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錦織圭全仏オープン第4回戦でティエムに敗れる [ATPマスターズ1000]

錦織圭の全仏オープン参戦は、去る5月27日から、5月30日、6月1日で、

第1回戦は、7-6.6-4.6-3 →3-0 。M.ジャンベール。
第2回戦は、6-3.2-6.4-6.6-2.6-3 →3-2。B.ペール。
第3回戦は、6-3.6-1.6-3 →3-0。G.シモン。
第4回戦は、4-6.0-6.7-5.4-6→1-3。D・ティエム

錦織の初戦は、第1Gのファイナルの攻防を切り抜けてからは危なげない展開でした。
第2回戦は、多少苦手意識のある、ファーハンドとラリー戦にも強い、ペールとの闘いでしたが、第1Gはブレークを先行しての楽勝に見えましたが、第2Gは、守勢の錦織を攻撃したペールが勝ち、この展開から錦織の粘りで、逆転勝利でした。
第3回戦は、前回の反省を生かした錦織の攻勢の展開となります。が、過去に世界ランク6位の実績を持つシモンと、激しいラリー戦となり一進一退の攻防が続きましたが、 第8Gをブレークし、第9Gをマッチポイント5回の激戦を制して、錦織が勝利しました。
この日の錦織は、バックのストレートラインと1stサーブが60%台に乗ったことが勝利の要因でした。

ここまで無シードで勝ち進んだ錦織の調子は、第3回戦が一番良い状態で、次の準々決勝のティエムと当たります。

ティエムは、この大会は2年連続ベスト4の急成長若手NO1の伸び盛りの選手で、錦織の過去戦績は2勝の相手で、2年振りの対戦です。

復帰から調子を上げている錦織が勝つには、1stサーブがポイントですが、長身とリーチが長く、オールランドプレヤーティエムをどう攻略するか、楽しみですね。

6月4日、錦織(第19シード)とティエム(第7シード)のベスト8を賭けた試合が開始されました。

第1Sは前回の試合の影響か、ティエムのシャープでスピンボールの攻撃に終始押される場面が続き、第3G.第7Gとブレークを許し、4-6でした。

第2Sに入っても同様な流れでブレークされ、0-6で敗れ、後のない状況です。

第3Sは、錦織の粘りを見せ、第12Gをブレークして、7-5となる。

第4Sは、何とか挽回しようとして攻7Gをブレークされて撃を仕掛けますが、ミスを連発して自滅の結果で、テイエムに第4-6で敗れ、SC 1-3で4回戦で敗退しました。

この日の錦織は、足が動かなかったと自評しましたが、1stザーブの勝率は62%、ティエム葉73%、エースは錦織の1に対してティエムの9と、これだけ見ても
試合の主導権がティエムにあったことが分かります。

残念ですが、全てのバランスでティエムが勝っていました。



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錦織圭全仏オープン第4回戦ティエム [ATPマスターズ1000]

錦織圭の全仏オープン参戦は、去る5月27日から、5月30日、6月1日で、

第1回戦は、7-6.6-4.6-3 →3-0 。M.ジャンベール。
第2回戦は、6-3.2-6.4-6.6-2.6-3 →3-2。対 B.ペール。
第3回戦は、6-3.6-1.6-3 →3-0。G.シモン。

錦織の初戦は、第1Gのファイナルの攻防を切り抜けてからは危なげない展開でした。

第2回戦は、多少苦手意識のある、ファーハンドとラリー戦にも強い、ペールとの闘い
でしたが、第1Gはブレークを先行しての楽勝に見えましたが、第2Gは、守勢の錦織を
攻撃したペールが勝ち、この展開から錦織の粘りで、逆転勝利でした。

第3回戦は、前回の反省を生かした錦織の攻勢の展開となります。が、過去に世界ランク6位の実績を持つシモンと、激しいラリー戦となり一進一退の攻防が続きましたが、 第8Gをブレークし、第9Gをマッチポイント5回の激戦を制して、錦織が勝利しました。
この日の錦織は、バックのストレートラインと1stサーブが60%台に乗ったことが勝利の要因でした。

