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美容アミノ酸「D体」の存在を確認!!(1) [アミノ酸]

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アミノ酸は、体内のたんぱく質を構成する最小単位の呼び名ですが、このたんぱく質の
20種と、このタンパク質が分解されたアミノ酸群の種類をペプチドと呼び、ペプチドは、
アミノ酸が2ヶ以上繋がった数の構造化合物で、その呼び名が異なります。

ペプチドには、アミノ酸が2ヶのものを「チペプチド」、3ヶのものを「トリペプチド」、
総じて10ヶ以下のものをオリゴペプチド、多いものは、ポリペプチドと呼ばれます。

私たちの身体は、これらのペプチド20種とタンパク質が結合し構成される、
20x20=400種のアミノ酸化合物が、その20%が体内を占めています。

さて近年、このペプチドが、美肌に良いとしてクローズアップされてきていますが、
このアミノ酸には、鏡に映すと左右同様な構造の「D」と「L」の、2種の構造体
(鏡像体)が存在します。

この「L体」の全てが、身体の骨や肉を構成する20種のタンパク質です。
又、市販されている旨味成分のグルタミン酸など、一般に出回るアミノ酸製造物も全て
「L体」なのです。

他方「D体」は体内での生産量が少なく、そのためにその認知度が低く、研究者に無視されていた
存在でしたが、最近、「美容アミノ酸」として注目を集めているのです。

それは、食材から「D体」を突き止める分析装置が開発されたことによります。
この開発は、資生堂の三田真史参事(44)と九州大大学院薬学研究院の浜瀬健司准
教授(46)の研究室の、産学共同で成しえたものです。
更には、慶応大学医学部も共同研究に参加し、疾病と治療薬への研究も進んでいると
言われます。

この装置の研究の効果は、体内にある20種類すべてのアミノ酸を分析し、D体と
L体に分けて量を測れるのは、この装置だけと言います。

さて、「美容アミノ酸」「D体」に話を戻しますと、この「D体」アミノ酸は人の肌に
も存在して、潤いを保持するコラーゲンを生成する「美肌の源泉」であることが判明
したのです。


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