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錦織 ATPテニス マスターズ1000 BNLイタリア国際ローマ2回戦 [ATP1000]

「錦織圭」対「グリゴール・ディミトロフ」(ブルガリア)のATP1000イタリア国際男子シングルス・2回戦が16日ローマで行われました。

錦織は、右手首障害の休業期間で世界ランキング34位となり、復帰戦はシードがなく、全ての試合を勝ち上がり決勝となるわけで、今年の戦いも、体力的に厳しいものでした。

前大会のマドリードでは、初回戦にジョコビッチと対戦し、2-0で敗退しており、試合を重ねながら試合感を取り戻している状況です。

今大会の第1回戦は、一つ格上のランキング33いのロペスとの対戦てした。この大会の錦織は、弱点のサーブの確率は以前よりも良いできでしたが、相手の先手攻撃に守勢の展開でし、幸い相手のサーブの確率の悪さと、2ndサーブを攻め、ラリーに持ち込み、結果は、7-6.6-4の接戦を制して、2-0で勝利しました。

今回の2回戦は、世界ランク4位で第3シードの強豪のディミトロフです。

ディミトロフの強みは、サーブとふぉあーの強打です。

試合はディミトロフのサービスで開始され、ともにサービスゲームをキープして進みましたが、第5Gで錦織が40-0のブレークポイントを迎えますが、ディミトロフの連続のサーブスエースで、簡単に40-40と並ばれます。
錦織は、ラリーをバックに集中し、時を見てオープンコートの左にアタックをかけ、これをデミトロフが強打してエラーを誘い、デュース3回の末、この第5Gをブレークしました。

その後を優勢で進め、このセットを決める錦織の第10GサービスGで、ディミトロフの攻撃と錦織の守勢の濃淡が現れ、10Gは0Gで簡単にブレークされ、その流れが続き、タイブレークで敗れて、このセットを落とします。

第2セットに入り、ディミトロフの流れが中盤まで続き、錦織は第7Gを0ポイントでブレークされます。
このままストレート負けと思われる展開で、錦織はギアチェンジを行い、次の8Gをもぎとり、タイブレークとなり、ディミトロフのサーブダブルフォルトをものにして、7-5で勝ち、タイとしました。

第3セットも死闘の攻防が続き、ディミトロフは第5Gをブロックして先行しますが、錦織は攻勢を続け、第8Gと最終第10Gをブレークして逆転の6-4で勝利しました。

この試合は、2時間55分に及ぶ激闘で、錦織は2セットの中盤までの不利な流れを、リスクの多いフォワーを多用の攻撃に切り替えた結果の勝利でした。



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錦織圭22日モンテカルロ2018は準優勝 [ATP1000]

錦織圭はいよいよ決勝戦となりました。

錦織の対戦相手は、現絶対王者と言われるナダルです。

錦織とナダルは、過去6戦で3勝3敗ですが、直近は3連敗となっています。
ナダルは、この大会で、此処まで1Sも奪われず全てストレートで勝っています。

第1Sはナダルのサービスで開始され、その第3Gで錦織がブレークを取ります。
が、その直後の第4Gでブレークバックで並ばれ、第6Gをプレーされて、このSは、
6-4で先行されます。

第2Sは、錦織が逆転を期し球質をスピンをかけたロブ状に変えて配給したラリー戦を
展開しますが、ナダルは厳しい角度で対応し、錦織を揺さぶりその体力を奪います。
この様な展開から、第5Gと最後の繋ぎ第8Gをブレークされ、反撃はならず、6-2で敗れ
ました。

試合を振り返りますと、未だ右手首の痛さも残る中、ノーシードからの連続の闘いは、
特に上位シード選手を連破しての決勝戦に、可成りの体力を消耗しており、その上に
ナダルとの左右揺さぶり合う長いラリーの攻防は、体力に相当のダメージがあったと
思われ、前日のチリッチ戦と比較しましても、その動きの切れが明らかに低下して
いました。

しかし復帰後錦織は、ノーシードで決勝まで登り詰めたことは、その実力を証明した
もので、今後の活躍が期待できます。



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錦織圭 王者ナダルと決勝へ ATP1000モンテカルロ2018 [ATP1000]