ここまで無シードで勝ち進んだ錦織の調子は、第3回戦が一番良い状態で、次の準々決勝のティエムと当たります。

ティエムは、若手急成長のNO1の伸び盛りの選手で、前回は錦織がストレートで敗れた相手です。
復帰から調子を上げている錦織が勝つには、1stサーブがポイントですが、長身とリーチが長く、オールランドプレヤーティエムをどう攻略するか、楽しみですね。



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錦織 ATPテニスBNLイタリア国際ローマ準々決勝対ノバク・ジョコビッチ [ATPマスターズ1000]

愈々、錦織圭とノバク・ジョコビッチの宿命の対決となりました。

錦織圭とノバク・ジョコビッチの対戦は、前回まで錦織の2勝とその後11連敗で、
ジョコビッチは、錦織に勝数では圧勝していますが、いずれもその内容は死闘の連続で、ジョコビッチも錦織に対しては、特に宿敵と意識しているようです。。

錦織圭の右手首の怪我復帰後、漸く前試合で本来の戦い振りが見えてきた時だけに、大いにこの対戦が楽しみです。

ジョコビッチのサービスゲームで試合開始し、その第1Gで、いきなり錦織が3度のジュースからブレークします。

錦織の弱点の1stサーブの勝率も70%以上の好調で、その展開を持続して、第5Gもブレークし、勝負の第8Gをキープして、第1Sをものにし先行します。

第2Sに入り、ジョコビッチの反撃は、第2Sで錦織の1stが入らなくなり、2ndサーブを狙われ、リターンやラリーでジョコビッチに左右コーナーの深いショットで先手を取られ、錦織の甘いリターンを決められ、第2と4Gをブレークされ、第5Gをブレークバックしますが、そのまま押し切られて、このSを、6-1で落とします。

SC1-1の対となり、勝敗の第3Sで、両者の闘志が激突し、ジョコビッチは、第3と7G
を、錦織は第4Gをブレークし、後半の7.8.9はジュースで縺れますが、最後は、ジョコビッチが錦織の2ndをリターンエースで取り、ジョコビッチが2-1で勝利しました。

錦織の敗因は、第2S以降の1stサーブの勝率が、第1Sの70%台から50%台に急減したことで、ジョコビッチにこれを狙われ、片やジョコビッチは、第2Sからサーブが70%台に戻り、要所で危機を脱したために、錦織は試合の組み立てが常に守勢となったことにあります。

しかし復帰後の試合の経過から、試合感覚も戻ってきていますので、今後の活躍に注目したいと思います。



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錦織 ATPテニスBNLイタリア国際ローマ大会3回戦を突破 [ATPマスターズ1000]

錦織圭の3回戦の対戦相手は、世界ランク28位ドイツのフィリップ・コールシュライバーです。

フィリップ・コールシュライバーは、ローマのレッドクレーコートを得意として、好成績を残しています。

錦織圭の2回戦ストレート勝ちはしましたが、その内容は、厳しい接戦の勝利で、この試合も、激戦が予想されましたが、

第一セットの第4Gをブレークし、さらに第6Gもブレークして、このセットを、6-1としました。

第二セットに入っても、錦織の攻勢が続き、このセットの第五と第七Gをブレークして、このセットも、6-2でとり、SCは、2-0のストレートでした。

この日の錦織は、全試合のラリーは、相手のバックに集中して配給する形から、今回は左右に振り分けてポイントを取るもので、しかも、その殆どが先手攻撃の得点で、これまでの大会で、一番強い錦織圭を見せてくれました。

この流れで次の準々決勝で、グランドスラム12回優勝を誇り、右肘怪我で復帰後は、6大会連続準々決勝進出のノバク・ジョコビッチと対戦です。



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錦織圭ベスト4に モンテカルロ2018 [ATPマスターズ1000]

