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錦織圭強し ATP1000マドリード ベスト4へ [ATP1000]

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錦織圭の大会3回戦は、9日、予定の日本時間4時が遅れ、5時半から、スペインの
D.フェレール(33)、第7シードとの対戦で開始されました。

D.フェレールは、現在世界ランク8位、ツアー優勝24回、今シリーズ優勝3度の戦績
を持つラリー戦に強く、錦織との対戦成績は、4勝7敗の強豪です。

フェレールのサービスで開始され、その直後からの、フェレールの1stサーブでの
失点や、リターンの甘さを突かれたフェレールのウイナーなどで、簡単に第1Gを
許します。

第2Gは錦織のサービスゲームとなりますが、1stの入りが悪く、終始フェレールに
攻勢を掛けられ、まさかのブレークを許し0-2とリードされますが、次の第3Gを
ブレークバックして追いつき、ここからボールの弾みに慣れ始めて調子を上げ、
後半は錦織の組み立てが勝り、第7Gをブレークして、第1セットを6-4で先行します。

第2セットに入り、第1Gは、フェレールのサービスゲームですが、フェレールの
サーブミスと、決めるポインでのストロークにミスが目立ち、第1Gのマッチポイ
ントに錦織のリターンを決められ、ブレークされます。

第2Gに入って錦織のサービスゲームにも、サービスや攻めのストロークにミスが重なり、
このGは逆にブレークバックされてしまい、1-1と並ばれます。

しかしその後の錦織は、冷静に試合を読み、ラリー戦を優位に進める展開となり、第3.
第6Gをブレークして、第2セットを6-2で勝ち、SC2-0のストレートで、フェレールを
1時間12分で撃破しました。

クレーコートをやや苦手とする錦織が、試合当初のボールに対する体感を合せながら
調子を上げ、攻めを強めていったのに対して、フェレールは、最初は得意のサーブと
ストロークで優位にありましたが、試合が進むうちに自分のペースが低下して、敗退
した流れでした。

錦織は、これでベスト4となり、次の対戦は、世界ランク3位のマレー戦となりました。


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