錦織圭、21日の準決勝は、新鋭急騰株で世界ランク第3位のA・ズべレフ(21)と対戦です。
ズべレフとの対戦は、2度目ですが、前回は完敗し、この試合で雪辱できるか注目です。

第1Sは、錦織のサーブから開始されましたが、いきなりブレークされます。
1stの入りも良く、試合内容は悪くはないのですが、ストロークミスで、ポイントを失いそのまま押し切られました。3-6。

第2Sは、更に激しい試合となりますが、ズべレフの1stの入りが悪く、第4Gの2ndを攻めてこのGをブレークします。
しかし、ズベロフの反撃で、第7Gのラリーでブレークされたいとなります。
が、第9Gで、スベロフの2ndサーブをポイントに繋げ、ブレークして、このSを6-3で勝ち、SC1-1となりました。

最終の第3Sとなり、両者譲らぬ激しい攻防が続き、第10Gのスベロフサービスサイドで、両者の打ち合いで、錦織のズべレフ正面への深いショットが決まり、6-4で遂に2時間半の決着がつき、錦織は念願の決勝に勝ち上がりました。SC:2-1。

これまで、利き腕右手首を故障して、復帰後のノーシードからの勝ち上がりは厳しいものでしたが、試合ごとに調子を上げてきていますので、決勝では、ランク1位ナダルとの好試合が期待できると思います。

ナダルとは、2014マドリード決勝以来の対決ですが、この時はナダルを圧倒しながら、腰の不調で棄権を余儀なくされた、幻のマスターズ1000の優勝で終わった試合でした。

今回の対戦は今日行われ、これらを清算する注目の試合です。



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錦織マアミ・オープンの準々決勝でまたも故障で敗退 [ATP1000]

錦織圭(第2シード)は29日、米マイアミで行われた男子シングルス準々決勝で、世界ランキング40位のファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦し、4―6、2―6のストレートで敗れ、2年連続の4強進出はなりませんでした。

第1Sは、フォニーニのサービスで開始され、錦織は早くも前半の第4Gで、ドロップショット、ラリーに競り負け、バックショットにミスが出て、ブレークされます。

錦織は後半の第9Gで、ウイナーとフォニーニのミスが重なり、ブレークバックに成功します。
しかし、次の第10Gで、フォニーニのウイナー2本と、錦織のバックショットがミスし、このSを宇井ないます。

第2Sに入り、錦織サーブの第2Gで、フォニーニのウイナーとバックのパッシングショットで、早くもブレークを許し、更に、第6Gでは、錦織のダブルフォルトでブレークされます。

錦織は逆転に向けた奮闘は、次の第7Gでフォニーニのダブルフォルトでブレークバックしましたが、次の第8G 錦織の1stサーブが入らず、フォア―、バックのクロスにミスが出て、このGをブレークされて、2-6で敗れ、試合時間は1時間7分で終了し、ここで決勝への夢は断たれました。

錦織の敗因は、前日の4回戦の2時間44分の激戦で痛めた右手首の影響から、回転を強くかけたサーブやフォアが全く打てず、バックを中心に、短期決戦のドロップショット、ネットプレーなどで戦ったが、フォニーニが勝り、ストレート敗退の結果となりました。

今大会は、世界ランク1位のアンディー・マリー(英国)、同2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が欠場し、同3位のスタン・バブリンカ(スイス)も4回戦で敗退し、錦織には、マスターズ大会初優勝のチャンスでしたが、又も故障によりコートを去ることになりました。

マイケル・チャンコーチは錦織圭に対して、2014年末に「もし来年(15年)に目標があるとするなら、その年の95%をケイが怪我なくプレーし切ることだ」、そして今年初頭に「サーブについては、過去数年で多くのことを改善してきたが、更なる改良を加え、安定感を増すことが必要だ」と目標を掲げてきたと語っています。



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錦織圭 マイアミ・オープン2017 5回戦 終盤猛攻の逆転勝利で8強進出 [ATP1000]

世界ランク4位の錦織圭は、男子テニス・シングルスマイアミ・オープン2017の5回戦を、同57位のフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)と対戦しました。