錦織圭(ランク36)は、ATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ「コート・プリンス」20日の準々決勝で、世界ランク3位のマリン・チリッチ(クロアチア)を、6-4、6-7(1-7)、6-3のフルセットの激闘を制して準決勝進出を決めました。

この戦いは、2時間55分に及ぶ激戦でした。

チリッチにはここの処、3連敗の戦績でした。

第1Sは、錦織のサーブで開始され、第4Gをブレークされますが、第5Gをブレークバックし、第9Gをブレークして勝ち先行します。
ただ、この第5Gで、チリッチが膝を痛めてメディカルタイムを取り、棄権かと思われましたが、試合を続行します。

第2S は、チリッチは、膝を労りラリーも短期に終わらせる作戦で、ウイナーショットを続け、錦織は可成り受け身となりながら必死で粘りを見せ、ブレークチャンスを作りますが結果は、チリッチの攻勢で取れず、タイゲームで1-7と圧倒されてこのSetを取られます。

第3Sに入り、両者の攻防は7Gまで続き、8Gをブレークし、9Gを珍しく1stサーブ2本のサービスエースで、このSを6-3で激闘を終えました。

この試合で錦織は、この一つの1stサーブが全く出ず苦しい試合となりましたが、他方のチリッチもこの1本のサーブを決めてピンチを逃れましたが、その確率は錦織と同様50%台でしたので、これがラリーの応酬に繋がりました。

チリッチのサーブと膝が不調の中、チリッチのウイナーは、錦織の21に対して47と圧倒していました。

尚錦織も、チリッチの左右の揺さぶりと強打を受け、故障の右手首に打撃があった様で、次の試合が気遣われます。



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錦織圭ベスト8へモンテカルロ2018 [ATPマスターズ1000]

錦織圭(ランク36)は、ATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ「コート・プリンス」で、19日の3回戦で、同62位アンドレアス・セッピ(34=イタリア)と対戦勝利し、ベスト8に進出しました。

セッピとは過去、2勝2敗と互角の戦績て、昨年の対戦は、錦織圭が右手首故障のため棄権しています。

第1セットの錦織は、最初から左右に揺さぶりをかけ攻勢の内に1ゲームも落とさず、わずか25分で6-0の滑り出し好調で、このまま押し切れるのではと思われましたが、

第2ゲームは逆に、セッピ―が先に左右の揺さぶり攻勢をかけ終始優勢を保ち、2-1から5連続でゲームを奪い、錦織は2-6でこのセットを失いました。

第3セットに入り、互いに譲らずキープして3-2で迎えた第6ゲームの2ndサービスを捉えてブレークし、そのまま攻勢の流れで、相手のストロークエラーを誘い押し切りました。

錦織は試合後「第2セットは相手に押し込まれたので、なるべく自分から打っていけるように意識した」と最終第3セットのプレーを振り返った。

次の準々決勝では、同3位の第2シードのマリン・チリッチ(29=クロアチア)と対戦しますが、休憩で手首を気にする場面があり、心配ですが、本人は、「徐々にいいテニスができているので、次の試合も頑張ります」と力強く話していました。

錦織、6-0.2-6.6-3.の2-1でセッピに勝利。



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錦織圭 大坂なおみ マイアミオープンで共に敗退 [ATPマスターズ1000]

錦織圭(26位)の復帰第二戦は、男女ツアーのマイアミ・オープン(米国)の男子シングルス2回戦から出場し、第26シードのジョン・ミルマン(豪州)を7-6(4)、4-6、6-3で破り勝ち順調の立上がりとなり、3回戦は、第5シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)と対戦しましたが、2-6、2-6で完敗となり、これまでの7年連続4回戦の進出はなりませんでした。

復帰メキシコオープンの第一戦は、世界ランク46位のデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦でしたが、2-1で制しこの第二戦で勢いに乗るところでしたが、穴の少ないデルポトロに、試合勘感が今一つの錦織は攻めあぐねた感がありました。

