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ベトナム人研修生にヤギを食べさせた日本の恥部 [外国人技能実習生]

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ベトナム人の研修生が除草用に飼われていたヤギを食べ、窃盗罪で逮捕されました。

ベトナム人被告は、岐阜県美濃加茂市の公園で、岐阜大学教授が市とともに、農薬の除草剤の
代わりになるか、16頭のヤギを除草隊として放畜して研究していましたが、その内の2頭が昨年
8月初旬に5人の被告に盗まれ食べられた事件です。

被告たちは、「日本で働けば通常勤務体系で、月20万~30万程度の稼ぎができる」と仲介業者か
ら紹介されて、自宅や土地などを担保に銀行から借金をして来日し、業者には150万円を支払い
来日し、長野県の農業会社に、トマトを育てる農業技術実習生として仕事につきましたが、その
勤務実態は、午前6時から翌午前2時まで休憩なしの勤務で、17時までは時給750円、それ以降は、
1袋1円のトマト袋詰めの来高払いで、1日1000分黒詰めの日もあったと供述しています。

宿泊には「寮」を与えられましたが、それは、農機具の保管所で、シャワーはあるがトイレはなしの
2㎡の場所で、しかも、2万円の家賃を天引きされ、手元には6万程度が残り、母国の仕送りを3~4
万円していたと言います。

借金返済をしなくては自宅などの担保を取られることがあり、7ヶ月間を必死で勤めましたが、耐え
切れずに飛び出し、愛知県日進市の土木会社に雇われるが、残留期間が切れた14年の3月に
解雇され、その後は、知り合いの同僚とともに悲惨な日々を送りながら過ごし、ベトナムでは常食の
ヤギを盗み食べたと言います。

これらは、来日労働者15万人の一部とは言え、人手不足と言われる3K部門の来日実習生の
悲惨な実態が継続して発生していて、この種の調査でその8割が労働基準法違反と言うニュース
は、世界の先進国日本の「恥部」であり、誠に恥ずかしく、日本人民の質が問われる問題であり、
徳業者と来日実習生の監督管理は、関係諸庁と地元行政の責任の不備と言わざるを得ないものです。



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