デルボニスは、200Kmを超えるビックサーバーとそのフットワークの良さ、ボールコントロールと、全てのバランスの良い強豪です。

この日の錦織は、動きも切れて好調さの印象ですが、デルボニスもそれに劣らぬ動きを見せました
第1Sの錦織は、第7Gでプレークを取り、セットGの9Gをブレークして、このSを6-3で先行します。

この調子でストレート勝ちをするのではと見ていましたが、その第3Gでデルボニスにラリー戦でポイントされ、この第3Gを簡単にブレークされてしまい、この流れで第2Sを4-6で落とします。

これで1-1のフルセットとなりますが、このGの最初をブレークされ1-2となり、デルボニスの勢いに飲まれるのではと思いましたが、錦織のその後の驚異の集中力で、終盤の6ゲーム中5ゲームを奪いこのSを逆転して、6-3で勝利しました。

結果、2時間44分に及ぶ激闘の末に6-3、4-6、6-3の2-1で勝利し、準々決勝進出にコマを進めました。

ATPワールドツアーの公式サイトは「初のマスターズ1000の戴冠に前進」と報じています。

錦織のデルボニスの対戦は、2011年ローマでのマスターズ1000の2回戦に続き、2戦2勝だ」となりました。

ただ懸念されるのは、フランス地元紙が「錦織圭はアルゼンチンのフェデリコ・デルボニスを下すのに2時間半を費やし、多くのエネルギーを浪費して、試合中に、理学療法士に膝と太ももの治療を受けた」ことと報じていることで、次の準々決勝に不安を残したことです。す。

錦織に今季初優勝の期待が集ま中、次の対戦は、世界ランク40位のファビオ・フォニーニ(イタリア)となりました。




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錦織圭マイアミオープン2017 4回戦 [ATP1000]

ATP1000マイアミオープン2017年男子シングルスの予選が終わり、本戦が現地3月22日より開始されました。

錦織圭選手は第2シードで、第1回戦を第2回戦から参戦し、対戦相手のフェルナンド・アンダーソンを、6-4,6-1の2-0で破る好調で、第3回戦を第25シードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン世界ランク30位)と対戦です。

過去の戦績は2勝2敗の5分の難敵の、互いに相手の強さを知った試合で、サウスポーのベルダスコはで、強力なサーブとストロークが武器となります。

第1Sは、錦織が第3Gと第10Gをブレーク、ベルダスコは、第7Gと第9Gをブレークした激戦で、タイブレークで錦織が7-2で勝ち、このSを7-6,で逃げ切りました。

第2Sは、錦織が第3Gをブレークを取るが、激しい競り合う中で、第10Gでブレークバックされ、錦織は1stがゲーム中盤から殆ど入らず追い上げられて、ベルダスコにレシーブポイントを取られ、錦織のサーブとショットにミスが出て、6-6と並ばれ、タイブレークを5-7と敗れて、このSを逆転敗となり、セットカウント1-1となります。このSの錦織の1stサーブの確率は47%で、アンフォースとエラーは48本の不調でした。

最終の第3Sで、ベルダスコの1stサーブの確率の激減とダブルフォルを重ね、錦織は、この機を捉えてセカンドサーブの攻撃やストローク戦で盛り返し、第4Gと第6Gをブレークして、6-1で勝利しました。

結果、7-6,6-7,6-1の2-1で辛くも勝った、2時間43分の激戦でした。

次の第4回戦は、世界ランク57位のF・デルポニス(アルゼンチン)です。



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錦織圭準々決勝で敗れる [ATP1000]

錦織圭準々決勝で敗れBNPパリバオープンはベスト8でした。

錦織圭のBNPパリバオープンの優勝は悲願ですが、今回も準々決勝で、世界ランク18位、J・ソック(アメリカ)に阻まれました。

J・ソックは、2011年の全米オープンの混合ダブルス、2014年のウィンブルドン・ダブルス、そして昨年のリオオリンピック、今年は、オークランドとデルレイビーチで優勝するなど、世界ランクをどんどん上げている実力者です。

これまで調子を維持している錦織勝利の期待が高まる中で、試合開始から錦織サーブの第2Gをブレークされて、思わぬ後追いの展開となり、最後までブレークバックが出来ず、第1Sを3-6で失います。