手首故障からの復帰戦で、サーブなどのフォームやラケットを変えたことて、まだ完全な復調とは言えないのかもしれません。

他方のマイアミ・オープン女子シングルス大坂なおみは、この1回戦で、元女王のセリーナ・ウィリアムズ(米国)を6-3、6-2のストレートで破り、大きな注目を集めての2回戦でしたが、第4シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)に4-6、2-6のストレートで敗れました。

大坂のエリナ・スビトリナとは、2月のドバイ(アラブ首長国連邦)で対戦し、この時もストレート負けでしたので、これでスビトリナ戦は2連敗となりました。
今後に苦手意識が出なければ良いのですが。



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錦織(世界ランク25位)の復帰後の第2戦を制す [ATPマスターズ1000]

錦織(世界ランク25位)の復帰後の第2戦は、23日、マイアミ・オープン2018(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)、シングルス2回戦の第26シードで出場し、世界ランク96位の、J・ミルマン(オーストラリア)と対戦しました。

第1セットからミルマンの粘りで接戦となり、結果は、7-6 (7-4), 4-6, 6-3のフルセットで勝利しましたが、決め球の1球にミスを連発するなど、苦しい試合でした。

しかし要所に集中して勝ち、2時間51分の長い戦いを制して、7年連続の3回戦進出を果たし、「ATPマスターズ1000」では、約10ヶ月ぶりに白星となりました。

錦織は、昨年の右手首の筋肉損傷で、選手生命が断たれるかと心配されましたが、約5ヶ月の治療期間を経て復帰することが出来、第1戦のメキシコ・オープン第1回戦は1-2で敗退、前大会バリバは風邪で欠場、この試合が第2戦目ですが、調子は上がってきているようです。

しかし錦織の弱点であるサーブを復帰後、ラケット(ガット)の張りと、手首を痛めてそのフォームを変えて磨いてきていますが、スピードは増していますが、その確率が試合になると未だに悪いことです。

この試合も、1stサーブの確率が54%で、中々自分のペースにならない試合展開でした。
又、アンフォースとエラーも、第1戦の2桁よりも良くなりましたが、まだ63本と多く本調子と言えない状態です。



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錦織圭ロジャースカップ初戦 [ATPマスターズ1000]

錦織圭は、毎年7~8月にかけて開催されるATPワールドツアーATP1000、カナディアン・オープン、7月23日開催の国際テニス競技会「ロジャースカップ」に出場です。

前回のウィンブルドンを横腹を痛めて準々決勝進出を果たしながら棄権となり、非常に残念な大会でしたが、今回その痛みが減少したもののまだ残る中で、上位選手出場のルールの中、第3シードでの参戦です。

前回2015年の「ロジャースカップ」は、ベスト4を獲得しました。

今回の初戦(2回戦)は、ランク131位、192cmで200km超えのビックサーブを持つ、アメリカの22歳、D・ノビィコフと対戦しました。

第1Sは、ノビィコフのサービスで開始され、錦織はこの第1Gをブレーク、更に第3Gもブレークして4G連続の先制となり、その強さを見せましたが、錦織サーブの第5Gと第7Gを、ストロークミスの連発とサーブのDFなどで簡単にブレークされ、4G連取されて並ばれます。

気を取り戻した錦織は、その第9Gをブレークし、第1Sを6-4で先勝しました。

続く第2Sは、錦織が第3Gをブレークし優勢となりましたが、その第4Gでブレークバックされて並ばれ、第11Gをブレークして、6-5で勝利しました。

この日の錦織は、レシーブの安定性は見られましたが、依然としてサーブの確率が悪いことと、練習不足からかショットのミスが目立った、荒れた試合となりました。

今大会はフェデラー、マレー、ナダルの上位選手が欠場する中で、優勝のチャンスがある大会ですし、来週からのリオ五輪に向けて、是非故障を癒して頑張ってほしいと願います。



錦織圭マドリード大会初戦を危ふい辛勝 [ATPマスターズ1000]

