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ロコモ度判定基準を5/15日日本整形外科学会発表 [高齢者]

日本整形外科学会は、ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)の「ロコモ度判定基準」を
15日に発表しました。

このロコモティブシンドロームとは、足腰の骨や筋肉の衰えで、その運動機能が低下して、
立つことや歩行が難しくなる状態のことで、介護のリスクが高くなるロコモ症状を言い、
このロコモ症候群の身体状態での転倒などで、怪我や死亡の二次障害発症の危険があります。

このため、日本整形外科学会は、この判定基準を示して、可能な限り早期にその発見をし、
予防に役立てようとするものです。

判定方法には、次の3ランクがあります。
1.「立ち上がりテスト」と、
2.大股で歩いた2歩分の幅をみる「2ステップテスト」、
3.日常動作の困難度など25項目を点数化する「ロコモ25」を用います。

1.の「立ち上がりテスト」は、高さ40cmの台に坐して、そこから片足で立ち上がれないと
「ロコモ度1」、高さ20cmの台に坐し、そこから両足で立ち上がれないと「ロコモ度2」
となります。
2.の「2ステップテスト」は、「歩行2歩の歩幅÷身長」が、1.3未満=「ロコモ度1」、
1.1未満= 「ロコモ度2」となります。
3.の「ロコモ25」は、25項目の難易度を点数化して、その総合点で、7点以上=「ロコモ度1」
16点以上=「ロコモ度2」となります。

この予防に、
「ロコモ度1」は、定期的運動とバランスの取れた食事を摂ること。
「ロコモ度2」は、身体の弱体が進んだ状態にあるので、専門医の診断を受ける。

尚、日常動作の難易度の「ロコモ25」質問項目は、「ここ」を見て下さい。



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全国公営住宅単身高齢者が4人に1人に [高齢者]

日本の平均寿命が延びる中で、単身高齢者が増加するのは自然の道理ですが、
高齢者の疾病、孤独感、食事などの家事、室内の清掃や整理、連絡や交流などの
終活と居住環境の在り方に、それらの配慮や介護の必要性が益々高まっています。

今回朝日新聞が、6~7月に全国の地区を対象としました公団住宅の高齢者の入居
調査を行いましたが、その単身入居者の割合が分かりました。

その調査で、今年4月1日現在の単身高齢者の割合は、調査対象の65歳以上の
29万人での割合は、単身高齢者は4人に1人で、全入居世帯の24%となっています。

その単身割合が高かった地区は、岡山市(37%)、神戸市(35%)、横浜市(32%)
などで、全入居者の平均年齢65歳近くでは、さいたま市(26%)が最も高かい地区
となっています。

単身高齢者の24%は、今後徐々に増加する事で、昨今の孤独死の危機や自殺など、
他人事ではない思いです。

無縁仏を預かる無縁墓地など、遺骨の急増でそれを粉骨にするところや土に返す
合葬が生じていることも、単独且つ孤独無縁な高齢者の実態が増加している事を
裏付けています。

連帯絆の薄い現代社会で、これらを早い時期からケアする地域の仕組みの整備が
必要な時代となっています。



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