2Sも1stサーブが入らずの苦しい展開でしたが、第2Gを、ソックのエラーが重なりブレークして、更に、第7Gも同様の展開でブレークして、6-2で並びました。

勝負の第3Sは、1stサーブの不調と、ソックのバックラインギリギリのショットで押され、第2Gでブレークされます。そして、ソックのサーブとラリーの配球で押され気味の展開となり、第6Gもブレークを許し、最後の反撃もならず、2-6で敗れました。

錦織圭の敗戦の第1要因は、3回戦まで好調であった1stサーブが全くと言えるほど不調であり、最後まで自分のペースを作れなかったこと、そして、J・ソックの要所での1stさーぶと、攻めの、ストロークの配球と強さが勝ったことにあったと言えます。



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西岡良仁4回戦でワウリンカに惜敗 [ATP1000]

西岡良仁(世界ランク70位)は、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で開催の15日、男子テニスシングルスの男子シングルスの本大会で、ようやくその頭角を現し、4回戦に勝ち進み、世界ランク3位のスタン・ワウリンカを相手に、大奮闘を演じました。

西岡は、前メキシコオープンで、
第1回戦で、世界ランク18位のジャックソック(アメリカ)と2-1、
第2回戦世界ランク76位のジョーダントンプソン(オーストラリア)2-1、
第3回戦世界ランク6位のラファエルナダルと2-0、と健闘し、

西岡良仁の今回のBNPパリバ・オープンの戦績は、
第1回戦で、世界ランク158位のイライスアス・イマ―に2-0、
第2回戦は、世界ランク21位のイボ・カロビッチ(クロアチア)に2-0、
第3回戦は、世界ランク14位の第13シード、トマーシュ・ベルディハ(チェコ)に2-1、
第4回戦は、世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)に0-2、
となり、

この第4回戦は、第3シードのS・ワウリンカ(スイス)に、6-3, 3-6, 6-7 (4-7)の大接戦の末に、逆転で惜敗し、惜しくもベスト16止まりとなり、マスターズ初のベスト8進出とはなりませんでした。

しかし、最近の西岡良仁の成長は素晴らしく、世界ランクのトップ100に入り、今後、錦織圭と共に、話題を呼ぶことになると思います。



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錦織のBNPパリバオープン第4回戦ベスト8へ [ATP1000]

第4回戦は、ジュニア時代に世界ランク第1位を取った、天才プレーヤーと言われたドナルド・ヤング(アメリカ)ですが、現在は世界ランク60位の相手で、錦織とは良き友人関係にあります。

昨今の試合では、錦織が4連勝中です。

第4回戦は、16日未明の午前3時少し過ぎから開始となりました。

第1Sはヤングのサービスから開始されましたが、その第1Gをヤングがキープ、第2Gの錦織にミスが重なり、ヤングがブレークし先行します。

ブレークバックを狙う錦織の第7Gでヤングのミスでブレークバックして並び、その後互いにサービスゲームをキープし、第9Gを迎え、ここでヤングのミスが重なり、このGをブレークして、このSを6-2で先取します。

第2Sもヤングのサーブでスタートし難なくキープ。
錦織サーブの第2Gとなりますが、ストロークミスを重ねて、又もヤングにブレークされて先行されます。

錦織はその第7Gで、ヤングのミスを突きブレークバックに成功し並びます。

その後の第9Gで、これもヤングのミスが重なり、これをブレークして5Gを連取し、劣勢を挽回して逆転の6-4で勝利しました。

錦織の調子は、前回の好調なサーブの確率はなく、1stの確率は第1Sは56%と低く、平均でも60%で課題を残しました。

ただ勝因は、要所の1stサーブが決まったことと、リターン開始の速度が従来より早くなったと思われます。

この試合も錦織の6-2、6-4のストレート勝となり、1時間16分と短く、次の試合に体力を保てる試合となりました。

これで、インディアンウェルズでの自己最高のベスト8進出となりましたが、次戦を勝てば、自己最高記録更新となりますので、頑張ってほしいと思います。

次戦の相手は、ソックとジャジーリの勝者と中1日空けての対戦となります。


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錦織圭BNPパリバオープン3回戦 [ATP1000]