錦織圭は(第6シード)は、マドリード・マスターズの第2回戦から出場し、その初戦を、
世界ランキング31位、過去対戦成績1勝1敗の、ファビオ・フォニーニ(イタリア)と
4日対戦しました。

ファビオ・フォニーニは、最近の大会で強豪ラファエル・ナダルに3勝している相手です。

試合は、ファビオ・フォニーニのサービスで開始されましたが、フォニーニ持ち味の
1stサーブと右の強打が決まらず、ラリー戦で錦織が競り勝ち、第1Gを簡単にブレーク
します。

その後も錦織がリードして更に第3Gもブレークします。
が、第6Gが山場となり、錦織のサービスで3度のジュースのせっせんとなりましたが、
これを制して、第1Sを6-2で取り、先行きが明るいと感じられました。

しかし、第2Sに入り、フォニーニの左右の鋭い攻めのラリーが冴え、錦織は防戦が多く
なり、試合は、フォニーニの攻勢で推移します。

押され気味の錦織は、第8Gでミスショットが多発し遂にブレークを許し、第2Sは、
3-6で敗れ並ばれます。

第3Sもこの流れが続き、錦織のサービスゲームを苦労して凌ぎますが、遂に決定的と
言える終盤の第7Gでブレークを許します。

錦織はこの流れを変える必要から、リスクを背負って先手の攻勢に転じ遂にぎりぎりの
第10Gをブレークバックし、最終フォニーニのサービスの第12Gの激闘を競り勝ち、7-5
で勝利を収めました。

この試合は第2Sより、ラリーを得意とする錦織が、終始フォニーニの猛攻に大苦戦の
守りの展開で、漸く最終間際で錦織らしさの攻めが出て勝ちを呼び寄せた試合でした。

今季マスターズの制覇に挑戦する錦織ですが、今日の苦戦から次の6連敗中のガスケとの
勝負が、大きなカギになると思われます。




錦織圭マイアミオープン2016遂に決勝へ [ATPマスターズ1000]

錦織圭(6)のマイアミオープン第6戦目は、第24シード、オーストラリアのニック・キリオス
(Nick Kyrgios、)との準決勝となりました。

ニック・キリオスは20歳の新星で、この大会のシード選手を打破して、ベスト4に勝ち進んだ
強烈なサーブの強敵です。

第1S(set)は、キリオスのサーブで開始され、キリオスの高速サーブが錦織を苦しめます。
がその第3GでキリオスのDFで錦織はブレークを先取してそのまま第9Gキリオス、サーブ
のマッチゲームを迎えます。

キリオスはこのマッチポイントでもしやのDFを出して、錦織のブレークとなり、第1Sを6-3で
幸先良く先行します。

第2Sの第2Gに又もキリオスのマッチポイントのDFで、錦織はこのGをフレークします。しかし
その裏3Gで、錦織の1stサーブが入らず、またDFのミスで簡単にブレークバックを許し同点
となり、キリオスは1stでフリーポインを上げ、錦織は1stが入らない展開で持ち堪えながら、
第9Gキリオス、サーブのマッチゲームとなります。

この第9GはキリオスのサービスGで、最初の1stサーブが決まり、霧オスが先行し、フアィ
ナルとなるかと思われましたが、その好調のキリオスのサーブに、突如ミスを連発し、錦織は
そのセカンドを攻めてラリーとネットプレーの攻防で得点し、ブレークチャンスを掴みます。

その最後のキリオスのサーブが、又も第1S同様のDFとなり、錦織はこのGをブレークして、
7-5で勝ち、1時間24分の劇的な勝利を収めて決勝進出を果たしました。

この試合のキリオスの1stサーブの確率70%後半に対し、錦織のそれは56%で、如何に
苦しい戦いであったか、そして、ミスの少ない試合であったかが分かります。

次は、王者ジョコビッチに勝ち、優勝するのみです。



錦織圭逆転の2時間29分越えで4強に [ATPマスターズ1000]

