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認知症の発症にの共通点が判明した [痴呆症]

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認知症の中の一番は、70%のアルツハイマー症です。


この認知症は長い間の医学界の研究課題でありますが、
最近漸く、その長い臨床期間における、信頼できるデータが揃ってきました。


この様な臨床実験で判明しました認知症の原因は、アミロイドβと言う、
神経細胞の廃棄物により、脳血管の血液がドロドロとなった血栓の蓄積で
障害されて、脳血管が死滅するために、記憶を司る「海馬」が衰退して、
物忘れや徘徊、暴力などの症状を呈するようになります。


その研究において、認知症が25年を経て発症となること、そしてその
5年前からそれらの症状が、徐々に顕在的になることです。


これら研究は、経年の医学データで、地域性があったり、他の治療の結果で
判明したり、外国の研究データであったり、ここに蓄積されてきていましたが、
これらを総合的に観察しますと、それらの共通点が見えてきたのです。


それは、生活習慣病との共通点です。


生活習慣病(成人病)の重篤な症状に、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病、
がありますが、これらは何れも血管系の病です。


ただ、糖尿病は、糖の取り込みができず血管に糖を流して体内の血管を汚し
痛めて、合併症に繋がる病気ですが、脳は、同じ糖でもブドウ糖のみがエネルギー
となりますので、この点の取込みの仕組みが異なります。


それにより細かくは、痴呆症になる原因が、血管の血栓からのものと、血管細胞に
ブドウ糖が取り込まれず、エネルギー不足で劣化するものに分かれます。


何れにしても、これらの治療を受けている疾病群の痴呆症率が、一般人々の
発症率よりも低いことが分かったのです。


従いまして、これの逆説で、この生活習慣病の予備群は、痴呆症の予備群である
とも言えるのです。



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