錦織圭BNPパリバオープンの3回戦は、世界ランク28位第25シードのG・ミュラーとの対戦です。

強烈なサーブを武器とするミュラー(ルクセンブルグ)と対戦で、昨年度は、第1setを落とし、第2第3と取り返して、2-1で勝利していますが、ミュラーのランクは急上昇しています。

試合は、錦織のレシーブから開始され、第1Gは、ミュラーの1stサーブ4本のラブゲームとなり、この試合の苦戦が予想されました。

が錦織の1stサーブもフリーポイントは取れませんでしたが、サーブからのラリーポイントを重ねて、サービスゲームをキープしました。

その後の第3Gをブレークして攻勢に進めて、ミュラーの1stサーブの確率が落ちた第5Gもブレークして、その後ラリー戦でもミスなく左右に打ち分けてポイントを重ね、第1Sを6-2で先行しました。

第2Sに入り、得意のミュラーの1stサーブの確率が30%に下がり、第1Gからブレークを奪います。

そして、第7Gでは、ミュラーの3本のダブルフォルトがあり、錦織がブレークし、そのまま第2Gも6-2で勝利し、ストレート勝ちを収めました。

この日のミュラーは、得意とするサーブが、1st.27/55。ダブルフォルト6。レシーブポイント14/49(錦織の50%)と言う不調ぶりと、これまで問題の錦織の1stの確率が、第1Sで95%、トータルで78%と快調の出来でした。

トータル時間は、僅か1時間11分の勝利です。

第4回戦は、天才プレーヤーと言われた現在世界ランク60位の、ドナルド・ヤングです。



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錦織圭の準決勝は世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ戦 [ATP1000]

錦織圭のテニスシングルス・ムチュア・マドリード大会2016の準決勝は、第1シード
のノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)と決まりました。

ジョコビッチはラオニッチ(オーストラリア)にストレート勝の好調さで準決勝へ
進出です。

錦織のジョコビッチとの対戦成績は2勝7敗で、ここ6連敗の成績で、直近では、今季
1月に全豪オープン準々決勝で3-6、2-6、4-6で敗で、4月のマスターズ大会マイ
アミ・オープン決勝でも3-6、3-6で、いずれもストレートでの連敗です。

今回は優勝に向け、ジョコビッチと如何に戦うのかが楽しみです。

試合は東京時間午前2時半より、ジョコビッチのサービスゲームでスタートしました。

錦織の立上はよく、その第1Gを早くもラリーに攻め勝ち40-0でブレークポイントを
掴みます。しかし驚きは、ジョコビッチがここからサービスエースを連続で決めて、
このGをキープしたことです。

その後互いのサービスゲームをキープしますが、後半に入ると錦織の1stサーブの入り
が悪くなり、第8Gでミスを連発してこのGブレークを許してしまいます。

第1Sは、このブレークで、3-6で敗れます。

第2Sの第1Gは、錦織のサービスで始まりましたが、1stの入りが悪くラリー戦となり、
ジョコビッチに先にGポイントを握られましたが、よく凌いでこの第1Gをキープしま
した。しかしこの流れが第5Gで躓きます。

錦織の1stサーブが入らないこと。ダブルフォルトがあったこと。ミスショットが出た
ことで、又もこの第5 Gをブレークされます。

錦織は、このSを取らなくてはなりませんが、ジョコビッチにスキがなく、このまま
終了と思われたジョコビッチのサービス第10Gで、まさかのダブルフォルトを連発し、
錦織がブレークバックして、この流れでタイブレークとなります。

タイブレークの最後の2ポイントは、ジョコビッチのサービスエースでした。

この試合の錦織の敗因は1stサーブの確率で、ジョコビッチが73%、錦織が61%で、
第1、第2Sともに、10%以上の差があり、しかも、1stサーブが要所で出ないことです。

錦織の本大会の挑戦は前回同様ベスト4で終わりました。



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錦織圭 準々決勝は新鋭ニック・キリオスと対戦 [ATP1000]

ガスケを破った錦織圭のテニス・ムチュア・マドリード大会の準々決勝は、5月6日、
世界ランク21位の新鋭ニック・キリオスと対戦です。

ニック・キリオスとは、マイアミオープン2016で、同じく準々決勝で対戦し、6-3.
7-5で勝利した相手ですが、1stサーブに威力があり、フランス・オープン13では、
マリン・チリッチを破りタイトルを獲得しランクを上げ、今回は世界ランク4位の
ワウリンカを2-0のストレートで破り勝ち上がった新進気鋭の選手です。

