中力が戻り挽回して7-5で競り勝ち、3Sを連取した逆転勝ちで、第4回戦に2年ぶりに進出しました。

錦織圭の今回のウインブルドンは、何故か、雨に救われたような強運を感じます。

さて、土居美咲(49位)は、アンナレナ・フリードサム(ドイツ)に 7-6(1),6-3のストレート勝ち、四大大会で初めてベスト16入りを果たしました。

土居美咲の第1Sは4-5からのサービスゲームのセットポインを5本凌いでタイブレークに持ち込み、タイブレークを7-1でキープしたことで勢いに乗り、第2Sも3-2からのサーブをブレークして、そのまま押し切り、6-3で勝ち、2-0のストレート勝ちで、4回戦に進出し初のベスト16入りを果たしました。

この快挙は、往年の松岡修造と伊達公子以来のことです。

錦織圭の第4回戦は、14年全米で優勝を争った因縁の相手、第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)との対戦です。

土居美咲の第4回戦は、今年の全豪でも対戦し、マッチポイントを握りながら逆転敗けとなった「第4シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)と当たります。

どちらの試合も、見応えのある試合となりました。



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