財産管理の成年後見人に一般市民の後見人制度を導入

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大阪府の府社会福祉協議会は、現在社会で問題視されている、認知症や高齢者の財産管理
代行に対して、同協議会が受講希望者を対象にした講座による養成を、この6~7月に掛けて
実施するとしています。

成年後見制度の受講生は、オリエンテーションと、基礎講座を4回、実務講座9回、高齢者
福祉施設での実習を4回、その後面接での適性検査を経て、来年3月に人材バンクに登録し、
同協議会の大阪後見支援センターと、家庭裁判所の選任を経て、市民後見人として活動で
きるプログラムです。

これらの講習は、何れも無料で参加できるもので、申し込みは、同協議会で受け付けています。

この制度の養成には、府の大阪市社会福祉協議会や堺市社会福祉協議会も、これらの講習
を開催するとしています。


全国に先駆けたこの取り組みは、現在の痴呆や身体障害者の、知人や親族の心情的絡みで
生じている事故などの社会的問題の解決に朗報であり、その大きな歩みになることと思います。


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タグ：成年後見人 痴呆症 高齢者 財産管理 社会福祉協議会