錦織圭はワウリンカには、2015全豪オープンで0-3のストレート負けをしており、
キリオスのその後の成長を考えますと、全く油断のできない相手です。

第1Sは、錦織圭のサービスゲームで開始されました。
両者は自己のサービスゲームを維持し、ともに譲らぬ展開でしたが、第8Gでキリ
オスが珍しくダブルフォルトをし、錦織がブレークポイントを迎えますが、キリ
オスは持ち前のサーブで切り抜けます。

その後共に譲らず、遂にタイブレークとなります

錦織は先にミニブレークを取りますが決めのショットを外し、キリオスにサーブ
が移り、最後の2本をサービスエースで決められ、6-7で敗れます。

第2Sに入っても、キリオスの200kmの強力なサーブは衰えず、錦織は押され気味
で自己のサービスゲームの第8G、第12Gで訪れたブレークの危機をラリーで守り
、第2 Sもタイブレークとなります。

タイブレークで、錦織は先行のサーブを決め優位に立ち、キリオスは勝ちを意識
してミスショットを連発し、錦織がポイントを重ねて、錦織が第2Sを制します。

勝負は第3Sとなりましたが、このキリオスのサービスの第4Gで最初のポイントを
錦織が制したことでキリオスのショットが乱れ、このGを錦織がブレークします。

しかし、次の錦織の第5Gで40-0とリードしながら、今度は錦織がミスを連発して
並ばれ、あわやブレークバックされるところでしたが、サーブが決まりこれを
凌ぎます。これと同様なことは第5Gでも起こりました。

そして、最終決着の第9Gを迎え、錦織は40-0と後1本からまたもミスが出て、
ジュースとなりあわや敗退かと思われましたが、最後の2本をサービスとウィナー
で決めて、2-1で逆転勝利を収めました。

試合は2時間近くに及ぶ共に死力の激戦でした。

準決勝は現地5月7日、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)
と決まりました。


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錦織圭 準優勝 ATPマスターズ1000マイアミ・オープン [ATP1000]

錦織圭の優勝を賭けた、ATPマスターズ1000、マイアミ・オープン2016の優勝戦は、
大会16連勝、本マイアミ大会5連覇の偉業を持つ絶対王者、N・ジョコビッチとの対戦です。

錦織圭とN・ジョコビッチとの対戦成績は、直近ではN・ジョコビッチに5連敗と一方的な
戦績ですが、錦織圭との、この大会の優勝への思いはその言葉から一番強いと言えます。

試合は日本時間、3月4日午前2:10より、N・ジョコビッチのサーブで開始されました。

その第1G 、N・ジョコビッチの1poinを先行しますが、その後レシーブからラリーの流れを
制して、錦織圭がいきなりこのGをブレークし、先の期待が膨らみましたが、第2G、錦織の
サービスゲームで、1stが入らず、またDF、アタックミスなど連発して、簡単に1point先取
のみでブレーク・バックされ並ばれます。

その後、6Gをブレークされ、7Gでブレーク・バックしますが、8Gをブレークされその展開で
縺れることなく、第1S、6-3で先行されます。

第2S は、錦織のサーブで開始されますが、この第1Gも1stが入らず、DF、レシーブミスを
連発して、簡単にブレークされます。

その後は、互いに事後のサービスゲームをキープしましたが、第7Gから左足を痛め、メディ
カルタイムを取るなどがあり、錦織のサーブの第9Gは、デュースから最後の1球の攻防と
なりましたが、1stサーブ、DF、ミスショットを連発して、ジョコビッチにブレークされて、錦織は、
このSも3-6で敗れ、SC 0-2のストレートでこの大会を終幕しました。

錦織とN・ジョコビッチとの1stサーブの確率は、第1Sは60:73、第2Sは53:65と、何れの
Setも10%以上の差が出たことと、ラリー戦でのミスショットが20を超えたことにあります。

しかし、今回も小柄の錦織圭が、権威あるATPマスターズ1000マイアミ大会の準優勝を
勝ち得たことは、世界のビッグ10の評価を不動にした称賛の終焉でした。



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錦織圭マイアミオープン3回戦を2-0のストレート勝ちで4回戦へ [ATP1000]