錦織圭(6)のマイアミオープン第5戦目は、G(ガエル)・モンフィス(16)の準々決勝です。

錦織圭のサービスから開始されましたが、この第1Gで早くもモンフィスにブレークされます。
そして漸く第4Gでブレークバックしますが、第5Gで錦織はDFをし、そのながれでモンフィスは
このGをブレークし、第1Sは、4-6でモンフィスに先行されます。

第2Sに入り、その第4Gで錦織が先にブレークに成功します。
その後最終ゲームまで互いのGをキープして進み、錦織最終の9Gを競り勝ち、だい2Sを
6-3で取り、並びます。

第3Sに入っても、錦織の1stサーブの確率が低いままで互角の死闘は続きますが、第4Gで
錦織がブレークに成功し、このままでと思われましたが、この第8Gで錦織の2ndサーブを狙わ
れブレークバックを許してしまいます。

そして、第10G 錦織のサービスゲームでDFから攻められ、0-40となる大ピンチを、その5回の
マッチポイントを凌いで、このGをキープしました。

錦織はその第12Gでも1stが入らず劣勢で、又もモンフィスにアドバンテージを与える大ピンチ
を迎えますが、3度のネットプレーでこれを凌ぎ、遂にフアィナルへと進みます。

フアィナルの先攻はモンフィスでしたが、モンフィスの2ndからのラリーで錦織がオープンコートに
ダウザラインを決めて先行します。

その後モンフィスの1stの入りも悪く、尚DFもあり、錦織がラリーでもポイントを重ね7-3で競り
勝ち、SC 2-1で辛勝しました。

この試合の錦織の1stのフリーポイントは僅かに3本で、モンフィスのそれは14本でありこの
試合のサーブの如何に劣勢かが分かります。

しかし、錦織は最後まで耐え続けその集中力で、この試合をもぎ取った素晴らしい戦いでした。

錦織は、昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2014)ファイナリストの誇り
を胸に、日本時間2日8:00からの決勝進出を懸けて、第12シードのミロス・ラオニッチ(Milos
Raonic、カナダ)と、第24シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)の勝者と
対戦します。



錦織圭ATPテニスマスターズロジャーズカップモントリオールで ナダルを破る [ATPマスターズ1000]

錦織圭は(第4シード)、15日の第3回戦を、第7シード、ラファエル・ナダル(スペイン)
と準々決勝の対戦です。

錦織圭はナダルに、過去7回闘い全て敗退の成績で、今回は8度目の挑戦です。

試合は、ナダルのサーブで開始し、ナダルの強力なサーブを凌ぎながら、第3Gを迎え、
これをブレークし、更に、第5Gもブレークして、第1Sを6-2で先取します。

第2Sに入り、第2Gより連続4Gを連取して4-1と先行し、続く決めの第6Gでナダルが
粘り、鮮やかな反撃が勝りこの決めのG(ゲーム)を落とします。

前大会でのナダルとの試合も、1Sを先行し、2Sからの逆転で負けているので、この
同様の流れで悪い不安が頭を横切りました。

その後逆転を意識してのせいか、ナダルのサーブがダブルフォルト(DF)などで乱れ
始めます。更には、ストロークミスなども重なり、錦織に流れがきました。

その後双方にブレークのチャンスは来ますが、どちらもサービスGをキープして、
錦織の勝を決める第10Gを迎えましたが、ここの最初のサーブをDFし、次の1stも
入らず、流れが変わるかと思われましたが、その後、サーブも入り始め、ラリーを
制して、遂に40-30からウィナーショットを決めて、6-4で勝利し、結果2-0のスト
レートで、ベスト4入りを果たしました。

この日の錦織は、ナダルの強力なストロークにも互角の激しい打ち合いをし、
6-4で錦織の左右の揺さぶりが先行して、ポイントを重ねていましたし、従来の
試合と異なり、第1Sは、1stサーブが70%台に乗るなど、好調な滑り出しを見せ
ていました。
勝負の第2Sで、1stサーブの確率が50%程度に落ちましたが、ナダルのサーブの
制度も極端に落ちてこの結果となりましたが、見どころは、両者のストロークで
の攻め合いの駆け引きでした。

