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団塊と団塊ジュニア世代が活かすか日本経済の行方 [高齢化社会]

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「団塊の世代」とは、1947~1949年の3,年間の出生数は806万人と言われ、当時の総人口に
占める割合は約8%でした。しかし、統計の時期のずれを含みますと、10,825千人の数となり、
その出生地で見ますと、東京、大阪、神奈川、埼玉、愛知の順で、その男女比率は夫々略
半数となっています。

専門家が評する「団塊の世代」の特徴は、戦後の高度成長期の日本経済の基盤を支えた
世代で、経済的に恵まれた幸せな時代を過ごしますが、この多数の同世代の中で、自分への
拘り、付和雷同し易い、けちが多い、リスクを嫌う、世代間競争が激しい、保守的特徴を持つ
世代と言われます。

団塊世代の女性の結婚は、従来の見合い結婚から恋愛結婚に移行する時代で、その年齢も
20代前半がピークで、夫は外で稼ぎ、妻は家庭内専業主婦が多数を占める内外分業的家庭
社会で、その世帯の子供も多く生まれましたので、この子供の世代を「団塊ジュニアの世代」
と呼ばれます。

これは、「団塊の世代」の「第一ベビーブーム」をついで、「団塊ジュニア世代」の出生数は、
700万人以上と言われ、「第二ベビーブーム」と呼ばれています。

ただこの「団塊ジュニア」は、不運な時代とも言われており、その数の多さから、大学受験や
就職も競合の世界であり、且つ、1979年の第2次石油危機の世界の経済不況にも当り、パラ
サイトシングルと言われる親に頼った生活する若者も多くあり、他方、この世代は個室を与えら
れ1人で過ごした世代でもあり、アニメ、漫画、ゲームなどと接し、ネット時代を楽しむ若者文化
が産まれた時代でもあります。

日本経済は、この「団塊の世代」のインフレ成長期と、オイルショックを挟んだ「団塊ジュニア
世代」のデフレ衰退期の、為替相場での産業政策転換の影響を受け、今にその経済産業
構造と核的生活状況を残しています。

「団塊の世代」の殆どが退職した現在、急速な保守的高齢化が進みますが、それがこの社会に
どの様に影響を与えてるのか、又、不幸な時代の「団塊ジュニア世代」の革新的層が中核の
日本は、それらをどの様に活かす政策を取るか、この二大層の個々人の活躍が注目され期待さ
れるところです。


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