錦織圭(6位)を筆頭として、今年のマイアミオープンは男女の複数の日本勢が予選を勝ち
抜き出場し、今後の各選手の活躍が期待される楽しみの大会となりました。

錦織は、第2回戦より参戦し、ピエールュ―グ・エルベール(フランス)を6-2,7-6(4)のストート
で破り、3月28日の3回戦は、奇術師と言われる難敵、ウクライナNO1のA・ドグゴポロフと
対戦です。

試合の第1S(セット)は、錦織のサービスサイドで開始されましたが、その第1Gでドグゴポロフ
のリターンと、鋭いラリーのダウンザラインをきめられるなどで、早くもブレークされます。

しかし錦織はすかさず第2Gをブレークバックし、更に第4.8とブレークして、6-2でだい1Sを
先行します。

第2Sも、錦織のサービスサイドで開始され、第2Gで4度のブレークチャンスが来ますが
掴めず、第4Gでブレークします。更に、第6Gでも3度のブレークチャンスとなりますが、
これも果たせず、最後の第8Gで漸くブレークして、第2 Sも6-2として、Sカウント2-0の
ストレートで4回戦進出です。

今回の勝敗は、以前からの弱点であった1stサーブが66%と良かったこと、逆に、ドグゴポ
ロフは、持ち味のクイック1stサーブの確率が48%と低くかったことで、錦織に多くのレシー
ブポイントを奪われたことにあります。

錦織の第4回戦は3月30日(水)午前10:00以降の開始の予定です。

尚、本大会出場の日本選手の成績は、男子は、西岡良仁(124位)が3回戦まで、伊藤
竜馬(120位)が2回戦まで、女子では、大阪なおみ(104位)が3回戦まで、土井美咲(44位)
と日比野菜緒(63位)が1回戦まで奮闘し夫々敗退しましたが、4大大会に次ぐ大会のATP
1000の観衆を大いに楽しませました。




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錦織圭ATP1000イタリア準々決勝ジョコビッチに惜敗 [ATP1000]

錦織圭の準々決勝の対戦相手は、難敵とする第1シードのジョコビッチです。

両者の準々決勝での対戦は、6度目となりますが、昨年の全米オープン勝利後は、ジョコ
ビッチが2連勝しており、対戦成績は2勝3敗と錦織が負け越しています。

第1セット第1Gは、ジョコピッチのサービスから開始です。
この第2G錦織のサービスで早くもジョコビッチに40-40からブレークを許します。

ジョコビッチの攻勢が続いたビハインドの錦織は、第9Gで先にブレークポイントを取り、
巻き開始を試みますが、攻撃にミスが出てこのセットを、3-6で失います。

第2セットは互いに互角の展開で推移しますが、その第6Gでジョコビッチのサービス
ゲームをブレークし、そのままリードを続けて、6-3で勝ち、フアィナルセットに持ち込みます。

第3セットに入り、錦織は最初のポイントを取りますが、その後ジョコビッチのサーブが要所で
決まり40-40からこのGを取られます。その後は、ジョコビッチのサーブと、ラリーの揺さぶりが
先行し、錦織のセカンドサーブを攻められる展開から、4G.6Gとブレークされ、だい7Gでジョコ
ビッチのサービスエースの連発で、このセットを6-1で失い、錦織は、SC 1-2で、この大会を
終えました。

戦いの印象は、1stサーブの確率の差で、錦織は、この第2セットで70%台を出しましたが、
その他はいずれも50~60前半で、その殆んどがセカンドサーブからの勝負で、上位選手相手
では、この弱点を埋めることができませんでした。

又、ジョコビッチは、この大会のために前大会に出ず休養していましたが、錦織は、前大会と、
この前3戦の戦いで、可也の体力の消耗があり、ジョコビッチとの第3セットでは、明らかに
その疲れが表れて、攻勢の要所のタイミングにミスを連発し、自滅の形で惜敗の結果になりました。

とは言え、このイタリア戦でのベスト8は、輝かしい戦績であり、世界ランク1位のジョコ
ビッチと互角の試合をする実力を確実に付けたと言える試合内容でした。



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