錦織圭の今回の勝利は、それらの展開から見て、ベスト4に入る力は十分にある
ことを証明したものです。



錦織圭の準決勝世界3位のマリーにまさかの完敗 [ATPマスターズ1000]

錦織圭のロジャース・カップの準決勝が、世界ランク3位で第2シードのアンディー・
マリー(英国・28)に決定しました。

アンディー・マリー(身長190cm)も、第10シードのジョーウィルフリード・ツォンガ
(仏・30)にストレート勝ちで好調なようです。

最近の大会での両者の対戦成績は、ATPツアー・ファイナルで初勝利、直近のマドリ
ード・オープンでは錦織圭のミス連発でストレート負けをし、通算成績は、1勝4敗で、
4大会では2度の優勝、このマスターズ1000では10回優勝の実績を持つ強豪です。

第1セットは錦織のサービズゲームで開始されましたが、1stサーブの入りが悪く、
ダブルフォルトを連発して、初っ鼻でブレークされます。
が直ぐにブレークバックして並びますが、この展開から、マレーにリターンを狙われ、
このセットを3-6で落とします。

第2セットに入り、この流れが加速し、第2セットを0-6で落とし、ストレートの完敗で、
これでマレー戦は、1勝5敗となり、この大会が終わりました。

本大会の決勝戦は、第1シードのジョコビッチと第2シードのアンディー・マリーとなります。

錦織は、この大会の優勝に賭けた挑戦でしたが、前試合のナダル戦で、1stサーブが
後半に不調となったまま、この大会に入ったことと、第2セットで足を痛めたのでは
と思われる、急激で異常なプレーの落ちがありました。昨年のマドリッド大会の棄権
(足の事故)が気になります。



錦織圭ロジャース・カップ難敵のR・ナダルを撃破しベスト4へ [ATPマスターズ1000]

錦織のナダル戦は、過去の対戦成績は7敗0勝ですが、昨年のマドリード大会で
互角の勝負を展開していることから、今年の錦織が何処まで成長したかが問わ
れる試合となりますが、今季は、十分期待が持てる試合と言えます。

愈々注目のナダル戦の今日、錦織はコイントスを勝ち、ナダルのサービスゲームで
開始されました。

第1Sの第1Gは、ナダルが行き成り1stサーブを3本続けて勝ち、先行します。
第2G、錦織の1stサーブが決まり、ラリーもダウンザラインを決めてキープ。
そして第3Gでナダル破1stが決まらずの2ndからのラリー戦を制して、早くも
ブレークします。
第5G ナダルは、続けてダブルフォルト(DF)を出し、これを逃さず錦織がブレーク。
この流れをキープして第1Sを6-4で先行します。

第2Sの第1Gは、錦織がギアー全開モードで、ナダルのサーブを攻め、又ラリーでは、
決めのボールを狙いますが、ミスを連発して自滅します。

ナダルは又も、サービスの第3Gで、DFとラリー戦のミスで、このGを失います。
1stの確率低下のナダルは、更に第5Gで、錦織に先手のラリー戦に持ち込まれて
このGもブレークされ、2ブレークダウンとなり、完全に錦織の流れとなります。
が、第6Gの錦織のサーブが崩れます。今度は逆にナダルがリターンを決めて、
このGをブレークバックしました。

その後ナダルは、第7.9GとDFを出しますが、錦織にブレークを与えず耐え抜き、
遂に第10G(SFS)を迎えます。

後半、押され気味の錦織は、このGでDFを出し、窮地に立ちますが、ラリーで
得点し、マッチポイントに1stが出て、第2Sも6-4で、宿願の難敵ナダルを撃破
しました。

この日の錦織勝因は、本大会初戦で見せた、コンパクトで切れの良いプレーと、
1stサーブの確率が2S中盤まで70%~台であり、常にベースラインからの速い
リターン攻勢を仕掛けたことにありました。



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