黒田博樹 19億大リーグ投手驚きの広島里帰り

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黒田博樹投手は、ワールドシリーズ優勝27回を誇る名門球団の、ニューヨークヤンキースで、
先発投手のローテーションを守り抜き、5年連続2ケタの戦績を残して今季の地区優勝に貢献
しましたが、このオフ期にフリーエージェントとなって、複数球団のスカウト合戦を受けていまし
たが、26日急遽、古巣の広島に復帰を決めたと報道されました。

広島の松田元(はじめ)オーナーは、渡米後も球団関係者が毎年粘り強く復帰に向けた交渉を
諦めずに続けた結果であり、又、チームや地元との懐かしさがそうさせたのではと語っています。

しかし、ヤンキースでの年俸19億円から広島の4億円の差の大きさは、お金の問題を超えた、
古巣広島を愛する､サムライ黒田投手の来季広島優勝の恩返しが、その心にあると思われます。

黒田博樹は、1975年2月10日に広島に入団、05年に15勝、翌6年は最優秀防御率タイトルを
獲得、そして翌年の07年12月にドジャースに入団、5年連続の防御率3点台を維持、メジャー
在籍7年で通算79セーブをマークし、今季ヤ軍に入り地域優勝をはしました。

大リーグでこの様な成績を残し、再度古巣のドジャースが示した巨額の争奪金を蹴って日本
に復帰した選手は例を港ことで、語らずとも黒田博樹の強い思いが伝わってきます。

反面、ドジャースとヤンキースの米国黒田ファンの失望も大きく、黒田への名残を惜しんでいる
と報道されています。


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タグ：野球 黒田博樹 大リーグ投手 ニューヨークヤンキース